【2025年最新】血圧計の選び方 簡単・正確に測れるおすすめ6選をご紹介

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血圧計の選び方
血圧計の選び方

最終更新：2025/1/3

自宅で簡単に血圧を測れる血圧計。血圧は人の健康状態を示す重要な指標であり、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクを回避するためにも毎日測定し、管理することが重要です。また、高齢者や基礎疾患のある方だけでなく、妊娠中や低血圧にお悩みの方にも推奨されています。
腕に巻いて測定する「上腕式」や手首に巻いて測定する「手首式」といった測定方法や、測定ミスを防ぐ機能、測定データ管理をサポートする機能など製品によってさまざまな違いがあります。血圧測定を習慣化するためにも、自分に合った使いやすい血圧計を選びましょう。

詳しい血圧計の選び方や、あると便利な機能をご紹介します。

家で血圧を測定するメリット



信頼性の高い数値として、医師のリスク評価に有効

高血圧は別名「サイレントキラー」ともいわれ、自覚症状がないまま、脳心血管疾病を引き起こすリスクを高めるものです。しかし、高血圧であることを自覚していれば、医師の的確な診療のもと、血圧ケアによる予防・改善が可能です。その基準となるのが、家庭での血圧測定で得た数値なのです。
体温に“平熱・微熱・高熱”という基準があるように、血圧にも正常血圧と高血圧には基準があります。日ごろから計測を習慣づけていれば、普段より高くなっていることに気づき医療機関を受診するきっかけになります。自宅での血圧測定で得られた数値は、測定条件や環境を一定化することができることから、医療機関で測る血圧値よりも正確性が高いとされ、医師が診療方針を決める指標として役立ちます。

仮面高血圧・早朝高血圧にいち早く気づける

仮面高血圧とは、病院では正常血圧なのに、自宅や職場では高血圧の状態です。
高血圧の治療中の方は降圧剤を朝飲んで診察を受けるので、病院ではうまく血圧コントロールできていると判断されがちです。また、夜間に血圧が下がらない、早朝に血圧が高くなる状態を早朝高血圧と言い、心筋梗塞や脳卒中を発症する危険性が高くなります。いずれも診察室や検診で発見しにくく、病気が進行してはじめて気づくこともあります。ストレスやタバコにより、普段の生活で高血圧状態になっている場合があるため、家庭や職場での血圧測定が仮面高血圧の存在を明らかにするのに役立ちます。




血圧計の選び方



【ポイント1】測り方で選ぶ

【機能充実で正確な値が出やすい “上腕式（カフタイプ）” 】
上腕にカフを巻きつけて計測するタイプの血圧計。誤差が小さく正確に測定でき、省スペースに収納できます。現在最もスタンダードなタイプで、種類が多く機能も充実しています。片手でカフをしっかりフィットするように装着する必要があるため、最初のうちは慣れが必要です。カフの巻きやすさを謳う血圧計も増えてきています。

【 腕を通すだけで簡単・確実に測れる “上腕式（アームインタイプ）” 】
医療機関や公共施設で見かけることも多い血圧計。据え置きタイプのため設置場所を確保する必要があります。その分、測定は腕を通すだけと簡単で姿勢も安定しやすいため、正確な測定値を得やすくなっています。

【 コンパクトに持ち運べる “手首式” 】
液晶画面と腕に巻くカフが一体化したタイプの血圧計。コンパクトで持ち運びやすいのが特長です。肘の高さによって計測結果が変わってしまうため、他のタイプ以上に正しい姿勢を維持するよう心掛ける必要があります。携帯性重視のため機能は限られていますが、価格はお手頃なため旅行中などに使用するサブの血圧計としてもおすすめです。





【ポイント2】電源で選ぶ

血圧計は基本的に乾電池で使用することができます。また、乾電池に加えてACアダプターを使用できる機種もあり、電池の入れ替えの手間や、電池切れで測れないといった事態を防ぐことができます。
ACアダプター対応モデルを見る >



【ポイント3】腕周りのサイズで選ぶ（上腕式）

上腕式血圧計は機種によって使用できる腕の太さが異なります。腕周りのサイズは肘を軽く曲げた状態で二の腕の中央あたりを計ります。一般的に36cmまでの機種が多いですが、一部の機種や別売の太腕用腕帯でさらに腕の太い方も測定できます。

【対応腕周別商品を見る】
・17～32mm >
・17~36mm >
・22~32mm >
・22~42mm >

【ポイント4】便利な機能で選ぶ



複数メモリー機能

夫婦で同じ血圧計を使いたいなど、複数人で一台の血圧計を共有する場合はユーザー切り替え機能が便利です。それぞれ別々に履歴が残せるため、測定結果が混同されるといった問題が解消されます。
対応モデルを見る >



スマホアプリ連動機能

血圧は毎日計測し、その変化を見ることが大切です。スマホアプリと連動するモデルなら測定のたびにデータをワイヤレス転送。メモを取らなくても簡単に測定データを蓄積できます。
対応モデルを見る >



カフ巻き確認機能

血圧を正しく測るためには、正しいカフの取り付け方と正しい姿勢が重要です。カフ巻きエラー検知機能のあるモデルなら、カフの巻き方や位置がおかしい場合に通知してくれるので、一人でも正しくカフを巻くことができます。
対応モデルを見る >



体動・不規則脈波お知らせ機能

「計測中に腕や体が動いてしまった」「測定中の脈の間隔が不規則だった」などの理由で正しく測定できなかった場合に通知し、再測定を促してくれます。
対応モデルを見る >



早朝高血圧確認機能

朝と夜に測定した血圧を個別に管理し、朝だけの平均値を確認することができます。病院での血圧測定では発見しづらい早朝高血圧をチェックできます。
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血圧分類（レベル）表示機能

測定された血圧値を血圧分類マークで表示する機種なら、計測数値と表を見比べなくてもひと目で血圧のレベルを確認できます。
対応モデルを見る >

よくあるご質問


血圧計の測定原理について
血圧計による測定には、コロトコフ音法とオシロメトリック法があります。
コロトコフ音法は聴診器を用いて心臓から送り出された血流の音で測る方式です。オシロメトリック法は、血流により発生する脈圧の振動を計算式に当てはめて推定します。 市販の家庭血圧計のほとんどはオシロメトリック法となっています。
高血圧の基準値は？
病院で140／90mmHg以上、家庭で135／85mmHg以上が高血圧です。
病院で医師や看護師に測って貰うと、緊張や不安などから血圧は高くなりがちです。家庭では、リラックスした状態で測定ができますので、安定した血圧値が得られます。そのため、病院と家庭とで別の基準値を設けています。
家庭での血圧の測り方は？
朝と夜 測定条件を一定に継続して測りましょう。
朝：起床後1時間以内、朝の服薬・朝食前に、排尿を済ませ座った姿勢で1～2分安静に
夜：就床前、排尿を済ませ座った姿勢で1～2分安静に
左右どちらの腕で測れば良いですか？
自己測定では、利き腕と逆側で測定することが一般的です。
医師による血圧測定は右腕が基本でしたが、電子血圧計の普及により自己測定するようになり、利き腕と逆側で測定する事が一般的になっています。一度、左右の測定を行い大きな差がある場合には、高い測定値を示した側の腕で測定をしてください。
測定の際の服装について
裸腕が原則ですが、薄いシャツであればそのままでカフを巻いてください。
測定の際、腕まくりをすると血流を妨げ、血圧値に影響する場合がありますので、薄いシャツ程度であれば、捲り上げずにカフを装着してください。厚手のセーターやトレーナーのようなものは、脱いでから測定してください。
連続して2度、3度測ると全て値が異なります。どれが正しい血圧値ですか？
どの値も正しい血圧値です。血圧は自律神経によりコントロールされているため、個人差にもよりますが、初回に比べ連続しての3回目、3回目は低い測定値になる傾向があります。これは、自律神経により圧力に反発し硬直していた筋肉や血管が、だんだんと慣れてくるためであると考えられています。
低血圧に診断基準はありますか？
低血圧には国際的な診断基準がありません。
めまいや立ちくらみ、倦怠感など、低血圧にはさまざまなつらい症状がありますが、血圧が低いこと自体は病気ではありません。ただし、治療を必要とする何らかの症状が現れるのであれば「低血圧症」という病名がつきます。低血圧症の可能性がある自覚症状がある方にも定期的な血圧測定をおすすめします。もし測定時の最高血圧が常に110mmHg以下の場合は検査を受けて、病気との関連や自分の低血圧のタイプを知っておくことが大切です。

ヨドバシ・ドット・コム おすすめモデルのご紹介

様々なニーズに応えるおすすめモデルをラインアップ



大きな反転液晶で測定結果も注意表示も見やすい

オムロン 上腕式血圧計 自動血圧計 スポットアーム OMRON connect対応 [HCR-1902T2]
視認性が高い反転タイプの大画面液晶を搭載し、測定結果や正しく測れているかを見やすく表示。早朝高血圧も確認できます。カフの開閉によって自動で電源をON/OFFするため腕を通してすぐに計測を開始でき、電源の切り忘れの心配もありません。
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HCR-1902T2製品画像
HCR-1902T2特長




上腕式の正確さと手首式の手軽さがひとつに

A＆D 上腕式ホースレス血圧計 NFC内蔵 [UA-1100NFC]
チューブのいらないカフ一体型の血圧計。エラーが少なくスムーズに測れる上腕式でありながら、手首式のように装着や収納が簡単です。本体部分が非常にスリムなので、カフを巻きつけてコンパクトに持ち運ぶことが可能です。
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UA-1100NFC製品画像
UA-1100NFC特長




いち早く心房細動の兆候に気づける心電計付き

オムロン 心電計付き上腕式血圧計 OMRON connect対応 [HCR-7800T]
電極パッド不要の心電図機能を血圧計に追加。血圧と一緒に計測データをアプリで管理できます。不整脈の原因のひとつである心房細動を早期に発見し、脳・心血管疾患の予防につながります。
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HCR-7800T製品画像
HCR-7800T特長




どこにしまったか忘れるのを防げる置時計機能付き

シチズン･システムズ 上腕式血圧計 時計・室温表示搭載 [CHUH719]
血圧測定使用時以外は置時計・室温計として目の届くところに置いておけるので、使った後どこにしまったか忘れっぽいという方におすすめです。カフは腕を包むようにカールした形状になっているため、片手でも簡単に装着することができます。
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CHUH719製品画像
CHUH719特長




目と耳で測定結果を確認できる音声ガイドを搭載

A＆D デジタル血圧計 [UA-1030T Plus]
測定値や血圧分類、測定エラーの読み上げだけでなく、挨拶や血圧のワンポイント情報をお話します。測定値を目と耳で確認ができます。片手でも巻きやすい立体成形の3Dフィットカフは皮膚をはさむことがなく、ソフトにしっかりと腕を包み込みます。
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UA-1030T Plus製品画像
UA-1030T Plus特長




常時手首に装着可能な腕時計タイプ

オムロン ウェアラブル血圧計 HeartGuide [HCR-6900T-M]
幅の狭いカフや部品の小型化により、常時手首に装着可能な腕時計サイズを実現したウェアラブル血圧計。「高血圧治療ガイドライン」(日本高血圧学会発行)で家庭血圧を測定する際に使用が推奨されているオシロメトリック法を採用。これにより、日中の行動下など、気になった時の血圧をいつで簡単に測定できます。
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