長居公園モデル撮影会 入賞作品

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[魅惑の横顔] 丸川 宏明
選評
何かを見ている横顔の眼差しが気になる作品です。かなりアップですが、アップの時のフレーミング、トリミングはなかなか難しいですが、それも適切です。ピントがあっている事、ブレていない事、プリントがきれいな事という、写真にとって重要な要素もキチッとしています。
特選
選評
題名のとおり、なかなか艶やかな写真です。大人のモデルさんの、大人の女の表情を見事に捉えました。顔の横の明るい部分が効果的ですが、その面積が大きくちょっと邪魔です。画面の下と右をトリミングして、明るい部分の大きさを面積的に1/3位にしても良かったと思います。
選評
構図的には、日の丸構図で本来は注意すべき構図ですが、それにもまして、背景がきれいにボケているので、モデルさんが浮き立って彼女に自然に目がいきます。カメラを若干見上げながらカメラを見つめる目が印象的です。
選評
木陰の空間をうまく使った作品です。モデルさんにあたる木漏れ日もきれいですし、風で顔にかかる髪の毛は表情にマッチして効果的です。モデルさんの廻りを画面に入れたいのはわかりますが、ちょっと入れすぎました。もう少し、モデルさんを大きくしたかったです。
公益社団法人 日本広告写真家協会 常務理事
公益社団法人 日本写真家協会 会員
[総評]
今年から会場が変わった大阪の撮影会、どんな写真が集まるか楽しみでした。
会場の条件のせいか、アップ気味の作品が多かったように思います。
そうなると、写真の基礎がちゃんとできているかいないかが、作品の善し悪しにかかわってきます。
入選、入賞した作品は、モデルさんのとらえ方が上手な上に、ピントが合っている事やブレていないといった基本ができていて、さらにプリントもきれいな作品です。
デジタルになり、写すのは簡単になりましたが、良い作品をつくるためには、撮影からフィニッシュのプリントまで、気を抜けません。
