Learn from nature. Prepare for disaster.
自然を、知る。
災害に、備える。
HELLY HANSENが考える、防災のこと。

自然を、知る。災害に、備える。
HELLY HANSENが考える、防災のこと。
140年以上前に、厳しい自然と向き合う船乗りの
命を守ることから生まれた
ヘリーハンセンには、自然災害からあなたの命を守る、
数多くのノウハウがあります。
自然災害と常にとなり合わせのこの国で大切なのは、
普段から未来をイメージして、
自分ができる備えを、しっかり整えること。
9.1は防災の日。
今、このページに出会えたことが、
被害を最小限にとどめるための、
ひとりひとりのアクションにつながりますように。

災害時にあなたを守るアイテムたち。
機能性において様々なテクノロジーが注ぎ込まれた
ヘリーハンセンのアイテムは、
スポーツやアウトドアシーンだけでなく、
災害時の備えとしても活躍します。
海や水から守る
災害の現場が海や川の場合、発見・救助まで時間がかかることがあります。
だからこそ、ライフジャケットをはじめとしたアイテムは、
品質、安全性、使いやすさなど、全てにおいて高い信頼性が求められます。
Ocean Frey Jacket
HH11990
¥35,200
水のアウトドアで鍛え上げられたHELLY HANSENのノウハウが詰まった、定番のセーリングジャケット。防水透湿性のあるヘリーテックパフォーマンスの2層構造の生地を使用し、肌側はドライライナーとメッシュで肌離れがよい仕様に。2層の膜面はコーティング+ラミネーションで強度を上げ、ハードな着用シーンにも対応できる高い耐久性を備えています。袖口のダブルカフや裏起毛ハイネックで気密性を高め、保温力をキープ。フラッシュイエローのフードや、SOLAS条約(海上人命安全条約)に準じたリフレクトサイトのワッペンを設けることで、海上での視認性が向上。ゲリラ豪雨などのあらゆる水の災害時に、高い機能性を発揮してくれるはずです。
Helly Life Jacket
HH81641
¥14,300
BUY
国土交通省型式承認品で、小型船舶用救命胴衣(TYPE D)の基準に適合したライフジャケットです。引き裂きに強い400デニールのポリエステルオックス生地にすることで、旧モデルに比べて耐久性が向上。さらにバックルやファスナーの強度も高めています。カラーは海上で見えやすく、デザイン性も備えた配色で展開。肩部分にはリフレクターを配置し、さらに視認性を高めています。ズリ上がり防止のレッグループを配し、サイドベルトでアジャスト可能。内側のポケットにホイッスル付き。大雨の洪水などが増えている近年、必要性が見直されているアイテムです。
Helly Inflatable Life Jacket
HH82206
¥26,400
BUY
国土交通省型式承認品で、小型船舶用救命胴衣(TYPE D)の基準に適合したライフジャケットです。引き裂きに強い400デニールのポリエステルオックス生地にすることで、旧モデルに比べて耐久性が向上。さらにバックルやファスナーの強度も高めています。カラーは海上で見えやすく、デザイン性も備えた配色で展開。肩部分にはリフレクターを配置し、さらに視認性を高めています。ズリ上がり防止のレッグループを配し、サイドベルトでアジャスト可能。内側のポケットにホイッスル付き。大雨の洪水などが増えている近年、必要性が見直されているアイテムです。
アウトドアの機能で守る
屋外や避難所生活など、災害時の服装で求められるのは
「保温性」や「通気性」、「速乾性」や「防臭性」など、アウトドアのウエアに備わった機能です。
いつもの家とは違う厳しい環境で、少しでも快適さをキープしストレスを軽減させることは、
自然災害の現場においてとても大切な要素と言えます。
Scandza Light Jacket
HOE12152
¥19,800
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屋外や避難所での暮らしに、高機能のアウトドアウエアの備えがあれば、快適性は格段に高まり、ストレスは大幅に軽減されます。HELLY HANSENの定番防水ジャケットは、再生利用可能なリサイカブル素材を使用した「GREEN CYCLE」製品。素材は、防水透湿性に優れ、雨の中でも快適さを維持するヘリーテックパフォーマンス2.5層構造。レイヤリングしやすい、ややゆったりとしたシルエット。立体裁断で、着心地のよい設計にしています。縫い目を表に極力出さない美しい仕上げにすることで、スポーティすぎない雰囲気に。タウンユースもしやすく、幅広いシーンで活用できます。
Comfort Rain Coat
HOE12152
¥48,400
被災時の雨は、体力と気力を奪うもの。そんな状況下での高機能なレインウエアは、想像以上に頼れる存在となります。優れた防水透湿性としなやかなストレッチ性、どちらの機能も諦めることなく両立させたCOMFORT RAIN シリーズ。3層構造の生地の裏側を微起毛にして、肌に触れたときの快適性にもこだわったレインコート。背面、脇下、ポケット内といったムレを感じやすい箇所にベンチレーションホールを配することで、衣服内環境の快適さを追求しています。フードは、襟部分に収納できるビルトインタイプで、急な雨でもスムーズに着用動作ができるワンタッチコード仕様。腰ポケット内部にはアクセスファスナーがあり、ボトムのポケットにアクセスできるほか、ファスナーを開けることで衣服内換気にも役立ちます。
L/S Dry Tee
HTE32150
¥9,900
ポリエステル100%素材の機能性を備えながら、ハリコシのあるコットンの風合いを表現したドライエックスのロングスリーブTシャツ。吸汗速乾性があり、コットン素材に比べて軽いのも特徴です。さらに、におい対策として、抗菌防臭のポリジン加工を採用。天然の銀イオンが、繊維に付着して悪臭の元となる細菌の繁殖を抑え、においの発生を軽減。洗濯を繰り返しても抗菌防臭効果が持続します。ゆったりとしたビッグシルエットに仕上げた、単体での着用もしやすいデザイン。コットンTシャツ感覚でドライな着心地を感じられる1着は、着替えができないまま数日を過ごさなければならない被災時に、必要不可欠な装備と言えます。UVプロテクト(UPF50+、紫外線カット率95%以上)機能付き。
いつでも持ち運べる準備をする
災害時に必要な最低限のモノを、
いつでも持ち出せるようにする防災袋や防災アイテムは、
容量、持ち運びやすさ、丈夫さ、手入れのしやすさといったポイントで、
アウトドアのノウハウが詰まったアイテムを選ぶことが、大切です。
Helly Rain Suit
HOE12150
¥19,800
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防水ジャケットとパンツがセットになったレインスーツ。エントリーモデルながら、アウトドアの防水ウエアに求められる機能性を十分備えています。3層構造の生地は、雨天などの過酷な状況下でも高い防水透湿性を誇るヘリーテックプロフェッショナルで、はっ水機能の耐久性も。裏地には、抗菌防臭加工を施しています。レイヤードや運動性を考慮したゆったりめのシルエットを採用。携行に便利なスタッフサック付きだから、いざというときにすぐに持ち出せて、避難所などでも場所をとりません。
Raine Light Jacket
HOE12202
¥16,500
BUY
屋外での緊急避難時や避難所生活において、マルチに活躍する軽量の防水ジャケット。40デニールの防水透湿性を備えた2.5層構造で、軽量感のある生地を採用。以前の同モデルに比べ、さらに透湿性が高まりました。フロントは、止水ファスナーですっきりと仕上げています。ドローコードで絞り込みができるフードなど、山で活躍するディテールも。スタッフサック付きでコンパクトに収納できる、パックの中に常備しておきたい1着。アウトドアアクティビティでつちかった高機能は、災害時においてもあなたの体を守ってくれることでしょう。
Container Duffel 50 Suez
HY92151
¥22,000
急な避難時に、必要な荷物を持ち運べる多機能ダッフルバッグ。船上でも転がりにくい、スクエア型のシルエットは、屋外や避難所でも安定感を発揮。ポリエステルオックス生地は、強度のある600デニールの厚み。環境負荷がかかりにくいTPEコーティングを施し、防水性と耐久性を高めています。シンプルな一気室のメインコンパートメントは、トップの開口部がコの字型で広く、荷物が出し入れしやすい設計。蓋裏には大型メッシュポケットがあり、小物をまとめて入れられます。両サイドに、ファスナーポケットを配置。背負ったときの上部にあたる薄型ポケットには、携帯電話や財布などの小物を、底側の袋状ポケットには、濡れたものや靴を分けて収納できます。ショルダーストラップは付け替えができ、肩掛けタイプとバックパックとして使える2WAY仕様。3サイズ展開のうち、中型の50L容量です。


災害のプロが語る、自然から命を守る心構えについて。
災害など、過酷な自然の最前線で活躍する消防の現場から、
命を守るために備えておきたいことについて、伺いました。
山形県 最上広域消防本部 消防士 黒坂 幹郎 さん
地域の皆さんの命を守る仕事。
私たちの活動エリアは、山形県の最上地方になります。業務内容は火災時の消火活動や救急搬送、水難救助等の救助活動で、あらゆる災害から皆さんの命を守る仕事です。自然災害においては、川での救助はもちろん、冬場だと雪が積もった屋根からの雪崩の救助活動など、雪国ならではの要請に対応しています。


変化する自然に対応するための、
訓練の日々。
世界的な気候変動の影響なのかもしれませんが、ここ数年の川での災害の傾向を振り返ると、従来の経験からは予測できない規模の災害が増えているように感じています。豪雨による増水、鉄砲水など、今まで「数十年に1回の災害」と言われるものが、2年に1度くらいの頻度で起きていますね。過去を教訓にしながらも、新しい変化に対応するべく、日々メンバーと訓練を重ねています。
災害の現場で、ウエアに求めること。
私たちは、ドライスーツを装備品として採用しています。川での救助活動時の動きやすさ、市街地の水害での汚水が混じった水から隊員の感染を防ぐ機能性などが選定基準です。機能に関してはハイスペックであればあるほど良いと思われがちですが、地域の実情や使用シーンにいかに合うかが大切なので、むやみにオーバースペックを求めることはしません。 余談ですが、災害の現場において救助を求める人から隊員がいち早く見つけられる視認性の良いデザインであることも重要なんです。救助を求める人が消防隊の姿を見たときに、「信頼できる」「安心できる」と思ってもらうことが、救助活動をスムースに進める上でのサポートになってくれるからです。 その点でも、機能が備わったデザイン性の高いウエア作りを、ヘリーハンセンには期待しています。





「こうなるとは思わなかった…」を
回避するために。
自然災害に遭遇された方たちは、口をそろえて「こうなるとは思わなかった…」と言われます。近年では、体験したことのない河川の増水が増えているのも事実です。だからこそ災害のプロとしては、過去のデータを参考にしながら、地域ごとのハザードマップを見るなどして、未来の災害のシミュレーションをすることが大切だと思います。
地域に合った、無理のない備えを。
起きうる災害は、地域によって特色があります。だから、災害への備えも全国一律である必要はないと、個人的には思いますね。 例えばここ最上地区では、都会と比べてコミュニティのつながりが強く、食料に関しては日頃から住民同士で分け合っている光景を目にしているので、過度に備蓄しなくてもお互い様の精神で乗り越えられるのではと感じております。 また、キャンプ道具を始めとしたアウトドア用品も、災害の現場では活躍します。ウエアもわざわざ災害用として準備するのではなく、普段着の中に災害でも使えるウエアを組み込んでおくなどすれば、負担も少なくなると思います。 地域ごとに異なる災害を、具体的にイメージすること。負担にならない範囲で、災害に備えること。過度に恐れず、でも楽観的にもなりすぎず、「しっかり怖がる」ことが、自然災害の被害を最小限にとどめる、いちばんの近道になるのではないでしょうか?
