保育の質を考える―安心して子どもを預けられる保育所の実現に向けて [単行本]
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保育の質を考える―安心して子どもを預けられる保育所の実現に向けて [単行本]

近藤 幹生(編著)幸田 雅治(編著)小林 美希(編著)本田 由紀(著)普光院 亜紀(著)川田 学(著)池本 美香(著)後藤 英一(著)
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出版社:明石書店
販売開始日: 2021/03/15
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保育の質を考える―安心して子どもを預けられる保育所の実現に向けて の 商品概要

  • 目次

     推薦のことば[小熊英二]
     はじめに

    第1部 保育所は今――保育の質の観点から

    第1章 保育の質の重要性[本田由紀]
     はじめに――日本社会と保育
     1.保育の効果
     2.日本の保育の「質」
     3.保育士の労働条件
     4.近年の政策とコロナ禍が日本の保育にもたらしたもの
     おわりに

    第2章 行政施策は保育の質をどのように支えうるか[普光院亜紀]
     1.子どもが体験する保育の質
     2.保育の質は子どもの育つ権利を保障する
     3.待機児童対策が保育の質に与えた影響
     4.行政施策は保育の質をどのように支えうるか
     5.保育の質は社会の未来をつくる

    第3章 公共の存在である保育所の変質[小林美希]
     1.保育の現場から
     2.「やりがい搾取」される保育士たち
     3.保育士が本来得られるはずの給与とは
     4.保育士の賃金を抑制する「委託費の弾力運用」のからくり
     5.「実地検査」から見えてくるもの
     6.幼児教育・保育無償化の実情
     7.保育士配置基準と経済界からの規制緩和圧力
     8.コロナ禍における休業補償をめぐって

    第2部 子どもの健全な成長を担う保育所の役割

    第1章 子どもの成長における保育所の重要性――発達心理学の知見を踏まえて[川田学]
     はじめに
     1.人間の成長・発達の基本的条件
     2.「保育の質」と子どもの発達に関わる議論
     3.家庭だけでは豊かな経験と成長を保障できない
     4.乳幼児にふさわしい保育環境となっているか
     5.「志向性の質」の議論を

    第2章 保育所の課題と新たな実践――保育者の立場から考える[近藤幹生]
     1.無償化・規制緩和策と保育運営・実践への影響
     2.保育の質の向上と「保育の自由」
     3.子どもの権利を核とした保育運営・保育実践――具体例の提示を通して
     4.職員集団のあり方と園としての夢・目標(ビジョン)
     おわりに

    第3章 国際的な視点から見た日本の保育――保育の質確保に向けた海外の取り組みとの比較から[池本美香]
     はじめに
     1.保育制度の位置づけ――福祉から教育へ
     2.国による第三者評価機関設置の動き
     3.親の参画の促進
     4.保育者に関する制度
     おわりに

    第3部 自治体の保育行政

    第1章 世田谷区の保育の質の向上に向けた取り組み[後藤英一]
     はじめに
     1.保育所保育の質の向上のための体系的な支援
     2.新規保育施設への開設前からの支援
     おわりに

    第2章 問題事例から見た保育行政のあるべき姿勢[幸田雅治・小林美希]
     1.横浜方式
     2.板橋区の保育事故への対応
     3.中野区行政不服審査会
     4.企業主導型保育の制度的欠陥
     5.コロナ禍における小平市の対応
     6.その他の不適切保育事例
     7.自治体の保育行政への姿勢

    第4部 パネルディスカッション 安心して子どもを預けられる保育所の実現――子どもの立場から見た良き保育所とは
    [パネリスト:小林美希・後藤英一・寺町東子・濱和哲/コメンテーター:普光院亜紀/コーディネーター:幸田雅治]
     1.保育をめぐる昨今の課題状況
     2.保育の質をどのように確保するか
     3.保育の質の評価
     4.監査・指導の仕組みと課題
     5.保育の無償化について
     6.入園・利用調整のあり方
     7.保育事故への対応
     8.新型コロナウイルスによる保育園への影響
     9.保育制度のあるべき姿


     おわりに

     索引
  • 内容紹介

    昨今、保育の無償化に伴う諸問題、最低基準緩和による悪質な事業者の増加など、保育所をめぐって様々な課題が発生している。本書では、「保育の質」をキーワードに論点を整理し、保育所を見る目を養うことを目指す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    近藤 幹生(コンドウ ミキオ)
    白梅学園大学・短期大学学長・教授。1953年東京都生まれ。信州大学教育学部卒業、聖徳大学大学院博士課程修了。博士(児童学)。1978年~2004年山梨県、長野県、千葉県にて私立保育園保育士・園長を経験。2004年~2007年長野県短期大学幼児教育学科講師・同付属幼稚園長兼務。2007年より白梅学園短期大学准教授、同大学教授を経て2018年より現職。専門は保育学・保育史。日本保育学会、幼児教育史学会会員

    幸田 雅治(コウダ マサハル)
    神奈川大学法学部教授・弁護士。1979年東京大学法学部卒業、自治省(現総務省)入省。内閣官房内閣審議官、総務省自治行政局行政課長、総務省消防庁国民保護・防災部長など。2014年より現職。2013年弁護士登録(第二東京弁護士会)。日弁連では自治体等連携センター委員、公害対策・環境保全委員会委員等

    小林 美希(コバヤシ ミキ)
    ジャーナリスト。1975年、茨城県生まれ。2000年、神戸大学法学部卒業。株式新聞社、週刊エコノミスト編集部を経て2007年にフリーのジャーナリスト。労働問題がライフワークで保育や医療分野にも詳しい。2013年、マタニティ・ハラスメント問題で貧困ジャーナリズム賞を受賞。著書多数

    本田 由紀(ホンダ ユキ)
    東京大学大学院教育学研究科教授。徳島県生まれ。香川県育ち。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。日本労働研究機構研究員、東京大学社会科学研究所助教授等を経て、2008年より現職。専門は教育社会学。教育・仕事・家族という3つの社会領域間の関係に関する研究を主として行う。『多元化する「能力」と日本社会』(NTT出版、2005年)で第6回大佛次郎論壇賞奨励賞受賞

    普光院 亜紀(フコウイン アキ)
    保育園を考える親の会代表。早稲田大学第一文学部卒業。出版社に勤務中の1993年より保育園を考える親の会代表。2011年、東洋大学大学院博士前期課程修了(修士:社会福祉)。全国私立保育園連盟・東京都社会福祉協議会理事。浦和大学非常勤講師。保育ジャーナリストとして講演・執筆するほか、国・自治体の委員会にも参画。著書多数
  • 著者について

    近藤 幹生 (コンドウ ミキオ)
    白梅学園大学・短期大学学長・教授。
    1953年東京都生まれ。信州大学教育学部卒業、聖徳大学大学院博士課程修了。博士(児童学)。1978年~2004年山梨県、長野県、千葉県にて私立保育園保育士・園長を経験。2004年~2007年長野県短期大学幼児教育学科講師・同付属幼稚園長兼務。2007年より白梅学園短期大学准教授、同大学教授を経て2018年より現職。専門は保育学・保育史。日本保育学会、幼児教育史学会会員。著書は『保育とは何か』(岩波書店、2014年)『保育の自由』(岩波書店、2018年)ほか。

    幸田 雅治 (コウダ マサハル)
    神奈川大学法学部教授・弁護士。
    1979年東京大学法学部卒業、自治省(現総務省)入省。内閣官房内閣審議官、総務省自治行政局行政課長、総務省消防庁国民保護・防災部長など。2014年より現職。2013年弁護士登録(第二東京弁護士会)。日弁連では自治体等連携センター委員、公害対策・環境保全委員会委員等。著書は『行政不服審査法の使いかた』(法律文化社、2016年)『地方自治論――変化と未来』(法律文化社、2018年)ほか。

    小林 美希 (コバヤシ ミキ)
    ジャーナリスト。
    1975年、茨城県生まれ。2000年、神戸大学法学部卒業。株式新聞社、週刊エコノミスト編集部を経て2007年にフリーのジャーナリスト。労働問題がライフワークで保育や医療分野にも詳しい。2013年、マタニティ・ハラスメント問題で貧困ジャーナリズム賞を受賞。著書は『ルポ保育崩壊』(岩波新書、2015年)『ルポ保育格差』(岩波新書、2018年)ほか多数。

保育の質を考える―安心して子どもを預けられる保育所の実現に向けて の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:近藤 幹生(編著)/幸田 雅治(編著)/小林 美希(編著)/本田 由紀(著)/普光院 亜紀(著)/川田 学(著)/池本 美香(著)/後藤 英一(著)
発行年月日:2021/02/28
ISBN-10:4750351687
ISBN-13:9784750351681
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:234ページ
縦:21cm
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