【2025年最新】ミキサーの選び方 スムージーやスープ作りにおすすめモデル6選をご紹介

ミキサーの選び方
ミキサーの選び方

最終更新:2025/1/26

作りたてのスムージーや、ポータージュスープ、ドレッシングなどを手軽に楽しめる「ミキサー」。色々な調理で活躍するミキサーですが、購入する際はどういったものを作りたいか、何人で使うかなどを考慮して商品を選びたいところ。
数あるミキサーの品揃えから、選び方のポイント、おすすめ商品をご紹介いたします。

ミキサーとは

●食材を砕いて、混ぜるのがミキサー。スムージーやスープを作るのに最適!

ミキサーとは、野菜や果物などの食材を、底部に付いた刃を回転させて、粉砕、攪拌することで、スムージーやポタージュスープ、ペーストなどを作る調理家電です。
バナナやリンゴ、小松菜などの食材を液体(水や牛乳)と混ぜることで、繊維質を含んだトロっとした食感のスムージーやジュースが出来上がります。
なお、ミキサーは日本での名称(和製英語)で、英語圏では主に「ブレンダー」と呼ばれています。そのため、海外メーカー製品はミキサーではなくブレンダーという名称がついていることも多くあります。

・主な用途:スムージー、スープ、ペースト、離乳食など

ジューサー、ブレンダーなどとの違い

ミキサーによく似た機能、構造をもつ調理家電として、ジューサー、ブレンダー、フードプロセッサー、ミルなどがあります。ここでは混同されがちな調理家電の出来ることや違いを説明します。

●ジューサー:サラサラののど越しが良いジュースを作れる

果物や野菜をすりつぶし、繊維質と液体に分け、ジュースを絞り出すのがジューサーです。繊維質が除かれた野菜のエキスや果汁のみを取り出した100%ジュースを作ることができます。基本的にリンゴやニンジン、柑橘類など水分が多い食材が向いており、舌触りがサラッとしたジュースを楽しめます。

・主な用途:サラサラの100%ジュース

ジューサーのラインアップはこちら >

繊維質の無いジュースがつくれる「ジューサー」

●フードプロセッサー:食材を粗めにきざんで料理の下ごしらえに

ミキサーが「食材を液状、ペーストにする」といった用途に対して、肉や野菜を「粗めにカット」するのがフードプロセッサーです。食感が残った仕上がりになるので、料理の下ごしらえに最適。包丁などを使ってカットするよりも手間と時間を大幅に削減できます。また、刃やアタッチメントを交換することで、スライスやパン生地をこねるといったことができるモデルもあります。

・主な用途:料理の下ごしらえ

フードプロセッサーのラインアップはこちら >

食材を刻んで料理の下ごしらえに使える「フードプロセッサー」

●ハンドブレンダー:万能に使え、少量の調理に向く

英語圏の国ではミキサーのことを「ブレンダー」と呼ぶことが多く、日本でいうブレンダーはこの「ハンドブレンダー」を指すことが多くなっています。
ハンドブレンダーはミキサーとフードプロセッサーの中間的な存在です。スティックの先に回転刃がついていて、鍋や容器の中に直接いれて食材を細かく切り刻んで混ぜたり、手早く野菜や肉をみじん切りにしたりといった事が可能です。また、アタッチメントを変えることで泡立てやスライスなどができるモデルもあります。片手で取り回ししやすく、サイズもコンパクトなので場所も取りません。ただし、ミキサーやフードプロセッサーと比べると、容量が多い場合に時間がかかることが多く、パワーもやや弱い傾向にあるため、少量をさっと調理する、下ごしらえをするといった事に向いています。

・主な用途:スムージー、スープ、下ごしらえなど、付属アタッチメント次第で変わる

ハンドブレンダーのラインアップはこちら >

ミキサーやフードプロセッサーのように使え、少量の使用に向く「ハンドブレンダー」

●ミル:食材を粉末にする

ミルは主に少量の固形食材を粉砕して粉末状にするために使用します。スパイスや煮干しを粉末にして料理に利用したり、コーヒー豆を挽いてコーヒー粉を作ったりすることができます。対応する食材や水分を含んだ食材にも利用できるかはモデルによって違うため、確認が必要です。ミキサーと一緒になったミル付ミキサーなどもあります。

・主な用途:ふりかけ、だし粉などの粉末。ウェット対応ならペーストなど

電動ミルのラインアップはこちら >

食材を粉砕して粉末状にする「ミル」

●ハンドミキサー:攪拌して泡立てる

卵や生クリームを攪拌して、泡立てるのがハンドミキサーです。手動の泡だて器より手早くキメ細かく仕上げらるのがメリット。付属のアタッチメント次第では、クッキーやタルト生地を混ぜたり、パン生地をこねたりできるモデルもあります。ミキサーという名前が付いていますが、食材を切ったり、細かくすることはできません。

・主な用途:ホイップクリーム、メレンゲなど

ハンドミキサーのラインアップはこちら >

攪拌して泡立てる「ハンドミキサー」

ミキサーの選び方

【ポイント1】パワー(ワット数)

●対応する食材や滑らかさの決め手

ミキサーのパワーはワット数(W:消費電力)が目安になります。ワット数が大きいほど回転数が多く、パワーが強いため、繊維質の多い野菜、冷凍した食材を細かくでき、氷も砕くことができます。ミキサーは100W~300W程度のモデルが多く、なにを作りたいかによってワット数を選ぶのも大切です。以下はおおよその目安になります。

・100W~:やわらかい食材なら細かくすることができる。繊維は残りやすい。
・200W~:繊維の多い野菜や冷凍した野菜・果物にも対応。氷に対応できるかは要確認。
・300W~:繊維の多い食材でも滑らかで口当たりの良い食感にできる。氷も砕ける。

色々な食材を調理したい、口当たりの滑らかさを重視する場合は250W以上のミキサーがおすすめです。

W数が高いと硬い食材でも砕ける

【ポイント2】容量・サイズ

●使用人数に合った容量を選ぶ

ミキサーの容量は何人分を作りたいか選びましょう。コップ1杯は200mlなので、これを基準に200×人数分を目安とすると選びやすいと思います。容量・サイズが大きいミキサーはパワーが強いモデルも多いので、作りたい量と用途、キッチンスペースなどを考慮して選ぶのがポイント。
1~2人用なら400~600ml、ファミリーなら1,000ml以上を選ぶのがおすすめです。

1,000mlなら、およそコップ4~5杯分

【ポイント3】容器の素材

●素材で耐久性と重量が変わる

ミキサーの容器の素材には「ガラス」「プラスチック」「トライタン」の3種類が主に使われています。ガラスはキズに強く、ニオイが付きにくいのがメリットですが、重いため、持ち上げてコップに注ぐ際などは腕に負担がかかります。プラスチックは軽くて扱いやすいが、長く使っているとキズやニオイがつきやすく、色移りなどもすることがあります。近年はガラスとプラスチックの良さを併せ持ったトライタン(コポリエステル樹脂)製が人気。価格がやや高い傾向にあるものの、ガラスのようにキズやニオイがつきにくく、重量も軽く、割れる心配もほぼありません。
使用頻度が高い方は、軽量で丈夫なトライタン製がおすすめです。

トライタン(コポリエステル樹脂)製は軽くて丈夫

【ポイント4】刃の形状

●刃の形状で仕上りが変わる

ミキサーの仕上がりはパワー(ワット数)とともに、刃の形状によっても変わってきます。
刃には主に「平刃」「波刃」「ギザ刃」の3種類があり、平刃はやわらかめの野菜や果物に適しており、食感を残したスムージーなどに向いています。波刃、ギザ刃は氷やナッツなど硬い食材や繊維質の多い食材を細かく砕くのが得意。根菜のスープ、食感のなめらかなスムージーやペースト作りにむいています。
また、刃の素材としてはステンレス製が主流ですが、強度や耐久性をを増すためにチタンコーティングなどをされているものもあります。併せてチェックしましょう。

「平刃」「波刃」「ギザ刃」それぞれに特長があります

【ポイント5】氷の対応

●氷をつかったスムージ等を作りたい場合は要チェック

氷を使ったスムージーやフローズンドリンクを作りたい場合は、対応しているかを必ず確認しましょう。200W以上のモデルは多くが氷に対応していますが、さらにワット数が大きいと短時間でより細かく砕くことができます。1人暮らし用の小さいモデルやコードレスのモデルは対応していないことも多いので注意。また、氷に対応しているモデルはほとんどが冷蔵庫の製氷皿で作る小さい氷のみ対応可能。市販のロックアイスまで砕けるモデルは少ないため、使用したい場合はメーカーウェブサイトなどで確認しましょう。

ロックアイスを砕けるモデルは少ないので要注意

【ポイント6】回転速度の調節

●調節できると調理の幅が広がる

高速・低速といった回転速度の調節ができるモデルだと、食材や用途に合わせて仕上りを調整できるので便利。高速回転はかための食材向きで、すばやく細かく攪拌でき、滑らかな仕上りに。低速回転だと適度な食感を残した、ふわっとした口あたりに仕上げることができます。低速回転モードは稼働音も抑えることができるので、早朝や深夜に使いたい場合などにも便利です。

高速回転と低速回転で仕上りが変わります

【ポイント7】フラッシュ(パルス)機能

●微調整する場合などに便利

フラッシュやパルスと呼ばれる機能は、ボタン押している間、もしくはダイヤルを合わせている間のみ刃を回転させる機能です。混ざり具合や食感の微調整をしたい時、分離してしまったスムージーやドレッシングなどを少しだけ攪拌したい場合などに便利。また、最初に少しだけ回転をかけることで、食材が刃に絡み、空回りを防ぐといったメリットもあります。

仕上りの微調整に便利なフラッシュ(パルス)機能

【ポイント8】洗いやすさ

●簡単に分解できると洗いやすい

ミキサーを使い続ける中で、お手入れのしやすさもチェック。特にボトルパーツと刃の部分が簡単に分解できるモデルは洗いやすいと言えます。食洗機で洗浄したい場合は対応しているかを事前に確認しておきましょう。

細かく分解できると洗いやすい

【ポイント9】その他の機能・付属品をチェック

ミル機能もあると調理の幅が広がる

ミル機能

ミル機能は乾物やコーヒー豆などの固形食材を粉砕して粉末状にするための機能です。大抵はミル用の容器と刃が一緒に付属されています。コーヒー豆を挽いたり、ふりかけ・だし粉などを作りたい場合などに便利。水分を含んだペーストやマヨネーズも作りたい場合は「ウェットミル」に対応しているかを確認しましょう。

ミル付ミキサーのラインアップはこちら >

外出先や自宅でより手軽楽しみたい場合におすすめのコードレス機能

コードレス

充電しておけば、家の中だけでなく屋外でも使用可能。オフィスやジムなどいつでもフレッシュなスムージーを楽しめます。コンパクトなモデルが多いので、スペースをあまりとりません。

タンブラーとして使えるモデルは外出先にも持っていきたい方には必須

タンブラー

別途タンブラー容器やキャップが付属しているモデルなら、作ったスムージーやジュースをコップなどに注がずに飲んだり、外出先に持ち運ぶことが可能。一人用のコンパクトモデルはそのまま飲めるタンブラータイプも多く、洗い物も少なくできて便利です。

加熱した食材を使いたい場合は耐熱性能のあるモデルを

耐熱性能

ミキサーの容器は耐熱温度が40℃程度までモデルも多く、スープやポタージュを作る際に加熱した食材を入れる場合は耐熱温度まで冷ましてからミキサーにかけなくてはいけません。冷ます手間などを省きたい場合は、耐熱温度の高いモデルを選ぶようにしましょう。




●便利なスペック検索機能をご利用ください

スペック検索機能では、ボトルの素材や容量、消費電力など複数選択でき、商品を絞り込むことができます。ぜひご活用ください。
スペック検索機能を使う >

スペック検索PC画面
スペック検索スマホ画面

よくあるご質問


ミキサーに入れる食材の順番は?
基本的にはやわらかい食材から入れるようになっています。
1.液体
2.やわらかい野菜・果物
3.かたい野菜(人参など)
4.氷
といった順番で入れるようにしましょう。
ミキサーに適さない食材は?
一般的に市販のロックアイスや生大豆、氷砂糖、魚の骨などかたいもの。とろろいもや茹でたじゃがいもなど粘り気の強いもの。肉や魚など筋や繊維の多いものなどが挙げられます。中には問題なくミキサーにかけられるモデルもあるので、使いたい食材がある場合は事前に確認しましょう。

ヨドバシ・ドット・コム おすすめミキサーのご紹介

様々なニーズに応えるおすすめモデルをラインアップ

・硬い種やロックアイスにも対応。何でもできるオールマイティミキサー

バイタミックス Vitamix V1200i オールラウンドクッキングタイプ [VM0188B]
ホールフードマシーン専門メーカーとして非常にパワフルで、アボガドの種などの硬い食材やロックアイスなども問題なく、種や皮ごと滑らかなスムージーが作れます。また、「混ぜる」だけではなく、「刻む」「砕く」「こねる」といったフードプロセッサーのような使い方もでき、摩擦熱を利用した熱々のスープも作れます。10年間保証もあるため、長期に渡って安心して使い続けることができます。
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消費電力 ボトル容量 ボトル素材 氷の投入
1000W 2000ml コポリエステル樹脂
回転速度調節 フラッシュ(パルス)機能 ミル機能 寸法(幅×高さ×奥行)
203mm×432mm×279mm

・ファミリーにおすすめ!1.5Lの大容量ながら価格を抑えたモデル

siroca crossline ミキサー 1500ml ミル付き SJM-115
1500mlの大容量ガラス容器を採用したファミリー向けミキサー。波型6枚刃カッターで氷など硬い食材もパワフルに砕け、取り外しも簡単なのでお手入れもラクラク。ミル機能も搭載しているため、コーヒー豆を挽いたり、ふりかけなどを作ることも可能です。
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消費電力 ボトル容量 ボトル素材 氷の投入
600W 1500ml ガラス
回転速度調節 フラッシュ(パルス)機能 ミル機能 寸法(幅×高さ×奥行)
150mm×388mm×170mm

・スタンダードなミキサーにミル機能を搭載。調理の幅がひろがります。

象印 ミル付きミキサー ブラック [BM-SS10-BA]
1Lの容量と225Wパワーのスタンダードなミキサー。回転速度の調節やフラッシュボタン、丈夫なチタンコートブレードにお手入れしやすい構造など、ミキサーとしてほしい機能はおさえたモデルです。さらに、ウェットミルに対応したミル機能も搭載。コーヒー豆を挽いたり、ドレッシングやソースなど水分を含んだメニューもつくれます。
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消費電力 ボトル容量 ボトル素材 氷の投入
225W 1000ml コポリエステル樹脂
回転速度調節 フラッシュ(パルス)機能 ミル機能 寸法(幅×高さ×奥行)
150mm×365mm×150mm

・1~2人向けの高性能ミキサー

ZWILLING ENFINIGY(エンフィニジー) パーソナルブレンダー 53101-100
1~2人使いにちょうど良い容量550mlの高性能ミキサー。500Wの高出力と“ピラニアエッジ”ブレードにより、氷や冷凍食材、ナッツなどの硬い食材もなめらかに砕けます。付属の飲み口付きキャップを使えば、持ち運んでそのまま飲んだり、冷蔵庫で手軽に保存したりできます。
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消費電力 ボトル容量 ボトル素材 氷の投入
500W 550ml トライタン
回転速度調節 フラッシュ(パルス)機能 ミル機能 寸法(幅×高さ×奥行)
140mm×360mm×160mm

・30秒の自動ストップも付いた手軽なコードレスミキサー

SharkNinja Ninja Blast(ニンジャブラスト) コードレスミキサー [BC151J]
コードレスながら氷も砕けるパワフルなモーターを搭載。6枚刃でナッツなどもしっかりと粉砕してくれます。コンパクトなので場所も取らず、ワンタッチで30秒間自動攪拌するため、回している間つきっきりになる必要もありません。運転音が小さく、早朝・深夜も使いやすいのもポイントです。インテリアに合わせて5色のラインアップから選べます。
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消費電力 ボトル容量 ボトル素材 氷の投入
コードレスタイプ 470ml PCTG樹脂
回転速度調節 フラッシュ(パルス)機能 ミル機能 寸法(幅×高さ×奥行)
89mm×272mm×89mm

・容量280mlの飲みきりサイズのミニミキサー

ビタントニオ ミニボトルブレンダー [VBL-7]
280mlの飲み切りサイズなので一人暮らしの方にピッタリ。4枚刃のブレードは氷も粉砕できるので冷たいスムージーも簡単に作れます。ボトルもスリムで便利なキャップも付属しているので、外出時の持ち運びもラクラクです。
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消費電力 ボトル容量 ボトル素材 氷の投入
110W 280ml AS樹脂
回転速度調節 フラッシュ(パルス)機能 ミル機能 寸法(幅×高さ×奥行)
76mm×257mm×76mm

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