【2025年最新】脱衣所・洗面所向け暖房器具の選び方 ヒートショック対策におすすめ7選ご紹介

脱衣所や洗面所には暖房器具が無いことが多く、温度差が出やすい場所です。暖房器具を置いておけば、朝の支度や入浴前の寒さが軽減され、入浴後の湯冷めなども防げます。
また、特に気をつけたいのが「ヒートショック」です。
ヒートショックとは、暖かい浴室から寒い脱衣所に移動すると、体が急な温度差にさらされることで、血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしてしまったり、めまいにより転倒しケガをしてしまうことを指します。ヒートショックを防ぐためには、脱衣所・洗面所を暖め、温度差を小さくすることが重要。ヒートショックは高齢者だとリスクが高まりますが、20代、30代でも起こりえます。
そのため、冬場の脱衣所・洗面所にはぜひ暖房器具を設置して、快適に入浴できるようにするのがおすすめです。

●セラミックヒーター
・部屋全体を暖めやすく、安全性が高い

セラミックヒーターとは、セラミックに電気を通すことで発熱し、ファンで風を送ることで温風を出す仕組みの暖房器具です。3畳程度の空間であれば全体を暖められ、電源を入れてすぐに温風が出る速暖性が魅力。本体が熱くなりずらく、やけどの危険性も少ないこともメリットです。脱衣所のヒートショック対策であれば、入浴少し前にスイッチを入れておいて脱衣所全体を暖めておくとより効果的です。

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●遠赤外線ヒーター
・身体を芯からあたためられる。速暖性の高いモデルがおすすめ

赤外線ヒーターには、カーボンヒーターや電気ストーブがありヒーター管を発熱させることで、熱と遠赤外線効果で身体を芯からあたためることができる暖房器具です。ヒーター管の種類によって速暖性に差があり、スイッチを押して数秒で暖かくなるカーボンヒーター(グラファイトヒーター)が特におすすめ。入浴前後などにすばやく身体をあたためることができます。ただし、温風が出ない遠赤外線ヒーターではお部屋全体を暖めることができないため、あくまで入浴前や入浴後の湯冷め防止に身体の一部をすばやくあたためるものと考えて使うようにしましょう。
また、ピンポイントですばやくあたためられる赤外線ヒーターはトイレにも最適です。

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●パネルヒーター
・薄型なので限られたスペースでも設置しやすい

パネルヒーターは、奥行の狭い薄型のヒーター全般を指しことが多く、熱源はモデルによって変わります。その薄型形状により設置スペースが限られる脱衣所でも壁際などのに設置しやすいのがメリット。「パネル内の電熱線でじんわりあたためるモデル」「温風の出るモデル」「遠赤外線であたためるモデル」などがあり、使い勝手をチェックして好みのモデルを選ぶようにしましょう。

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●浴室暖房乾燥機
・壁掛け、もしくは埋込で空間を有効活用できます

浴室暖房乾燥機は、壁掛け、もしくは埋込で設置する脱衣所や浴室用の暖房器具です。対応していれば浴室に設置して衣類乾燥機として使うことも可能。床置きしなくていいので、限られたスペースを有効活用でき、出力が大きいモデルが多いので、脱衣所から浴室までをすばやく暖められます。ただし、工事が必要なものは価格帯が高く工事費も別途料金となります。
設置工事をご希望の場合はヨドバシカメラテレフォンショッピングにお問い合わせください。

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脱衣所のスペースにサイズが合うかどうかも重要なポイント。あまり大きいと扉にあたってしまったり、ぶつかって転倒してしまう可能性もあります。足元サイズのコンパクトなモデルやスリムなモデルも多くラインアップされているので、動線の邪魔にならないサイズで選びましょう。

基本的にセラミックヒーターやカーボンヒーターは出力W数が高いほどあたたかい暖房器具です。カーボンヒーターなどの遠赤外線ヒーターは、局所的にあたたまるものなので、設置しやすいサイズで決めましょう。狭い脱衣所に1200Wなどの大きめのタイプはオーバースペックな上、邪魔になる可能性があります。
セラミックヒーターはW数が高いほどすばやく脱衣所全体を暖められるため、速暖性を重視するなら1000W以上を選ぶようにしましょう。
外気温や断熱性にもよりますが、脱衣所が2畳までなら600W以上、2畳以上は1000W以上を目安に選ぶのがおすすめです。また、W数を切り替えできるモデルの方が状況に合わせて調節できるので便利です。

●人感センサー

人感センサーが搭載されている暖房器具なら、人の動きを感知して自動でON/OFFされるので、切り忘れを防止でき、電気代のムダを防ぐことができます。

●室温センサー(温度センサー)

室温センサー(温度センサー)搭載モデルなら、周囲の温度を測り、自動で温風を弱めるなどして、室温を一定温度にするように出力を調節してくれるので、電気代を抑えつつ、ムダなあたたまり過ぎも防いでくれます。

●タイマー機能

事前にスイッチを入れて置けるタイマー機能が便利。直前に運転を開始するとモデルによっては暖まりきらない場合もありますが、予め運転を開始しておけば、快適に脱衣所を使うことができます。入浴を決められた時間にすることが多い方に特におすすめです。

●安全機能(切り忘れ防止・転倒自動OFF・チャイルドロック)

脱衣所で使う暖房器具には安全機能が充実しているものがおすすめ。
切り忘れ防止機能は、一定時間運転し続けると自動でOFFになるので、万が一切り忘れても安心。
転倒自動OFF機能は、万が一ぶつかってしまったり、地震などで倒れてしまっても電源が切れるので、事故の防止になります。
勝手に電源を入れられないようにするチャイルドロックは小さいお子様がいる家庭におすすめです。

●送風機能

夏場でも活躍できる送風機能搭載モデルもおすすめ。冬はヒーターとして、夏は扇風機として使用できるので1年中活躍してくれます。