天体観測特集

これから起こる天文現象の見どころや楽しみ方、天体観測・星空観察におすすめの天体望遠鏡、双眼鏡、デジタルカメラやアクセサリをご紹介します。
天体望遠鏡の選び方
これからのおすすめ天文現象をチェック!
2026年1月4日 しぶんぎ座流星群

8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群とともに三大流星群と呼ばれるしぶんぎ座流星群。
2026年のしぶんぎ座流星群の極大は、1月4日6時頃と予想されています。日本ではすでに薄明が始まっている時間帯のため、その直前の5時頃が見頃となるでしょう。流星群の流星が見え始めるのは、放射点が昇ってきた後の1月4日1時頃ですが、3日に満月となったばかりの明るい月が空にあり、月明かりが邪魔になってしまいます。最も多く見えるのは5時頃で、実際に見える流星の数は、空の暗い場所で1時間あたり15個から20個ほどと予想されます。その後は夜明けとともに、流星も見えなくなります。

2026年1月6日 レグルス食

1月6日の深夜(7日の午前1時ごろ)、しし座の1等星レグルスが月に隠される「レグルス食」が起こります。この様子は、九州の一部および沖縄を除く地域で見ることができます。
満月を3日ほど過ぎた月はまだ明るく、またレグルスは月の明るい方の縁から隠されるため、「潜入」の瞬間を観察するのは肉眼では難しいかもしれません。一方、月の暗い部分からレグルスが姿を現す「出現」の現象は、潜入に比べて観察しやすいので挑戦してみてはいかがでしょうか。潜入や出現の瞬間は観察しづらくても、レグルスが月に隠されている間は、まるでしし座の胸元が月に代わってしまったような不思議な光景を楽しめるかもしれません。

■おすすめ双眼鏡&天体望遠鏡

星空観察おすすめ双眼鏡

夜間でも視力を落とさずくっきり見える!拡大されないので星空の観察に最適


■おすすめ観察・撮影アイテムをご紹介

星空の撮影にはポータブル赤道儀「ポラリエU」がおすすめ

ポータブル赤道儀は気軽に持ち歩けるコンパクトな自動追尾装置。ポラリエUは天体の日周運動に合わせてカメラを動かし、長時間の露出でも星を点像としてとらえる従来の自動追尾撮影はもちろん、スマートフォンによる回転速度のカスタマイズ機能、カメラのシャッターを制御するレリーズ機能を追加。ポラリエUの動作とレリーズを連動することにより、インターバル撮影、タイムラプス撮影などによる複雑な撮影制御をスマートフォンで手軽に設定できます。

天体望遠鏡のトップメーカー、ビクセンのおすすめ観察アイテムをご紹介

天体観測用ライト


【天体観測用ライト SG-L02】

天体観測に配慮し、初期点灯は暗闇に慣れた目を刺激しない低光量の赤色LEDからスタート。また電球色LEDも内蔵、通常のヘッドライトとして使用できます。夜露がついても安心の防滴設計です。

星座早見盤


【星座早見盤 宙の地図】

突然の雨や湿気、夜露にも耐える耐水強度の高いストーンペーパーを採用。濡れたり折れ曲がったりと悪条件下で使用されることの多いアウトドア用途に最適な星座早見盤です。

LEDコンパス


【LEDコンパス】

暗闇でもまぶしくない赤色LEDを採用し、明かりのない場所でも方位を確認できます。透明カプセルを採用し裏面に指標を付けたことで、裏側から方位を確認することも可能です。