水害対策特集

避難時に注意すること
【避難場所・避難経路の確認】
・安全な避難を行うために、洪水ハザードマップなどを活用してどの避難場所へどの道を使って避難するかを確認しましょう。
国土交通省 ハザードマップポータルサイトはこちら>>
・建物の倒壊がなく、周囲が浸水した場合には、避難所に避難するよりも自宅の2階以上や付近のビルなどに避難した方が安全なときもあります。周辺の状況を確認して避難しましょう。
【避難時の持出品・服装】
・貴重品、衣類、非常食、懐中電灯、ラジオなど必要最低限のものを準備しておきましょう。
・動きやすい服装で、2人以上での行動を心がけましょう。両手が使えるように傘ではなくレインウェア、懐中電灯もヘッドライトを準備しておくのがおすすめです。頭を保護するためにヘルメットの準備もしておきましょう。長靴は中に水が溜まって重くなり動きにくくなるので、運動靴での避難が最適です。
おすすめアイテムをご紹介
電池がなくても手回しで動く「手回しラジオ」
「電池がなくても手回しで動く「手回しラジオ」」をもっと見る膨張式緊急浮力体 「レスチューブ」
「膨張式緊急浮力体 「レスチューブ」」をもっと見る腰ベルトで簡単に着用でき、危険を感じたとき、トリガーコードを引くことで、瞬時に、鮮やかなイエローのブイ(浮力体)が現れます。
スペアーCO2カートリッジを交換することで、何度でも使用が可能です。
浸水被害を防ぐ
【土のう】
浸水が起きたとき、真っ先に被害に遭いやすいのは、地下や半地下の駐車場や玄関です。 袋の中に土砂を詰めた「土のう」を並べて、浸水しそうな箇所をガードすると有効です。急な雨が降り出してから用意するのでは不十分なので事前に必要な分を確保しておくきましょう。
【水のう】
土のうが手に入らない、土が近くになくて土のうが作れないなどの場合は、ゴミ袋を2枚重ねにして水を入れて「水のう」を作りましょう。これを複数のダンボールの箱に入れて並べ、防水シートで包むと手作りの止水板にもなります。
土を入れずに水で膨らむ「吸水土のう」
「土を入れずに水で膨らむ「吸水土のう」」をもっと見る吸水ポリマーが水で膨らみ、土砂を入れずに短時間で簡単に土のうが用意できます。
ブルーシートとの併用で止水効果がアップします。
水のう型簡易膨張ダムシステム タイガーダム
「水のう型簡易膨張ダムシステム タイガーダム」をもっと見る従来の土のうや砂袋にかわる、水のう型浸水防止システム「タイガーダム」が、水害時の浸水対策時間を大幅に短縮。水を注入されたチューブが水のうとなり、接続されることで大きなダムを形成。長さは15メートルから数キロメートルまで、高さは50cmから設置箇所に合わせて、多様な形・サイズが設定出来ます。仕様もいたってシンプル。簡単に接続し、組み立てる事が出来ます。特別な技術作業がないので、最低2~3名で女性でも設置可能です。
※注水時には専用のアタッチメントが必要です。
浸水被害にあってしまった場合の後片付け
浸水後は泥などの清掃だけではなく、感染症を予防する為に消毒が必要です。消毒薬使用の際は肌の露出は避け、眼鏡・ゴム手袋・マスクなどを着用し、皮膚などにかからないようにしましょう。
食器や調理器具などは、汚れをきれいに洗い流した後、台所用の漂白剤に浸けたり、熱湯で消毒しましょう。