富士フイルム フラッグシップミラーレス「FUJIFILM X-T4」

小型軽量ボディに高性能な手ブレ補正機能を搭載。最速15コマ/秒の高速連写と最短約0.02秒のAFにより決定的なシーンを逃さないフラグシップミラーレス「FUJIFILM X-T4」が登場。新開発の大容量バッテリーで約500枚の連続撮影を実現しプロのニーズに応えます。
FUJIFILM X-T4 [Photography in Motion]

写真そして映像。X-T4は、富士フイルムが80年以上に渡って研鑽を重ねてきた”色”を共通言語に、コンパクトなボディに収められた強力なハードウェアがボーダーレスな作品制作フローを実現。最新の第4世代デバイス・X-Trans CMOS 4, X-Processor 4に加え、新開発された小型ボディ内手ブレ補正機構、新フィルムシミュレーション”ETERNA ブリーチバイパス”など様々な機能とデバイスの進化が、写真・映像のプロフェッショナルを満足させるクオリティを約束します。

色彩

アナログからデジタルへの変遷を遂げたこの86年、富士フイルムは常に“色”の開拓者として、新しい色再現を提案しつづけてきました。X-T4では新たにフィルムシミュレーション「ETERNA ブリーチバイパス」を搭載。シリアスでクールなその色再現は、写真作品・映像作品に新たな表現の息吹を吹き込みます。

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パフォーマンス

どんな名機でも過去は撮れません。その一瞬を確実に、そして瞬時に記録することが信頼できるカメラの条件です。最速0.02秒の超高速オートフォーカス、世界最高速(※)となる約15コマ/秒の超高速メカ連写を実現しました。X-T4が実現する超高速な撮影性能/機能は撮りたいと思った撮影者の想いに瞬時に応え、最高のアウトプットをもたらしてくれます。
※2020年2月26日現在。APS-Cサイズ以上のセンサーを搭載したミラーレスデジタルカメラにおいて。富士フイルム調べ。

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安心

撮影環境を選ばないこと、如何なる状況でもパフォーマンスを発揮できること、そうしてはじめて撮れる写真があります。5軸・最大6.5段(※)もの補正性能をもつ新・ボディ内手ブレ補正機構を搭載、そして長時間の撮影を実現する新・大容量バッテリーを採用し、防塵防滴耐低温−10度の外装をまとったコンパクトなボディ。そしてエルゴノミックな形状にシェイプされたグリップは大径レンズの装着時にも確かなホールドを約束します。
※*Achieved with 18 XF FUJINON lenses.

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映像

X-T4の進化は静止画にとどまりません。最大10倍のスローモーション効果が得られるFull HD 240Pハイスピード撮影や、ボディ内防振との組み合わせでより強力にブレを抑制できる電子式の手ブレ補正(DIS)とブレ防止モードブーストを新たに搭載。「ETERNA ブリーチバイパス」をはじめとした多彩なフィルムシミュレーションとの組み合わせにより、映像表現の幅が広がります。性能や機能だけでなく、操作性の面でも飛躍的に動画用途時の利便性が上がっており、プロアマ問わず、高まる動画ニーズに応えます。

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色彩


フィルムシミュレーション

富士フイルムが長年の研究の中で導き出した“色”。 Xシリーズでは、それらの色を、作品の表現として簡単に使用することができます。 X-T4では、新たな“色”の提案として「ETERNA ブリーチバイパス」を追加しました。 彩度は低く抑えられつつもコントラストのある仕上がりの絵は、フィルム時代から多くの写真家や映像作家に支持されていた”銀残し”のフィルム現像技法を忠実に再現。表現の選択肢を更に広げます。画質設定の「ハイライトトーン」と「シャドウトーン」をプラス側に、「カラー」をマイナス側に設定すると、銀を多く残したような風合いを再現できます。


トーン カーブ

-2~+4までのハイライトおよびシャドウトーンの設定段数をより細分化しました。 従来機では1段刻みだった設定値を0.5段刻みに変更したことで、撮影の段階でイメージした通りの撮影が可能に。フィルムシミュレーションなどとの組み合わせにより、撮影後の現像時間も大幅に短縮できます。


オートホワイトバランス

オートホワイトバランス(AWB)が「AUTO」「 ホワイト優先」「 雰囲気優先」の3種類から設定可能となり、撮影者の好みを反映できるようになりました。 白熱電球下で「ホワイト優先」に設定した場合は、白色が再現されやすくなります。一方で「雰囲気優先」が設定されている場合は、より温かみのある雰囲気を残すことができます。

パフォーマンス

■0.02秒、AFヒット率向上

■0.02秒、AFヒット率向上

AF処理のシーケンスを最適化することで最速0.02秒の高速AFを実現。さらに、被写体の動きを予測するアルゴリズムの改善により約90%以上のAF合焦率を実現しました。像面位相差画素を画面全域(約100%)に配置した「X-Trans CMOS 4」と高速処理を実現する「X-Processor 4」と組み合わせることで、画面内のあらゆる被写体に素早く正確にフォーカシングします。
■トラッキングAF

■トラッキングAF

被写体の色情報に加えて”形情報”も検知するようAFアルゴリズムを一新することで、トラッキング性能がX-T3の約2倍に向上。 フォーカスエリアポイント枠を狙いたい被写体に合わせて半押しすることで、高精度に被写体を追従し続けることができます。
■顔瞳AF

■顔瞳AF

アルゴリズムの一新により、ライブビュー/連写時の顔検出性能も2倍に向上。連写時の瞳AFの追従性も大幅に向上しました。動きのあるポートレート撮影などの場合にも、高精度に顔および瞳に追従するようになりました。
■低照度AF

■低照度AF

“闇”と呼ばれるような-6.0EVの低輝度環境でもAFが駆動。夜間の撮影でも位相差AFを使用することができ、より正確且つ素早く被写体を捉えることができます。

安心

■ボディ内手ブレ補正

■ボディ内手ブレ補正

バネを使わず磁力を駆使した新構造や、従来の約8倍もの検出精度を持つ高性能なジャイロセンサーの採用により、小型の防振ユニットながら29本の内18本のXFレンズで5軸・6.5段もの高い補正効果を発揮します。また、シャッター衝撃吸収機構のレイアウトや素材を見直し、新開発の高速シャッターユニットで発生するブレのリスクを最小化しており、あらゆるシーンでカメラの性能をフルに発揮することができます。
■防塵防滴

■防塵防滴

全63箇所のシーリングを施すことで、従来機同様に高い防塵防滴性能を発揮。-10℃の低温環境や水滴や砂煙が舞う過酷な撮影環境でも問題なく動作し、撮影に集中することができます。
■LCD/EVFブーストモード

■LCD/EVFブーストモード

被写体やシーンにあわせて最適なLCD/EVFの表示モードを選択することができます。

・低照度優先
暗所での撮影時に被写体を明るく表示できる
・解像度優先
被写体の細かいディテールをしっかりと捉えることができる
フレームレート優先
EVFに動いている被写体をなめらかに表示できる
■新開発バッテリー

■新開発バッテリー

新開発の大容量バッテリー「NP-W235」を採用。ノーマルモードなら約500枚、省電力モード(エコノミーモード)なら約600枚、バッテリーを2個装填できるオプションのバッテリーグリップ「VG-XT4」と組み合わせれば 最大約1,700枚の静止画撮影が可能です。 連続撮影や長時間の静止画、動画撮影をサポートします。

映像

■動画性能

■動画性能

X-T4ではシームレスな静止画と動画の撮影スタイルを実現しました。 静止画/動画切替ダイヤルを天面に配置することで、静止画モードと動画モードを瞬時に切替えることができます。 また、動画専用のメニュー画面とクイックメニュー(Qメニュー)を設けることで、動画撮影時の操作性が大幅に向上しました。
■充実の動画撮影性能

■充実の動画撮影性能

4K/60P 4:2:2 10bitのHDMI出力と4K/60P 4:2:0 10bitのカメラ内SDカード記録に対応。「H.264/MPEG-4 AVC」に加えて高い圧縮効率を誇る「H.265/HEVC」規格も選択可能。 4K/60P 4:2:0 10bit映像を200Mbpsの高ビットレートで収録できます。また、動画のファイル形式も従来のMOVに加えMP4も選択可能になりました。汎用性の高いMP4の採用により、スマートフォンへ転送するなど幅広い用途に対応します。
■F-Logビューアシスト

■F-Logビューアシスト

F-Log撮影時に、スルー画表示をBT.709相当に変換して表示しながら動画を記録することができます。
■ハイスピード動画

■ハイスピード動画

Full HD 240Pのハイスピード動画撮影が可能になりました。 最大10倍のスローモーション効果を得ることができ、新しい映像表現を取り入れられます。