第18回仙台七北田公園撮影会 入賞作品

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[LINES] 佐藤 啓司
選評
「ライン」という題名、とかくうるさくなりがちなバックの白いラインと洋服のラインを掛けたのでしょうか、良い題名です。題名だけでは無く、見下げられるカメラポジションで、少し大人のモデルさんの雰囲気を上手く捉えています。
特選
選評
気持ち良いくらいシンプルな作品です。このモデルさんの顔立ち、コスチューム、ヘアーが横顔で写すと画になると見抜いた「目」はたいしたものです。目だけでなく、背景の選び方、プリント技術などの「腕」も上手いものです。
選評
周辺光量を落とす事と、少し斜めな画面構成が作品を成立させました。モデルさんの表情で、こういう撮り方をしたのか、現場でモデルさんに表情をお願いしてこういう撮り方をしたのかはわかりませんが、なかなかテクニシャンです。
選評
一見、何とは無い作品ですが、計算された作品です。曇りの日のという事が画面からわかり、モデルさんの少しブルーな気持ちも伝わってきます。曇りの日は、その雰囲気で写真をまとめる。天気を、上手く使った作品です。
学生賞
選評
ヨドバシカメラ撮影会で、記念すべき初めての学生賞です。応募された作品のなかで、この作品が一番作品らしいくまとまっていました。フレーミング的には、右側の空きを少なくして、もう少しアップでも良いと思います。プリントの色は、もう少し工夫が必要な事を、付け加えておきます。
公益社団法人 日本広告写真家協会 常務理事
公益社団法人 日本写真家協会 会員
[総評]
2017年、仙台の夏は記録的な雨続き。撮影会も霧雨のような状態で、長雨で足場もぬかるんでいるという悪い条件でしたが、参加者の皆さん、雨の覚悟はできていたようで、装備も万全、楽しく撮影できました。
とはいえ、作品には天気が反映されたものが多く、若干おとなしめな作品が多かったように感じました。
天気が良くない時に撮影した作品のフィニッシュは難しく、プリントでもチョットした明るさの違いで、作品のできが大きく変わってしまいます。
上位入賞の作品は、その点もしっかり処理されている作品が残りました。
