新次元のハイスピードミラーレス「ソニー α9」
●メモリー内蔵35mmフルサイズ積層型CMOSセンサー
●最高20コマ/秒 ブラックアウトフリー連続撮影
●693点 全面位相差検出AF
●無音・無振動のアンチディストーションシャッター
●最高5.0段 ボディ内5軸手ブレ補正
●約2.2倍の高容量バッテリー(NP-FZ100)
●SDカード(UHS-II対応)とSD/MSカードのデュアルスロット
「光を捉え続ける」革新的なシステムを搭載
35mmフルサイズとしては世界初のメモリー内蔵積層型CMOSイメージセンサーを搭載。進化した画像処理エンジンBIONZ Xとの組み合わせにより、最高20コマ/秒のブラックアウトフリー連続撮影、最大60回/秒の演算によるAF/AE追従や、最高1/32000秒の歪みを極限まで抑えるアンチディストーションシャッターなどの高速性能を備えます。
さらに大容量のバッファメモリーにより、20コマ/秒連写で圧縮RAW 241枚/JPEG 362枚の連続撮影が可能で、スポーツ撮影などにおいて、被写体の一連の動きを確実に捉えることができます。


●ブラックアウトフリー撮影
光学式ファインダー機ではシャッターレリーズ時にファインダー像がブラックアウトするのに対し、α9はブラックアウトすることがないため、連続撮影中もまるで肉眼で被写体を捉えているかのような感覚で被写体を捉えながら撮影できます。また、撮影中のEVF/液晶モニターへのライブビュー反映を60fpsの頻度で行うため、これまでEVF の弱点であった実際の被写体の動きとの表示レイテンシーを極限まで抑え、狙った一瞬を逃しません。
●無音、無振動のアンチディストーションシャッター
電子シャッターでは、ミラーやメカシャッターの駆動音が発生しないため、サイレント撮影ができます。これまではシャッター音を伴う撮影が憚られた、スポーツの決定的なシーンなど、撮影領域の幅が広がります。同時に、シャッター振動も発生しないので、解像感への影響を最小限にとどめ、高画質に撮影できます。
α9では、新開発の手ブレ補正ユニットと高精度ジャイロセンサーにより、5.0段の補正効果を実現しています。ボディ内蔵のため、手ブレ補正非搭載のEマウントレンズはもちろん、Aマウントレンズなどマウントアダプターを介して装着可能なレンズでも、静止画・動画を問わず手ブレを気にせず撮影できます。

693点もの測距点を配した像面位相差AFセンサーを採用。画面のほぼ全域をカバーするAFエリアと最大60回/秒のAR/AE演算による高い追従性で被写体を捉え続けます。追従感度は5段階から選択可能。さらに瞳AFの進化、縦横フォーカスエリア切換設定により、ポートレート撮影に置いても極めて高い撮影性能を発揮します。

高い信頼性を支える基本性能

●高容量バッテリー
従来のミラーレスαシリーズに使用されていた「NP-FW50」の約2.2倍の容量を持つ高容量バッテリー「NP-FZ100」に対応。別売の縦位置グリップ「VG-C3EM」を装着すれば、バッテリーを2個装着できるため約2倍の枚数を連続撮影できます。さらに、最大4個を収納可能な別売のマルチバッテリーアダプターキット「NPA-MQZ1K」の使用で、長時間の動画撮影にも対応します。

●デュアルスロット
SDカードスロット(UHS-II対応)と SD/MSカードスロットの2つのメディアスロットを搭載。2枚のメディア間での同時記録やRAW/JPEG・静止画/動画の振り分け記録、メディア間コピーなどが可能です。下段のSDカードスロットはUHS-IIに対応し、高速記録が可能です。

●Quad-VGA OLED Tru-Finder
約369万画素のQuad-VGA OLED Tru-Finderを新搭載。「α7R II」に比べ、最大輝度が約2倍に進化。屋外の晴天時などでも、肉眼とファインダー像の輝度差を抑えることができ、違和感のない撮影が可能です。120fpsの高フレームレートで表示可能なモードを搭載し、ファインダー上で動体を狙う際、より残像の少ない、なめらかな表示を実現しています。

●FTP転送
メニュー画面から転送したい静止画ファイルを選択し、指定したFTPサーバーに転送することで、転送先のサーバーから静止画画像の閲覧が可能になります。カメラ本体に有線LAN 端子を内蔵しているため、安定した通信環境で重いデータもスピーディーに転送することが可能です。

●マグネシウム合金ボディ
より堅牢なボディを実現するために、トップカバー、フロントカバー、内部フレーム、リヤカバー全てに軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を使用。またグリップをフロントカバーと一体化させ、マグネシウム合金を使用することで高い剛性を実現しています。