【2025年最新】オーブンレンジ・電子レンジの選び方 ご家族向けや一人暮らし向けモデルなどおすすめ13選をご紹介

●オーブンレンジ

電子レンジのあたため機能のほか、オーブン調理・トースター・グリルなど「焼き」の調理に使えるオーブンレンジは、焼き菓子やお肉のグリル、グラタンなどもつくれるため料理のレパートリーが広がります。「オーブンもたまに使いたい」「一人暮らし、少人数家庭でもある程度しっかり機能が欲しい」という方におすすめです。

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●スチームオーブンレンジ

・簡易スチーム式

簡易スチーム式は、角皿やカップなどに水を注ぎ、加熱して発生させた水蒸気で調理ができる方式です。 プリンなどの蒸し料理に使えるほか、スチーム+レンジあたためでは食品の乾燥を防いで、しっとりとあたためられます。また、オーブン調理で行うスポンジケーキなどもスチームの作用でふっくら、しっとりと仕上げることができます。 簡易スチーム式は、過熱水蒸気式に比べて構造がシンプルな分価格がリーズナブルです。
オーブン・グリル機能の他に、ワンランク上の温め直しや蒸し料理がしたい方は「簡易スチーム式」がおすすめです。

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・過熱水蒸気式

過熱水蒸気式は、100℃以上の高温に過熱させた水蒸気で調理する方式です。 スチームで蒸し料理やあたためなどに使えるのはもちろん、過熱水蒸気は食材を焼くこともできるので、色々な調理に使え、料理の幅が拡がります。
過熱水蒸気は食材の水分を保ちつつ調理するので、パサパサになりがちな調理もしっとりジューシーに仕上がります。さらに、余分な油や塩分を落とす「脱油・減塩」などのヘルシー効果も期待できます。
本格的なオーブン料理や色々な料理に挑戦したい方、ヘルシー志向の方などは「過熱水蒸気式」がおすすめです。

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●電子レンジ (単機能電子レンジ)

シンプルなあたため機能のみがついているのが「電子レンジ(単機能電子レンジ)」です。オーブン調理やトースター、グリル機能はありません。単機能レンジを選ぶ際には周波数も重要なポイントです。東日本地域で使える50Hzモデルと西日本地域で使える60Hzモデル、日本全国で使えるヘルツフリーモデルがあります。
比較的価格がリーズナブルで、「冷凍食品やお弁当などのあたためだけができれば良い」という方におすすめです。

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●1～2人で使うなら17～25L

一度に調理する料理の量や家族の人数にあわせて庫内容量から選ぶのがおすすめ。また、「普段使っているお皿が使えるか」や「天板までの高さは十分か」も重要なチェックポイントです。
1人でしか使わないのであれば、20L前後の容量があれば安心。20Lあれば、大きめのお弁当でもほとんど対応できるでしょう。
2人世帯であれば、20L～25Lを目安に考え、作りたい料理や機能、よく使う食器のサイズなどによって購入するレンジを選びましょう。

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●3人以上のご家族で使うなら26～30L

3人以上のご家族で使うなら26L～30Lを目安に選びましょう。大きいサイズのレンジは高機能なモデルも多く、利便性も高くなります。また、週末などに料理をたくさん作り置きする方や、お菓子やパン作りなどを楽しみたい方なども大きいサイズのモデルがおすすめです。

●設置スペースは事前に確認。ピタ置きができると省スペース

調理中の高熱や水蒸気を発するオーブンレンジは機種ごとに壁との距離（間隔）が背面、左右、上方ごとに定められていますので、安全のためにも設置寸法はきちんと守りましょう。機種によっては左右や背面を壁とピッタリつけて置ける「ピタ置き」が可能なモデルもあります。ピタ置きが可能モデルはより省スペースに設置できるのでおすすめです。置き場所が限られているキッチンでは、設置スペースから機種を選ぶのも良いでしょう。

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●扉の開き方は2種類

オーブンレンジ・電子レンジには扉の開きが「縦開き」と「横開き」の2種類があります。
「縦開き」は、レンジの左右、前どこに立っても食品が出し入れしやすく、開けた扉の上に一時的に食品や調理器具などを置くこともできます。ただし、冷蔵庫の上など、目線より高い位置では開閉しずらく、使い勝手が悪くなります。
「横開き」は、冷蔵庫の上などの高い位置においても開閉しやすいが、利き手によっては開きずらかったり、左側のスペースに余裕がないとフルオープンできないといったことがあります。
設置する場所やキッチンでの動線などをイメージしてからどちらのタイプにするかを決めるのがおすすめです。また、庫内容量の大きいレンジはほとんどが「縦開き」です。

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庫内形状(テーブルの形状)には、フラットとターンテーブルの2種類があります。
フラットテーブル式は、下皿が無く、庫内に直接食材を置けるタイプです。庫内全体にマイクロ波を拡散させ、ムラなくあたためることができます。庫内の容量をフルに使え、大きめの四角いお弁当屋、丸いお皿などが使いやすく、一度にたくさんの調理をしたい時も便利です。また、下皿が無いので庫内の凹凸も少ないため、お手入れもしやすくなっています。
中級以上のモデルはほとんどがフラットテーブル式になります。

ターンテーブル式は、庫内にある丸い下皿で食材を回転させながら温めます。マイクロ波が1か所からしか放出しないため、下皿を回転させることで全体にマイクロ波があたるようにし、加熱ムラを防いでいます。そのため、中で引っ掛かって下皿が回転しないと加熱ムラがでて、温まらなくなります。また、下皿があり、庫内に凹凸もあるため、お手入れもしにくくなっています。 ターンテーブル式はシンプルな構造でリーズナブルなため、価格重視の方におすすめです。

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モデルによって、レンジの最高出力やオーブンの最高温度が異なります。
あたためるだけなら、一般的な500～600Wの出力があれば問題ありませんが、食品のあたためスピードを重視するなら、レンジの最大出力W数が高いものを選びましょう。
オーブンやグリル機能を使って料理したい際には、オーブンの最高温度をチェック。250℃以上設定できる機種であれば、ほとんどの料理に対応することができますが、オーブンの温度が高いほど料理の幅や仕上りの良さ、予熱時間の短縮にも繋がります。
本格的な焼き料理がしたい方はできるだけ、オーブン最高温度が高いモデルがおすすめです。

●赤外線センサー

食品から放出される赤外線量を判断し、食品の表面温度を測ります。赤外線の量は加熱によって変化するため、その変化を検出して加熱を調整していきます。主に中級機以上のモデルに搭載されていることが多い赤外線センサーですが、メーカーや機種によって赤外線の検知するタイミングやスピードなどが違い、加熱の精度も中級モデルと上位モデルとでは変わってきます。上位モデルで搭載されている、さらに高性能な「高精度赤外線センサー」はより食品の加熱ムラを抑え、最適なあたためができるのでおすすめです。

●重量センサー

庫内に置いた食品の重さを測り、検出した重さから演算した加熱時間であたためます。重量のある食器を使う際には加熱しすぎてしまうことがあります。

●湿度センサー(蒸気センサー)

加熱された食品から出る蒸気量や、庫内の湿度を測り、検知した変化を基に最適な加熱時間を調整します。ラップやフタをすると蒸気を感知できないため、加熱しすぎることがあります。

●温度センサー

庫内の温度を測り、加熱を調整します。食材ではなく庫内の温度を測定するため、オーブンやグリル調理などをする際の温度調整に重要なセンサーです。

●オートメニュー機能(自動メニュー)

オートメニュー機能は指定の食材をいれて、ボタンを押すだけで調理(自動調理)ができる機能です。時間や温度を設定する必要もなく気軽に調理できるのが便利。
上位モデルだと100種類以上のメニュー数を登録しているものもあり、煮物、焼き物、蒸し料理など、手軽に料理の幅が拡がります。

●2品同時あたため

「2品同時あたため」は高性能赤外線センサーなどを使い、異なる食品を一緒にあたためられる機能です。冷凍と常温の物など、温度の違うものを一緒にあたためられるため、時短にもなる便利な機能です。

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●適温あたため (温度設定あたため)

設定した温度に食品を温められ機能。設定できる範囲はモデルによって違いますが、赤外線センサーを搭載した上位モデルに搭載されています。カチカチのアイスクリームを食べやすくしたり、ベビーフードなどを低温で温めたりなどが可能です。

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●2段調理

一度に多くのパンやお菓子を焼きたいといった方におすすめの2段調理。2段の角皿でたくさんの料理を一度に仕上げることができます。また、2段調理できるレンジはファンで対流させた高温の熱風で食材を焼き上げる「熱風コンベクション式」を採用しているため、熱風を隅々まで循環させるので、全体をムラなく焼き上げ、しっかりと中まで火を通すことができます。
2品別々の料理を同時に作ることができるモデルもあり、時短にも繋がります。

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●発酵機能

パン作りをする方におすすめの機能です。ヒーターで加熱しながら発酵に適した温度である40℃前後に保ちます。パン生地だけではなく、ヨーグルトや甘酒などの発酵食品が作れるモデルもあります。

お手入れのしやすさ

まずお手入れのしやすさを重視するなら庫内がフラットテーブルになっているタイプです。凹凸が少ない庫内はサッと拭き掃除ができます。また、天面ヒーターが露出していないタイプだと、天面部分の汚れも拭きとりやすくおすすめ。
スチームオーブンレンジには高温のスチームで汚れを浮かして、落としやすくする「お手入れコース」などがあるモデルもあるため、庫内を常に清潔に保ちたい方やお手入れの手間を減らしたい方はチェックしてみてください。

トースト機能

レンジでトーストを焼きたいという方はトースト機能があるかをチェック。レンジで焼ければ、トースターをキッチンに置く必要がなくなり、省スペースです。しかし、多くのオーブンレンジではトースターよりも焼く時間が長くなることと、両面焼きに対応していないと裏返す必要があるなど手間がかかることには注意が必要です。

操作パネル

操作パネルの種類は主に「ボタン」「ダイヤル」「液晶パネル」の3種類があります。
ボタン式とダイヤル式はよく使う機能に絞っており、ボタンを押すだけ、ダイヤルを回すだけで目的の機能を使うことができます。特にダイヤル式は機能がダイヤル一つに集約されており、ボタンを何度も押す必要がないなど、素早く簡単に操作できるなどがメリット。
液晶パネル式はあたため・手動・解凍などのメニューアイコンが並び、直感的に操作可能。上位モデルになるとカラータッチ液晶が搭載され、説明書を見なくても簡単に使えるように文字やイラストで解りやすいくガイドしてくれ、より便利に様々な機能を使うことができます。

スマホアプリ連携

近年はIOT家電としてスマートフォンと連携するモデルも多く登場しています。
専用アプリを使い、スマートフォン経由で操作したり、予熱や調理終了をお知らせしたり、レシピの検索やレシピメニューの追加などが可能になります。メーカーによってできることが変わってきますので、活用したい方はチェックしましょう。