天体観測特集

これから起こる天文現象の見どころや楽しみ方、天体観測・星空観察におすすめの天体望遠鏡、双眼鏡、デジタルカメラやアクセサリをご紹介します。
ペルセウス座流星群特集
天体望遠鏡の選び方
これからのおすすめ天文現象をチェック!
8月11日~8月13日 ペルセウス座流星群

ペルセウス座流星群は、毎年ほぼ安定して多くの流星が出現するため、三大流星群のひとつとして知られています。
2025年のペルセウス座流星群の活動は、8月13日5時頃に極大となることが予想されています。この時間帯は、日本のほとんどの地域で薄明が始まっているか、または日の出後であり、星がほとんど見えない時間帯です。したがって、その直前となる12日深夜から13日未明にかけて多くの流星が見られそうです。ただ、空には明るい月が輝いており、見える流星の数は例年より少なめとなりそうです。月明かりに負けない、明るい流星に期待しましょう。

8月29日 伝統的七夕

旧暦での7月7日にあたる日は「伝統的七夕」と呼ばれ、今年は8月29日がその日にあたります。
現在の暦の7月7日は、多くの場合、梅雨のさなかにあたってしまいますが、伝統的七夕の頃は夏空が広がることが多く、星を楽しむのに良い季節です。
20時頃には織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)が空高く輝いています。はくちょう座のデネブとあわせて、夏の大三角が観測できるでしょう。
夜が更けて月が沈む頃、夜空の暗い場所ならば、織姫星と彦星の間を通って南の空へと淡く続く天の川も見えるかもしれません。

■おすすめ双眼鏡&天体望遠鏡

夜間でも視力を落とさずくっきり見える!拡大されないので流星の観察に最適


■おすすめ観察・撮影アイテムをご紹介

星空の撮影にはポータブル赤道儀「ポラリエU」がおすすめ

ポータブル赤道儀は気軽に持ち歩けるコンパクトな自動追尾装置。ポラリエUは天体の日周運動に合わせてカメラを動かし、長時間の露出でも星を点像としてとらえる従来の自動追尾撮影はもちろん、スマートフォンによる回転速度のカスタマイズ機能、カメラのシャッターを制御するレリーズ機能を追加。ポラリエUの動作とレリーズを連動することにより、インターバル撮影、タイムラプス撮影などによる複雑な撮影制御をスマートフォンで手軽に設定できます。

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天体観測用ライト


【天体観測用ライト SG-L02】

天体観測に配慮し、初期点灯は暗闇に慣れた目を刺激しない低光量の赤色LEDからスタート。また電球色LEDも内蔵、通常のヘッドライトとして使用できます。夜露がついても安心の防滴設計です。

星座早見盤


【星座早見盤 宙の地図】

突然の雨や湿気、夜露にも耐える耐水強度の高いストーンペーパーを採用。濡れたり折れ曲がったりと悪条件下で使用されることの多いアウトドア用途に最適な星座早見盤です。

宙シート


【宙シート】

寝転がりながら空を見上げられる防水性・断熱性に富んだ厚さ2mmのネオプレーン製クッションシートです。全面に天の川と満月を反射素材でプリントしており、暗い中でも存在感があります。