天体観測特集
水星は、太陽系の最も内側を公転している惑星です。このため、水星は見かけの位置が太陽から大きく離れることがなく、見つけやすくなる時期は太陽からの見かけの位置が離れる「最大離角」前後に限られています。
6月16日に水星は東方最大離角となり、この日の前後には日の入り直後の西の低空で水星が見つけやすくなります。東京では5月31日から6月23日までの間、日の入り30分後の水星の高度が10度を超えます。他の地域でも大きな違いはなく、水星を観察できるチャンスとなります。
今回の場合、水星よりも高い位置には木星と金星がとても明るく輝いています。特に20日から24日頃には木星と水星が近くなるため、明るい惑星を目印に水星を探してみましょう。
水星は空の低い位置に見えるため、西の空が開けている場所で観察する必要があります。また、低空に雲のない良く晴れた日が観察には最適です。夕焼けが残る空で水星が探しづらいときには、双眼鏡を使うと探しやすくなります。双眼鏡を使う際は太陽を見ないよう、太陽が沈んでから観察を始めるようにしてください。
ペルセウス座流星群は、毎年ほぼ安定して多くの流星が出現するため、三大流星群のひとつとして知られています。
2026年のペルセウス座流星群の活動は、8月13日11時頃に極大となることが予想されています。この時間帯は、日本では昼間にあたり、この時間帯に観察することはできませんが、その直前となる13日未明を中心に多くの流星が見られそうです。また極大の8月13日が新月で、月明かりの影響を全く受けることがないという好条件ですので、ぜひ観察してみましょう。
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