【2025年最新】電気ストーブ・遠赤外線ヒーターの選び方 電気代が節約できる省エネモデルなど、おすすめ10選をご紹介

●カーボンヒーター：素早く暖まりたい方におすすめ

カーボンヒーターは、ガラス管の中に熱源として炭素繊維(カーボン)を使用したタイプです。遠赤外線の量が多く、数秒であたたかくなるので、寒い朝や帰宅直後の冷えた体をあたためるのにもピッタリ。軽量なモデルが多く、持ち運びも楽。サイズやデザインも豊富にラインアップされています。

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●グラファイトヒーター：カーボンヒーターの進化系 速暖性や遠赤外線量がUP

グラファイトヒーターは熱源として黒鉛(グラファイト)を使用したタイプです。1秒も経たずにあたたまり、遠赤外線の放射量もカーボンヒーターより約2割ほど多くなっています。カーボンヒーターの上位機種といった位置付けで、機能性が上がっている分、価格面はやや高くなっています。

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●シーズヒーター：立ち上がりはゆっくりだが、赤外線量が多く暖かい

シーズヒーターは熱源として、ニクロム線を金属管で包み込んだヒーター管を使用しています。じわじわとあたたかくなり、立ち上がりに約1～2分程度の時間がかかりますが、赤外線量が最も多く、より体を芯からあたためてくれます。 遠赤外線量が多い分、他の電気ストーブと比べて暖かさも遠くまで届くため、広いお部屋での使用にも向いています。
また、金属管は非常に丈夫なため、水しぶきや衝撃に強く、キッチンなど水回りでの使用にもおすすめです。
速暖性をカバーするため、カーボンヒーターを一緒に搭載したモデルも販売されています。

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●石英管ヒーター：リーズナブルな製品が多い

石英管ヒーターは熱源として石英管ガラスでニクロム線で覆ったものを使用しています。昔ながらの電気ストーブというと、こちらを思い浮かべる方も多いかと思います。カーボンヒーターなどと比べると立ち上がりが遅く、遠赤外線の量も少なめですが、リーズナブルな製品が多いのが特徴。購入費用を抑えたい方におすすめです。また、軽量モデルが多く、持ち運びもラクですが、衝撃には弱いので注意が必要です。

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●ハロゲンヒーター：立ち上がりが早く、リーズナブル

ハロゲンヒーターはハロゲンランプを熱源として使用しています。立ち上がりが非常に早く、トイレ、脱衣所などピンポイントで素早くあたためたい時に向いています。比較的リーズナブルですが、遠赤外線量が少なめで、他の電気ストーブに比べ、ハロゲンランプは寿命が短いこともあり、カーボンヒーターなどに取って代わられつつあります。短い時間しか使う予定がなく、購入費用を抑えたい方におすすめです。

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●机の下などで足元を暖めたい場合
デスクワーク中に使うなら、高さの低いコンパクトタイプがおすすめ。邪魔にならず、ピンポイントで足元を暖められます。

●脱衣所・トイレなど狭い空間に
幅・奥行き25cm前後の小型モデルなら設置しやすく、安全性も◎。動線を邪魔しにくく、狭いスペースにも収まります。

●リビングなど広めの部屋に
部屋全体を暖めたいなら、グラファイトヒーターやシーズヒーターのような高出力タイプを選びましょう。広範囲を効率よく暖められます。

●キッチンなど水まわりで使うなら
防滴仕様のスリムタイプがおすすめ。多少の水しぶきにも対応し、足元の冷えをしっかりカバーします。

●安全性と持ち運びにも注目
電気ストーブは壁から少し離して設置するのが基本。狭い場所に置くときはサイズを要チェック。 また、移動して使うことが多いなら2.5kg以下の軽量モデルを選ぶと持ち運びがラクです。

●消費電力（W数）= あたたかさの目安
電気ストーブの暖房能力は消費電力（W数）で決まります。
基本的にW数が高いほどあたたかく、リビングなど広い空間での使用に向いています。
一方、トイレや脱衣所など狭い場所では300～600W前後の低出力タイプでも十分です。

●出力切り替え機能でムダな電力を節約
長時間、最大出力で使い続けると電気代が高くなるため、出力切り替え機能付きモデルが便利。「400W/800W」の2段階タイプから、10段階以上の細かな調整ができるモデルまであります。
その日の気温や、エアコンとの併用状況に合わせて出力を調整することで、快適さと省エネを両立できます。

●人感センサーでムダな電力をカット
人の動きを検知して、自動でオン／オフを切り替える「人感センサー」。人が離れると自動で停止するため、つけっぱなしのムダを防ぎ、電気代を節約できます。脱衣所やトイレなど、短時間の使用が多い場所にも最適です。

●温度センサーで出力を自動調整
「温度センサー」付きモデルは、室温に合わせて出力を自動でコントロール。暖めすぎを防ぎながら、快適な温度をキープしつつ省エネ運転が可能です。

●メーカー独自の省エネモードも
たとえばダイキンの「セラムヒート」は、
・立ち上がり時は全力運転で速暖
・室温上昇後は出力を自動で下げて節電
といった「速暖モード」を搭載。さらに強弱をリズミカルに切り替える「リズムモード」も備え、快適さと省エネを両立しています。

電気ストーブは局所的にすばやくあたためるのが得意ですが、広い範囲を暖めるのは苦手です。
首振り機能搭載モデルなら、左右に動かしてあたたまる範囲を広げられるため、広い部屋や複数人での使用にも便利です。また、首振りすることで熱が一点に集中するのを防げるため、局所的なあたたまりすぎや低温やけどを避けられ、長時間の使用時にも安心して使えます。

●転倒OFFスイッチ・障害物センサー・過熱防止装置
近年の電気ストーブには、転倒OFFスイッチはほとんどのモデルに搭載されています。さらに、カーテンや洗濯物を検知して自動停止する障害物センサーや、異常な温度上昇を感知する過熱防止装置なども備わっていると、より事故や火災のリスクを抑えら安心です。

●自動オフ・人感センサー
自動オフ機能や人感センサーを搭載したモデルなら、消し忘れによる電気代のムダを抑えつつ、安全に使用可能です。

●チャイルドロック
小さいお子さまがいるご家庭では、チャイルドロック機能があるといたずら防止になり、さらに安心して使えます。

オフタイマー機能があれば、就寝時や短時間だけ使いたいときに自動で電源が切れるため、消し忘れ防止や省エネ対策に役立ちます。
また、タイマーを設定していなくても、一定時間運転すると自動で電源が切れる自動オフタイマー機能を備えたモデルなら、より安全に使用できます。