第20回北海道開拓の村撮影会 入賞作品

2017年8月6日(日)に行われた北海道開拓の村撮影会の優秀作品をご紹介いたします。(五十音順 敬称略)

最優秀社長賞

パステルな人

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[パステルな人] 花田 泰明

選評
人気のあるモデルさんで、応募作品も多く、それだけに激戦になりました。撮影会での引きの写真は難しいですが、顔ばかりでけでなく、足先までポーズが決まっていています。シンメトリーな線路も効果的で、背景もきれいにボケていて、完成された写真です。

特選

[ひらりふんわり] 小岩井 保

選評
撮影場所を意識させない、ポートレートです。ハイキーのなかの、ナチュラルな表情がなかな良いと思います。少し残念なのは、肌に色かぶりがある事です。ここまで、プリントができるのなら、色かぶりの修正にもチャレンジしてください。

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[みつめる] 田渕 芳樹

選評
ローキー調のなかで、夕方の一瞬の光を上手く使いました。刻々と変わっていく陽が、顔のどの部分に当たった時が魅力的かを判断するのは、難しいものですが、適切な判断をしていると思います。フレーミング的にはポートレートらしいモデルの大きさの写真です。

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[Take me(連れてって)] 牧野 智樹

選評
撮影場所の特色を生かした、ポートレートというより、人物写真です。影を利用し、若干コントラストを強めにして、空間を上手に処理しています。デジタルでのモノクロは難しいものですが、きれいなプリントです。ポートレートという括りに捕らわれずに、写真としても良い写真です。

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入選

smile
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[smile]
有友 一宏
視線
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[視線]
今野 友子
熱視線
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[熱視線]
神能 俊行
ポートレート
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[ポートレート]
曽根 敏雄
SUMMER MEMORY
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[SUMMER MEMORY]
村崎 淳一

佳作

distance
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[distance]
菅原 正史
視線
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[清爽]
対馬 靖夫
初夏
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[初夏]
西田 顕二
夏の思い出
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[夏の思い出]
萩中 茂
追憶
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[追憶]
三戸部 悦郎
審査員紹介(敬称略)
■伏見 行介(ふしみ ゆきすけ)

公益社団法人 日本広告写真家協会 常務理事
公益社団法人 日本写真家協会 会員

[総評]
初めての撮影会会場「開拓の村」は、会場としては最高のロケーションでした。当日の天気も良く、良い作品が写せる条件が揃っていました。期待にたがわず、良い作品が沢山応募されてきました。撮影場所が良いだけに、場所の特色を写し込んだ作品も多く応募されてきました。
そうなると、引き気味の写真になるのですが、廻りとモデルさんのバランスが難しくなり、作品として破綻してしまう写真もありました。その中で、社長賞の花田さんの作品は、かなり引いた作品ですが完成度が高く、全部の作品のなかで、半歩前に出ていました。
2018年の札幌も、同じ場所だと思います。こんな良い場所で撮影会ができる北海道の皆さんは、羨ましい限りです。