【2025年】ドライブレコーダーの選び方 安心安全な運転に欠かせないおすすめ9選をご紹介


最終更新:2025/01/16
ドライブレコーダーは、車両のフロントガラス等に設置し、映像や音声を自動的に記録する車載装置です。万一の事故の記録はもちろん、旅行の思い出としてドライブ映像を楽しむことができます。
ドライブレコーダーの種類によって画質や機能もそれぞれ異なります。ドライブレコーダーの特徴を比較して、目的にあったおすすめモデルをご紹介します。
ドライブレコーダーってどんなもの?
もしもの時の事故をしっかり記録
車両同士の交通事故では当事者の意見が食い違うということが少なくありません。監視カメラのある交差点や目撃者がいる場合は良いのですが、必ずしも目撃者がいるとは限りません。そのような場合、ドライブレコーダーはあなたの証言者になってくれるのです。
また、ドライブレコーダー搭載をアピールすることで、あおり運転など悪質な妨害行為を未然に防ぎやすくなります。
安全運転に対する意識向上
ドライブレコーダーを設置することにより、安全運転に対する意識向上にも繋がります。また、記録された映像を見ることにより、自分自身の運転を振り返って客観的に確認することができます。これにより、自分の好ましくない運転特性が把握でき、改善することができます。
旅の記録にも
ドライブレコーダーの活用方法は事故の時だけではありません。常時録画のタイプなら車窓に映る風景を旅の記録として保存することができます。保存した映像はご自宅のパソコン等で見ることができます。

ドライブレコーダーの選び方
ドライブレコーダーは機種によって、録画できる範囲が異なります。例えば前方のみのシンプルな1カメラタイプは手ごろですが、後方や側面などは録画できません。カメラの数や配置によって後方や側面、車内の映像なども撮影できるようになるため、予算とどこを録画したいかで自分の車に合ったモデルを選びましょう。
また、カメラの視野角にも注目しましょう。事故は真正面で起きるとは限りません。視野角が広ければそれだけ状況が分かりやすくなり安心です。
目安として、「水平画角」が100度以上、垂直画角が55度以上のモデルを選ぶと良いでしょう。


前方1カメラ
前方のみのベーシックなタイプで、取り付けも簡単です。撮影範囲が限られるため、前方だけでもしっかり撮影できる広視野角モデルを選びましょう。

前方&車内カメラ
フロントカメラに前後2レンズ搭載しており、前方と車内の様子の両方を録画できるタイプです。視野角によっては車体側面も撮影できます。

前後2カメラ
フロントカメラに加え、リアカメラで後方の様子も撮影します。あおり運転対策にもおすすめ。車内カメラを加えた3カメラタイプも人気です。

360度カメラ
全周囲360度をひとつの映像として記録できるタイプです。継ぎ目がなく死角の小さい映像で、横からの割り込みや接触などの対策に有効です。
万一の際に証拠となるドライブレコーダーは、相手のナンバーが読み取れる鮮明さが重要です。
ドライブレコーダーで主流となっているのは200万画素・フルHD(1920×1080)画質のモデルで、およそ5.7メートル先まで読み取れる解像度です。また、さらに上の400万画素・WQHD(2560×1440)画質のモデルも人気です。こちらは約8メートル先まで記録できます。解像度が高いほど遠くまで鮮明に撮れますが、高画質になるほど容量も多く必要になります。
2カメラ以上のモデルはカメラごとに性能が異なる場合があります。ドライブレコーダーを選ぶ場合は、カメラそれぞれが「200万画素・フルHD」以上のモデルをおすすめします。
・フルHD(1920×1080)モデル >
・WQHD(2560×1440)モデル >

記録できる明るさの幅が広いWDRもしくはHDRに対応しているかも確認しましょう。
明暗差を再現できる幅が広くなることで、逆光時の映像の白飛びや暗所での黒潰れを抑え、トンネルの出入り口などの明るさの変化に対応することができます。録画はできていても、映っているものが不鮮明といったトラブルを防げます。
・WDR(ワイドダイナミックレンジ)
搭載しているカメラ自体が明暗差に強いタイプです。HDRほどの白飛びや黒潰れ抑制効果はありませんが、処理が軽いため動画が乱れにくく、データ容量を抑えることができます。
・HDR(ハイダイナミックレンジ)
標準・明るめ・暗めの画像を合成する映像処理を行うタイプです。WDRよりさらに白飛びや黒潰れに強いのが特長ですが、その分録画データの容量は大きくなります。


一体型
現行のドライブレコーダーは、カメラ部分と本体を1つにまとめた一体型が主流です。分離型よりはサイズが大きくなるものの、最近は一体型でもコンパクト化が進み、それほど設置場所に悩むことはありません。また、ケーブルの引き回しが少なく、手軽に設置できる点もポイントです。

セパレート型
カメラ部分と本体部分を分けたタイプです。カメラ部分を小さくできるので、運転中視界に入ってもあまり気になりません。カメラをどこにでも設置可能で、リア側に付けて後方を撮影することもできます。ただし、配線が複雑なため、専門知識を持った業者などに設置してもらうのがよいでしょう。

ミラー型
カメラをルームミラーの裏側に隠すことで、前方の視界を遮ることなくドライブ状況を録画できます。設置後に目立ってしまう確認用のモニターも鏡面部分に映し出すタイプのものが多く、面倒な配線などを行わずにルームミラーに組み付けるだけで使えるのが特長です。

駐車監視機能
駐車中の防犯対策として人気の機能で、人目の少ない駐車場での当て逃げやイタズラなどを記録します。機種によって、駐車中も常に録画を行う「常時録画」、体に衝撃を検知した際に録画を開始する「衝撃検知」、人や車の動きを検知して録画を開始する「動体検知」の3パターンがあります。

Gセンサー(イベント録画)
ドライブレコーダーの多くはエンジンをかけると常に録画をし続け、メモリーカードがいっぱいになると上書き保存していきます。Gセンサー搭載モデルは急減速や衝突などを検知すると、直近の映像を上書きされない別フォルダに記録します。事故対応などで手一杯になり、その間に上書きされてしまうといった問題を避けることができます。

GPS
映像とセットで位置情報やスピードを記録します。また、日時も常に正確な状態を維持できます。トラブルが起きた場所を正確に特定するのはもちろん、旅の風景を記録するときにもあると嬉しい機能です。

LED信号対応
LED信号は目に見えない速さで点滅しており、ドライブレコーダーの中には、LED信号機の光が点滅したり真っ暗になってしまう機種があります。事故が起きた際の証拠映像として「信号機の色がわからない」ということがないよう、「LED信号対応」かどうかを、忘れずに確認しましょう。

安全運転支援
ドライブレコーダーによっては、カメラに映る映像をもとに、車線のはみ出しや先行車両の発信、車間距離の詰めすぎなどを検知し、知らせてくれる安全運転支援機能を備えたモデルもあります。常に安全運転を意識しながら快適に走行することができます。

夜間記録モード(ナイトビジョン)
夜間専用の撮影モードで、街灯の少ない道路も遠くまで明るく撮影したり、真っ暗な車内の様子や、スモークガラス越しの後方を撮影したりすることができます。機種によってフロントカメラのみや車内カメラのみ対応という場合もありますので、必要に合わせて選びましょう。
よくあるご質問
- 記録に使うmicroSDカードはどれでもいい?
- ドライブレコーダーでの使用に適した高耐久microSDカードを使用しましょう。
ドライブレコーダーはループ録画のために書き換え回数が多く、また、夏や冬の車内の温度や事故時の衝撃に耐える必要があります。高耐久microSDカードはハードな環境での使用をふまえた試験を経ているため、高い信頼性で安心して使用できます。 - microSDカードはずっと使用できる?
- microSDカードは書き換えを繰り返すうちに断片化ファイルが溜まっていき、エラーの原因になることがあります。そのため、2週間に1度を目安にデータのバックアップを取ってフォーマットすることをおすすめします。
- 毎日乗らないけど駐車監視機能を使用しても大丈夫?
- 駐車監視機能は車両の常時電源を使用して作動するため、車両バッテリーへの負荷がかかります。1日の走行が1時間以下・車両バッテリーを1年以上使用している場合には車両バッテリー上がりの原因となりますので、駐車監視機能は使用を控えるか、一度車両バッテリーの点検をした上で使用してください。
ヨドバシ・ドット・コム おすすめモデルのご紹介
様々なニーズに応えるおすすめモデルをラインアップ
【逆光の白飛び・暗所の黒潰れが少ない】WDR・HDR対応高画質モデル
日本電機サービス 前後2カメラドライブレコーダー [EX-712HD]
前後とも高画質200万画素カメラを採用。 1920x1080のフルハイビジョン画質での撮影が可能なため、ナンバープレートなどの情報も高画質で記録できます。
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コムテック 4G通信機能搭載 2カメラドライブレコーダー [ZDR058]
4G LTE通信で直接クラウドにつながる!衝撃やスイッチを押すなどのイベント録画データをクラウドへ保存。映像の共有で家族や愛車を見守ります。
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【リアカメラの映像を常に確認できる】デジタルミラー型モデル
パパゴ デジタルインナーミラー型 2カメラドライブレコーダー [GSDME01-64GB]
11.26の大型液晶モニターで見やすく、タッチスクリーンで簡単操作。液晶モニターを通して後方を見るため、視線の焦点距離が変わりません。
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池商 デジタルミラー型 ドライブレコーダー [RA-DM118G]
ミラー・フロントカメラ・リアカメラをタッチ一つで切り替え可能。スーパーキャパシタ内蔵で車からの給電が途切れても保存できます。
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【車内や側面も録画できる】3カメラモデル
カーメイト ダクション 360 D ドライブレコーダー [DC 4000R]
前後カメラで車両の前・後方をクリアに記録 + 360°カメラで側面・車内までしっかりカバー。接続・記録エラーを防ぐ機能も搭載。
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パパゴ GoSafe 490G2K 3カメラ ドライブレコーダー [GS490G2-64GB]
3カメラで全方位490°録画し、肝心な瞬間を逃さず記録。カメラごとに映像を記録するため、車内カメラなどトラブル解決に不要な映像だけ削除するといったこともできます。
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【危険に繋がるあれこれを知らせてくれる】サポート機能充実モデル
【風雨や振動に強い】バイク用ドライブレコーダー
ヴァントゥルー バイク専用ドライブレコーダー [OCV-F1]
夜間や暗い場所も明るく撮れるソニー製センサー搭載。悪天候でも安心の防塵・防水に加え、スマホ連携など便利な機能を搭載しています。
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【シンプル機能で取り付けカンタン】1カメラタイプ
ユピテル 一体型ドライブレコーダー [SN-ST2200c]
広角記録で撮り逃しを防ぎ200万画素CMOSで高画質記録録画!最大記録画角 対角160度、FULL HD高画質記録で、映像が鮮明で安心です。
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