【2025年】大学生向けノートパソコンの選び方 講義や実習に役立つおすすめ4選

大学生向けノートパソコンの選び方
大学生向けノートパソコンの選び方

最終更新:2025/2/17

オンライン授業、レポートや論文などの課題作成、プレゼン資料の作成・発表など、大学生にパソコンは欠かせません。また、就職活動においても、エントリーシートの作成や企業リサーチなどに必要になりますし、あらかじめパソコンスキルを身につけておけば就職してからも役立てることができます。
学部や目的に合わせたノートパソコンの選び方と、おすすめモデルをご紹介します。

パソコンのスペックなどより詳しい解説はノートパソコンの選び方をチェック。

大学生向けノートパソコン選びのポイント



【ポイント1】学部・学科に合ったスペックで選ぶ

ノートパソコンは幅広い価格帯のモデルが販売されています。用途によって必要なスペックは異なりますが、高性能なパソコンを購入するのであればそれだけ多くの予算を必要とします。
例えばレポートやインターネット、メールのやり取りができれば十分な文系の学部、プログラミングや情報分析の専門ソフトを扱う理系の学部、高いマシンスペックを要求されるデザイン・建築系のソフトを扱う学部など、学部・学科によって必要な性能が変わってきます。パソコンを選ぶ際は、自分の用途に見合うスペックと予算をよく確認しましょう。

搭載OSを選ぶ

Windows

圧倒的なシェアで汎用性が高い
Windows(ウィンドウズ)パソコン

パソコン用OSとして最もシェアの高いマイクロソフトのOS「Windows」を搭載したパソコンです。
幅広いラインアップから、自分に合った性能や価格、デザインで選べます。またソフトや周辺機器の多くがWindowsに対応していることもあり、基本的にはWindowsパソコンの中から選ぶのがおすすめです。

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Mac

デザイン・建築などの授業におすすめ
MacBook(マックブック)

Apple製のOS「macOS」を搭載したノートパソコンです。
本体もOSもAppleが一貫して設計しているため、ハード・ソフト・サービスのすべてが最適化されたハイスペックと独自のユーザーインターフェースで、映像・画像編集や3Dなどクリエイティブな作業をスムーズに行うことができます。

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Chromebook

機能を絞って価格を抑えたい方に
Chromebook(クロームブック)

Android OSと互換性の高いGoogleの独自OS「Chrome OS」を搭載したノートパソコンです。
電源投入から起動までが早く、シンプルな操作で使いたい機能にすぐアクセスできます。GoogleのサービスやAndroidアプリが主体となり、WindowsやMac用のソフトはほとんど対応していない点には注意が必要です。

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スペックはここをチェック

CPU

CPU

CPUはパソコンの頭脳であり、全体の性能の指標となる重要な部分です。CPUの性能が高いほど、複雑な処理を効率良くこなすことができます。CPUはグレードが上がると価格にも大きく反映されるパーツです。そのため、必要以上にグレードの高いCPUを選ぶのではなく、予算に応じて適切なモデルを選びましょう。

メモリ

メモリ

パソコンが処理を行う際に一時的にデータを保存するためのもので、机の上の作業スペースによく例えられます。メモリ容量が多ければ一度にたくさんの作業を行うことができ、スムーズに作業を進められます。 メモリーが不足するとパソコンの動作が重くなったりフリーズしたりすることもあるため、心配なら少し余裕のある容量を選ぶことをおすすめします。

SSD

SSD

データの記憶領域(ストレージ)です。講義や課題などに限れば大きな容量は必要ありませんが、画像・映像の編集や趣味にも使用する方はゆとりのある容量をおすすめします。容量が足りなくなる場合は、外付けSSD・HDDやSDカード、クラウドストレージで補うこともできます。

用途別おすすめスペック

【CPU】
文系:エントリークラス(Intel Core i3・Ryzen 3・Celeronなど)
文書作成やインターネット、ストリーミング動画の視聴など基本的な動作には十分な能力です。

理系:ミドルクラス(Intel Core i5・Ryzen 5・Snapdragon X Plusなど)
上記の作業がエントリークラスより快適になり、理系・医療系の専門ソフトも動かしやすくなります。

クリエイティブ系:ハイクラス(Intel Core i7・Ryzen 7・Apple M2・Snapdragon X Eliteなど)
画像・映像編集、建築系のCADや3Dモデリングなどのソフトはハイクラス以上の性能が要件になる場合があります。


【メモリ】
文系:8GB以上
文書作成やインターネットであれば8GBで問題ありませんが、在学中ずっと使うことを考慮すると、16GBはあった方が後々動作の重さに悩まずに済むためおすすめです。

理系:16GB以上
大量のデータを関数で処理したり、複数のソフトで同時に作業するような使い方になる場合が多いため、16GB以上のメモリを搭載していると安心です。

クリエイティブ系:32GB以上
クリエイティブ系のソフトは参照するデータが膨大になるため、妥協なく制作するには十分なメモリが必要です。作業中にクラッシュしないよう、安定した動作にも不可欠です。

推奨スペック

●便利なスペック検索機能をご利用ください

スペック検索機能では、搭載CPU、メモリ容量、ストレージ容量ほか詳細な機能から商品を絞り込むことができます。ぜひご活用ください。
スペック検索機能を使う >

スペック検索PC画面
スペック検索スマホ画面

【ポイント2】目的に合った大きさと重さを選ぶ

自宅だけでなく講義でもノートパソコンを使用する場合は、持ち運びやすさが重要になります。本体重量は1.5kg以下を目安に選ぶのがおすすめです。

【12~13型】
A4と同等サイズのため、他の参考書やファイルなどと一緒にカバンに収まります。携帯性を重視してインターフェースが最低限になっている機種もあり、HDMIやUSBを増設するために別途ハブが必要になることもあります。

【14型】
ひと回り画面が大きく、バランスのいい性能を備えているのが14型です。画面比率は作業スペースが広い4:3がおすすめ。画面の枠が狭いモデルなら、本体のサイズ感も抑えられます。

【15型以上】
15型以上のノートパソコンは据え置きノートとも呼ばれ、日常的に持ち運ぶのには適しません。自宅で使うパソコンや編集作業を行うパソコンとしては画面が見やすく、テンキー付きキーボードで使い勝手のいいサイズになります。

サイズ

【ポイント3】バッテリー寿命をチェック

使用中に充電する手間をなくしたい人は、最大バッテリー駆動時間が10時間以上のモデルを選ぶのがおすすめです。10時間以上稼働すれば、大学の構内で電源を確保しにくくてもバッテリー切れのリスクを回避できます。
長時間の実習や、バッテリーの減りが早まる高負荷のソフトを使用する場合は、ACアダプターを一緒に携帯しましょう。
また、USB Type-C給電対応や急速充電対応など、充電に関する機能も機種によって個性があるので、使いやすいモデルを選びましょう。

バッテリー

【ポイント4】Microsoft Office搭載モデルがおすすめ

レポート作成やプレゼン資料の作成に欠かせないオフィスソフト。中でも圧倒的なシェアを誇るのがMicrosoft Officeです。
Office搭載モデルは非搭載モデルと比べ2万円ほど価格は上がるものの、後からソフトのみ購入するよりは各段にお得です。

他社オフィスソフトや、GoogleなどクラウドベースのオフィスツールもOfficeと一部互換性があり、ソフトを跨いで編集できます。
しかし、機能や操作性に違いがあるため余計に覚える事が増えたり、提出したファイルの書式が崩れてしまう可能性も考えられるため、大学で使うパソコンにはOfficeが入っていると安心です。

現在の最新OfficeはOffice 2024です。ひとつ前のOffice 2021は2026年10月13日をもってサポート終了となり、使用変更やセキュリティ更新を受けられなくなるため、選ぶ際には注意しましょう。

Office搭載

【ポイント5】あると便利なおすすめ機能

AIアシスタント(Copilot)

Windows 11搭載パソコンは「Microsoft Copilot」というAIアシスタントを搭載しています。この機能を現状最大限活かせるのがCopilot+ PCです。Copilot+ PCなら機能の一部をオフライン環境でも使用することができ、レポートやメールの文面作成や調べものに活用することが可能です。

Copilot+ PCをもっと見る >

AIアシスタント

タッチパネル

スマホ・タブレットのような使い方や手書き入力など、直感的な操作性を求める人にはタッチパネル対応モデルが向いています。アプリ開発のテストなどの作業にも活用できます。


タッチパネル

Webカメラ&マイク

Webカメラはオンラインミーティングや面接には必要不可欠ですが、快適な通話ができるよう、ノイズキャンセリングなどマイク性能にも注目しましょう。また、盗撮や消し忘れによる画像の流出などを防止するシャッターがついたモデルもあります。

Webカメラ&マイク

指紋認証

指紋リーダーを搭載したパソコンなら、パスワードの代わりに指でセンサーに触れるだけですぐログインできます。また、誰かにパスワードを盗み見られるといった、プライバシーやセキュリティ面でのリスクにも対応できます。

指紋認証

ヨドバシ・ドット・コム おすすめモデルのご紹介

様々なニーズに応えるおすすめモデルをラインアップ



AIアシスタント機能が強化された「Copilot+ PC」

Microsoft Surface Laptop(第7世代)[EP2-18282]
AI機能をフル活用して効率的に作業できるCopilot+ PC。広めのタッチパッドとタイピングしやすいキーボード、最大20時間のバッテリー駆動時間に加え、高速で混雑にも強いWi-Fi 7を搭載しています。
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モニターサイズ 重量 CPU メモリ
13.8型 1,340g Qualcomm
Snapdragon X Plus
16GB
ストレージ GPU バッテリー駆動時間 Officeソフト
512GB Qualcomm
Adreno GPU
20時間 Microsoft
Office Home and Business 2024

基本機能が充実。スタイリッシュな14型薄型ノート

Lenovo IdeaPad Slim 3i Gen 8 [83EQ006VJP]
スタイリッシュなスリムノートパソコンながら、多彩なインターフェースで周辺機器との接続はとてもスムーズ。指紋認証やシャッター付きWEBカメラなど、プライバシー保護やセキュリティ面でも機能が充実しています。
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モニターサイズ 重量 CPU メモリ
14型 1,370g Intel
Core i5-12450H
16GB
ストレージ GPU バッテリー駆動時間 Officeソフト
512GB Intel
UHD グラフィックス
15.4時間 Microsoft
Office Home and Business 2024

ATOK搭載で文字入力がよりスムーズに

富士通 FMV MHシリーズ [FMVM55J3G]
正確でスムーズな文字入力が行えるATOKを内蔵。また、快適にスマートフォンと連携できる機能や、オンライン講義などの内容を自動でキャプチャする機能など、便利に活用できる機能を多数搭載しています。
> 詳しく見る

     
モニターサイズ 重量 CPU メモリ
14型 1,300g AMD
Ryzen 5 7520U
16GB
ストレージ GPU バッテリー駆動時間 Officeソフト
256GB AMD
Radeon Graphics
9.7時間 Microsoft
Office Home and Business 2024

クリエイティブな実習や課題に最適

Apple MacBook Air 13インチ Apple M4チップ [MW133J/A]
高いデザイン性と保証された品質が魅力のMacBook。その中でも、薄型で携帯性に優れているのがMacBook Airシリーズです。M4チップにより、仕事も遊びもスピードアップ。ファンレス設計なので、3Dや映像編集など負荷の高い作業も静かに行えます。
> 詳しく見る

     
モニターサイズ 重量 CPU メモリ
13型 1.24kg Apple
M4
16GB
ストレージ GPU バッテリー駆動時間 Officeソフト
512GB Apple
M4
18時間 -
便利な周辺機器・アクセサリのご紹介


USB・外部映像出力ハブ

ノートPCは小型・薄型になるほど、搭載できるインターフェース(外部接続端子)が限定されてしまいます。有線のマウス・キーボードを取り付けるUSBや、プロジェクターと繋ぐためのHDMIなど、パソコンに足りない端子を補えるハブを持っておくと何かと便利です。

USBハブを見る

14型以下のノートPCには基本的にテンキーがありません。そのため、頻繁に数字の入力を行う方には外付けのテンキーが欠かせません。有線/無線やファンクションキー・矢印キー搭載など、機能の違いや持ち運びやすさを考慮して選ぶと良いでしょう。

テンキーを見る

スペースが十分に確保された場所でパソコンを使う際は、タッチパッドよりマウスの方が格段に作業効率は上がります。手首が疲れにくいものや薄型で持ち運びやすいもの、クリック音が目立たないものといったの違いがあるので、使いやすいものを選びましょう。

マウスを見る

USB・外部映像出力ハブ

ウイルスやネット詐欺などのサイバー脅威、個人情報に関わる脅威への対策を強化します。大学生になって初めて自分用のパソコン、あるいは自分名義のクレジットカードを持つ方にとって、未知のリスクは専門ソフトに防いでもらうのが安心です。

セキュリティソフトを見る

日ごろから持ち歩くことの多いノートPCは、傷やホコリなどから守ることも大切です。他のバッグにしまうためのインナーバッグや、ビジネス・カジュアルバッグタイプなど豊富な種類があります。周辺機器などは別途ポーチなどにまとめると便利です。

キャリングバッグを見る

データのみ持ち出したい時や、パソコンの内部ストレージが不足している時などは、外付けのストレージがあると便利です。接続方法はUSB Type-AとType-Cがあります。お使いのパソコンや移行先のパソコンに対応状況に合わせて選びましょう。

外付けSSDを見る USBメモリを見る

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