天体観測特集
みずがめ座η(エータ)流星群は、毎年5月上旬の頃に活動する流星群です。
ハレー彗星を母天体とする流星群としても知られ、南半球では多くの流星を見ることのできる流星群です。日本では放射点が低いうちに夜明けを迎えてしまうため、南半球ほど多くの流星を見ることはできませんが、毎年見られる主要な流星群の一つです。今年は月明かりの影響を受けず、条件よく観察できそうです。
今年のみずがめ座η流星群の極大は、5月6日の昼12時頃と予想されています。日本では昼間の時間帯で観察できませんが、この流星群の活発な期間は比較的長く続くため、6日と7日の夜明け前が見ごろとなりそうです。
ただし日本では観察に適した時間帯は大変短く、夜明け前の1時間半程度となります。最も多く見えるのは6日と7日それぞれ3時頃で、実際に見える流星の数は、空の暗い場所で1時間あたり5個から10個程度と予想されます。この半分くらいの流星が流れる期間は長く、5月3日から9日頃まで続きます。極大日に限らずに、よく晴れた日を狙って観察するのもよいでしょう。
ペルセウス座流星群は、毎年ほぼ安定して多くの流星が出現するため、三大流星群のひとつとして知られています。
2025年のペルセウス座流星群の活動は、8月13日5時頃に極大となることが予想されています。この時間帯は、日本のほとんどの地域で薄明が始まっているか、または日の出後であり、星がほとんど見えない時間帯です。したがって、その直前となる12日深夜から13日未明にかけて多くの流星が見られそうです。ただ、空には明るい月が輝いており、見える流星の数は例年より少なめとなりそうです。月明かりに負けない、明るい流星に期待しましょう。
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