食でたどるニッポンの記憶 [単行本]
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食でたどるニッポンの記憶 [単行本]

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出版社:東京堂出版
販売開始日: 2017/06/26
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食でたどるニッポンの記憶 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    終戦直後、野山を駆け回っていた小泉少年のお腹を満たした食べ物、懐かしいふるさとの味、そして戦後西洋化した日本の食卓まで。半世紀以上にわたるさまざまな食べ物との出会いを通して、日本の食文化の移り変わりをたどる。
  • 目次

    Ⅰ 田舎の悪童たちの胃袋を満たしたもの(昭和20年~30年)
       400年近く続く造り酒屋に生まれて/カヨちゃんとの痛い思い出/柱につながれていた幼少期/おしゃぶりは干しイモ/
       泣くと身欠きニシンが泳いできた/棒タラとの長いつきあい/麦とろは、当時もうまかった/
       白いごはんと塩ホッケは最強コンビ/DDTの洗礼を受けた子どもたち/肺病で亡くなる人が多かった/
       日本人が肉食を嫌った理由/子馬の競りは、町の一大イベント/トテ馬車から木炭車へ/
       クジラを食べることは日本の文化だった/クジラ料理ベスト3/ニワトリのタマゴの恩恵
       肉は町の肉屋ではなく、山で調達/野ウサギの「ウサギ汁」に舌鼓/スズメの捕獲作戦「その1」
       スズメ捕獲作戦「その2」/カラスのロウソク焼き/野鳥のレストランがあった/赤カエルの肉は甘くてうまい
       シマヘビは売ってお小遣いにしていた/ドジョウとウナギは料理屋へ/小泉式オリジナル「小ブナ」漁法
       家の池にコイが自然繁殖/淡水魚と日本の食生活/「畑の肉」である大豆食品/食材が少なくても豊かな食生活はできる
       弁当温め箱の、棚取り合戦/大好物だらけの私の弁当/弁当のない子も一緒にわいわい食べた
       イナゴ捕りで、みんながハッピーに/子ども同士で生きる知恵を身につけた/秋は干し柿がうまかった
       酒粕を食べて酔っぱらって登校/食べる魚の種類も増えてきた/紙芝居を観て少年探偵団を結成
       テレビと映画館の登場で衝撃を受ける

    Ⅱ 伝統食の崩壊と新たな食材の登場(昭和31年~36年)
       日本の食生活が激変した昭和三十年代/出世魚のごとき「あだ名」が示す食の遍歴/マヨネーズの衝撃
       魚肉ソーセージで子分を増やす/血沸き肉躍るジンギスカン/焼きソバとの偶然の出会い/祭りで稼いだ金でハムを食う
       アンゴラウサギで一儲けした友人/大盛りラーメンで空腹を満たした日々/インスタントラーメンの登場
       土用の丑の日の「大酸っぱい」/自動式電気釜誕生の衝撃/弁当にも肉が入るようになった
       高校時代は三倍うまい「サンドイッチ弁当」/極上のアブラハム・リンカーン/フランス料理のエスカルゴに挑戦
       映画が果たした役割/変わらなかったトイレ事情

    Ⅲ オリンピック前後の東京の生活文化と食事情
       日本全体が希望に満ちていた大学時代/醸造学科のお坊ちゃまレベルは日本一/原宿のネコ屋敷に住んでいた
       神宮球場へ通い詰めた日々/休日はトロリーバスでザリガニ捕り/渋谷の名画座で映画三昧
       バスの中での、もろみドクドク事件/阿武隈「缶」太郎の自炊生活/ポークソテーでうひょひょー
       クジラを最高においしく食べる調理法/夜中の立ち飲みのおでん屋/新宿「ションベン横丁」の思い出
       新宿西口のバラックの「おしゃれコーナー」/渋谷の百軒店とキャバレー通い/東京農大のネットワークは大きな財産

    Ⅳ 崩壊しつつある日本の食文化への提言
       26歳で訪れた沖縄で肉の多さに圧倒される/沖縄の「おばあ」が教えてくれたこと/
       地域に伝承されている食文化には意味がある/アメリカの統治で沖縄の食文化は失われた/
       日本人が歴史的に食べてきた「和食の主材」/半世紀の間に日本の食生活が激変/
       なぜ日本の食生活は短期間で激変したのか/カップラーメンの登場/化学調味料の消費量も増えた/
       食生活の変化で病気も変わった/食べ物は体型まで変えてしまう/酒の飲み方も変化してきた/
       戦後の酒の変遷/奄美大島の長寿の秘密
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小泉 武夫(コイズミ タケオ)
    1943年、福島県の酒造家に生まれる。東京農業大学名誉教授。農学博士。専門は食文化論、発酵学、醸造学。現在、鹿児島大学、琉球大学、広島大学などで客員教授を務める。NPO法人発酵文化推進機構理事長。著書多数。単著は140冊を数える
  • 出版社からのコメント

    半世紀以上にわたる著者の「食歴」から浮かぶ、戦後ニッポンの姿。異色の研究者であり人気作家の小泉武夫氏の、集大成
  • 内容紹介

    食文化研究者である著者が、半世紀以上に渡る様々な食との出会いについて綴る。食卓から浮かぶ、戦後から現代までの日本社会と食文化の変遷が描かれる。著者の個人的「食歴」であり、戦後の日本人の食卓の貴重な記録。
  • 著者について

    小泉 武夫 (コイズミ タケオ)
    1943年、福島県の造酒屋の家に生まれる。東京農業大学農学部卒業。東京農業大学名誉教授。農学博士。専攻は、醸造学、発酵学、応用微生物学、食文化論。発酵学者・文筆家として活躍中。世界各国を訪れその地の珍味や奇食を味わう「食の冒険家」でもある。『発酵は力なり』(NHK出版)、『くさいはうまい』(文春文庫)、『絶倫食』(新潮社)ほか、単著と共著を合わせて130冊を超える著作がある。

食でたどるニッポンの記憶 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京堂出版
著者名:小泉 武夫(著)
発行年月日:2017/06/30
ISBN-10:4490209665
ISBN-13:9784490209662
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:210ページ
縦:19cm
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