カメラ 湿気・カビ対策グッズ特集
雨や湿気はカメラやレンズ、マイクなど機材の天敵。また、革製品や貴金属、食品なども湿気には非常にデリケートです。適切な保管方法で、大切な物をカビや腐食から守りましょう。
防湿庫や除湿剤など、梅雨から夏にかけてのカメラ・レンズの防カビ・湿気対策グッズ、雨天時の撮影をサポートするアイテムをご紹介します。

防湿庫
撮影機材にとって、湿気や過度の乾燥は天敵です。湿気によってレンズやセンサーにカビが発生すると、画質に大きな影響が出るだけでなく、専門的な修理が必要になります。
自動制御型の防湿庫なら、自動的に保管に最適な20~50%の湿度を保ちます。電気式でありながら静音性が高く、維持費は1日約1円の電気代のみと省エネなので、手間をかけずに大切な機材を長期保管しておくことができます。
カメラだけでなく、マイクやヘッドホンなどのデリケートな機材を収納するのにも最適です。

主な保管例 | |
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カメラ機材・光学機器 | 最適保管湿度:30~50%RH カメラ本体やレンズのカビ・サビ防止 |
貴金属・宝石 | 最適保管湿度:30~50%RH 劣化防止・高輝度保持 |
CD・DVD・フィルム | 最適保管湿度:40%RH前後 データ消失・変質防止 |
革製品 | 最適保管湿度:30~55%RH 劣化・カビ防止 |
写真・アルバム | 最適保管湿度:40~55%RH 変色・劣化防止 |
卒業証書・資格認定書・賞状 | 最適保管湿度:40~55%RH 変色・劣化防止 |
骨董品・切手・コイン・紙幣 | 最適保管湿度:40~55%RH 変色・害虫防止 |
乾燥食品 | 最適保管湿度:40%RH以下 湿害による風味低下抑制、開封後の鮮度保持 |
3Dプリンター素材 | 最適保管湿度:30~50%RH 吸湿防止・品質保持 |
ダイヤルを回すだけの簡単設定で、庫内の湿度を一定に保てます。庫内の温度と湿度が確認できる温湿度計を搭載。ガラス張り扉なのでカメラやレンズのディスプレイにもなります。棚は丈夫なスチール製を採用。重い物を乗せてもたわみません。
トーリ・ハン 高性能ペルチェ式ドライ・キャビシリーズ
「トーリ・ハン 高性能ペルチェ式ドライ・キャビシリーズ」をもっと見るカビ剤を併用すればさらに効果的にカビ菌の繁殖を抑え機材を守ります。
「カビ剤を併用すればさらに効果的にカビ菌の繁殖を抑え機材を守ります。」をもっと見るドライボックス・除湿剤
防湿庫を置くスペースがない、あまり機材がかさばらないといった方は、より小型の密閉容器(ドライボックス)と除湿剤を併用することで防湿対策ができます。
防湿庫とは異なり、除湿剤は定期的に交換が必要になりますので、小型の湿度計を入れておくと目安がわかりやすくなります。
湿度が高い季節は、カメラバッグなどにも除湿剤を入れておくとより安心です。
ドライフレッシュ
「ドライフレッシュ」をもっと見るドライボックスに、ブロアーやペン型クリーナーなど清掃用品がついたメンテナンスボックス
防湿庫・ドライボックスにしまう前に、ホコリや汚れをさっと取り除きましょう
「防湿庫・ドライボックスにしまう前に、ホコリや汚れをさっと取り除きましょう」をもっと見るレインカバー・レインブラケット
屋外でのイベントや雨の時にしか撮れない風景など、雨天時の撮影をサポートするレインカバー。砂ぼこりや潮風が舞う場所や、寒冷地でカメラを保護する役割を持つものもあります。液晶モニターやファインダーの見やすさ、操作性など、使いやすさを極力損なわないものがおすすめです。
また、小雨で風の弱い環境であれば、三脚に傘を固定するレインブラケットも役立ちます。
レインカバー・レインブラケットを使用する際は、レンズの前玉を保護するために撥水タイプのプロテクトフィルターも併用しましょう。
スマートフォン用防水ケースも豊富に品揃え
「スマートフォン用防水ケースも豊富に品揃え」をもっと見る
カメラやレンズ、タブレット、双眼鏡などを包んでゴムで留めるだけで、機材をキズや汚れから保護できる手軽で便利なグッズです。
表生地はレインカバー等にも採用される丈夫でキズ・汚れがつきにくく、撥水・透湿効果のある<テクノロン5000>を使用。雨の日や野外シーンでも水を弾き安心です。透湿効果により、内部にこもる蒸れを放出し、機材へのダメージから守ります。