火災対策特集
火災の種類に応じた対策用品をご紹介。ご家庭で起こりやすい天ぷら油火災やコンセントにホコリが溜まって発火するトラッキング火災などの予防に役立つアイテムを品揃え豊富にご用意。

【火災の種類】
種類 | 特徴 | ||
---|---|---|---|
普通火災(A火災) | 木材、紙、布など普通の可燃物の火災。水で消火が可能 | ||
油火災(B火災) | 石油類や動植物油など半固体油脂を含めた引火性物質の火災で、水では消火不能(困難)な火災 | ||
電気火災(C火災) | 変圧器、配電盤、その他電気設備の火災 | ||
金属火炎 | マグネシウム、カルシウム、ナトリウムなどの火災 | ||
ガス火災 | 都市ガス、プロパンガスによる火災 |
【普通火災(A火災)対策グッズ】
普通の可燃物になる紙や建築物、木材などが燃えて起きた火災のことを「A火災」と言います。
A火災は、普通火災・一般火災とも呼ばれており、水での消火が可能です。
A火災は、普通火災・一般火災とも呼ばれており、水での消火が可能です。
破裂事故の心配なし!「蓄圧式消火器」
「破裂事故の心配なし!「蓄圧式消火器」」をもっと見る蓄圧式はあらかじめ窒素ガスを蓄圧しておき、レバー操作によりバルブを開き消火剤を放出する仕組みになっています。
万が一、本体が老朽化などで腐食し穴が空いてしまったとしても、内圧が上昇することはなくそこからガスが抜けてしまうので本体が破裂することはありません。レバーを離せば消火剤がストップします。レバーの固さも加圧式の1/4程度で、小さな力でもレバー操作が可能です。操作性としても加圧式のような放射直後の反動もほとんどなく、とても扱いやすいです。いざというとき高齢者や女性の方でも安心してご使用できます。
火災時に手を火傷等から防護「防火手袋」
「火災時に手を火傷等から防護「防火手袋」」をもっと見る【油火災(B火災)対策グッズ】
B火災は、引火性液体が燃えることで起こる火災のことです。
石油類、動植物油と言った油脂などが原因になっているため、油火災とも呼びます。
水ではなく、霧状の強化液やガス・泡・粉末系の消化液で消火します。
石油類、動植物油と言った油脂などが原因になっているため、油火災とも呼びます。
水ではなく、霧状の強化液やガス・泡・粉末系の消化液で消火します。
天ぷら油火災を未然に防ぐ安全機能搭載のガステーブル
「天ぷら油火災を未然に防ぐ安全機能搭載のガステーブル」をもっと見る
【天ぷら油火災が起きてしまったときの対処法】
●炎が小さく油面上を動き回っている状態の場合
コンロの火を止め、鍋の全面を覆うふたをして空気を遮断することにより消火することができます。 ただし、すぐにふたをとると再び発火するおそれがありますので、油の温度が十分下がるまで待ちましょう。
●炎が大きい場合
消火器で消火する方法が最もよい方法です。 天ぷら油火災への効果や操作性から、強化液などの液体系の消火薬剤を使用した住宅用消火器や、 スプレーのように使用するエアゾール式簡易消火具などで消火を行います。
●消火器以外の消火方法
濡れシーツ、バスタオル等で鍋を覆い、空気を遮断することにより消火することもできます。 この方法は、かぶせるときに炎でやけどをしたり、あやまって鍋をひっくり返したり、鍋を全面的に覆うことができないこともありますので、十分注意して行う必要があります。また、コンロの火を消しても、すぐに濡らしたタオル等を取るとまた天ぷら油が燃え出すことがあります。 濡らしたタオル等をかぶせてからも、油の温度が下がるまでは再び燃え出す危険がありますので、すぐには取らないようにしましょう。
●天ぷら油火災が起こったときにやってはいけないこと
水は絶対かけてはいけません。
焦って水をかけたりすると、炎が爆発的に拡大し、周囲に油が飛散して、大やけどを負ったりするなど大変危険です。 慌てないで炎の状態を確認し適切な対応を取るようにしましょう。
●炎が小さく油面上を動き回っている状態の場合
コンロの火を止め、鍋の全面を覆うふたをして空気を遮断することにより消火することができます。 ただし、すぐにふたをとると再び発火するおそれがありますので、油の温度が十分下がるまで待ちましょう。
●炎が大きい場合
消火器で消火する方法が最もよい方法です。 天ぷら油火災への効果や操作性から、強化液などの液体系の消火薬剤を使用した住宅用消火器や、 スプレーのように使用するエアゾール式簡易消火具などで消火を行います。
●消火器以外の消火方法
濡れシーツ、バスタオル等で鍋を覆い、空気を遮断することにより消火することもできます。 この方法は、かぶせるときに炎でやけどをしたり、あやまって鍋をひっくり返したり、鍋を全面的に覆うことができないこともありますので、十分注意して行う必要があります。また、コンロの火を消しても、すぐに濡らしたタオル等を取るとまた天ぷら油が燃え出すことがあります。 濡らしたタオル等をかぶせてからも、油の温度が下がるまでは再び燃え出す危険がありますので、すぐには取らないようにしましょう。
●天ぷら油火災が起こったときにやってはいけないこと
水は絶対かけてはいけません。
焦って水をかけたりすると、炎が爆発的に拡大し、周囲に油が飛散して、大やけどを負ったりするなど大変危険です。 慌てないで炎の状態を確認し適切な対応を取るようにしましょう。
天ぷら油火災に優れた消火力を発揮!キッチンに一つ常備しておくと安心「強化液消火器」
「天ぷら油火災に優れた消火力を発揮!キッチンに一つ常備しておくと安心「強化液消火器」」をもっと見る箱のまま火元へ入れるだけで消火!
【電気火災(C火災)対策グッズ】
“C火災”は、電気設備による火災のことです。そのため、“電気火災”とも呼ばれています。
電気設備に何かしら問題が起き、電流が発火原因になってしまった火災です。
電気設備に何かしら問題が起き、電流が発火原因になってしまった火災です。
【トラッキング火災とは?】
プラグを長期間コンセントに差し込んだままにしておくと、コンセントとプラグのすき間にホコリが溜まってしまいます。それが湿気を帯びた場合に漏電し、発火することを「トラッキング現象」といい、これが原因で発生する火災を「トラッキング火災」といいます。
トラッキング現象による火災を防ぐポイント
●定期的に電源プラグを抜き、乾いた布でホコリを取り除く
●機器の使用後はスイッチを切って、コンセントからプラグを抜いておく
●トラッキング防止機能が付いている電源プラグやタップに変更する
プラグを長期間コンセントに差し込んだままにしておくと、コンセントとプラグのすき間にホコリが溜まってしまいます。それが湿気を帯びた場合に漏電し、発火することを「トラッキング現象」といい、これが原因で発生する火災を「トラッキング火災」といいます。
トラッキング現象による火災を防ぐポイント
●定期的に電源プラグを抜き、乾いた布でホコリを取り除く
●機器の使用後はスイッチを切って、コンセントからプラグを抜いておく
●トラッキング防止機能が付いている電源プラグやタップに変更する