発達障害支援に生かす適応行動アセスメント [単行本]

発達障害支援に生かす適応行動アセスメント [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  適応行動は改善可能であり、障害の種類や程度を問わず最適な予後を決定づけるものである。“心理アセスメントのエッセンシャルズ”シリーズ（Ｅｓｓｅｎｔｉａｌｓ　ｏｆ　Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｉｃａｌ　Ａｓｓｅｓｓｍｅｎｔ　Ｓｅｒｉｅｓ）から、Ｖｉｎｅｌａｎｄ‐３の著者による適応行動アセスメントの解説書、待望の刊行！

• 目次

  日本語版に寄せて　
  シリーズ序文　
  謝辞　
  
  １章　適応行動の概要と歴史　
  概要　
  適応行動の誕生　
  知的能力障害の定義における適応行動　
  適応行動の原則　
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ２章　適応行動を測る方法　
  検査のタイプ　
  面接　
  チェックリストと質問紙
  検査の目的　
  検査の特徴
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ３章　適応行動の標準化された検査　
  ヴァインランド社会成熟尺度　
  AAMD/AAMR/AAIDD版適応行動尺度　
  ヴァインランド適応行動尺度
  適応行動アセスメントシステム　
  自立行動尺度改訂版（SIB-R）
  適応行動評価尺度第3版（ABES-3）　
  適応行動領域のある発達検査　
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ４章　知的能力障害と遺伝子疾患の適応行動プロフィール
  障害等級 対 診断　
  知的能力障害の認知水準に応じた適応行動プロフィール　
  知的能力障害の併存　
  知的能力障害の発生率と有病率　
  知的能力障害の病因　
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ５章　自閉症スペクトラム障害の適応行動プロフィール　
  適応行動と認知水準との関連　
  適応行動と年齢との関連　
  適応行動と自閉症の症状との関連　
  適応行動と感覚行動との関連　
  適応行動と性差との関連　
  乳幼児から学齢前の自閉症スペクトラム障害児の適応行動プロフィール　
  自閉症スペクトラム障害の適応行動への人種・民族・社会経済的状態の影響　
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ６章　他の神経発達障害の適応行動プロフィール　
  学習障害　
  注意欠如・多動性障害（ADHD）　
  強迫性障害（OCD）　
  運動障害　
  聴覚障害　
  視覚障害　
  言語コミュニケーション障害　
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ７章　神経発達障害の成人の適応行動プロフィール　
  知的能力障害の成人の適応行動プロフィール　
  遺伝子疾患の成人の適応行動プロフィール　
  自閉症スペクトラム障害の成人の適応行動プロフィール　
  言語面の障害の成人　
  受刑者の知的能力障害のアセスメント　
  適応行動と居住や就労との関係　
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ８章　支援における適応行動の役割　
  支援計画を立てる上で考えるべき要素　
  支援で目標とする適応行動の同定　
  適応行動支援のエビデンスベイストプラクティス　
  市販品　
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ９章　事例　
  事例１：知的能力障害の子ども　
  事例２：自閉症スペクトラム障害の子ども　
  事例３：ADHDの子ども　
  まとめ　
  
  引用文献　
  索引
  監訳に寄せて　
  著者紹介　
  監訳者紹介・訳者一覧　

• 内容紹介

  発達障害支援において重要性が高まっている適応行動評価の要点が学べる指南書。主要な検査や障害ごとの特徴、支援計画の留意点を詳説する。
  
  原著：『Essentials of Adaptive Behavior Assessment of Neurodevelopmental Disorders』（ISBN:9781119075455）
  
  目次より
  
  １章　適応行動の概要と歴史　
  概要　
  適応行動の誕生　
  知的能力障害の定義における適応行動　
  適応行動の原則　
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ２章　適応行動を測る方法　
  検査のタイプ　
  面接　
  チェックリストと質問紙
  検査の目的　
  検査の特徴
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ３章　適応行動の標準化された検査　
  ヴァインランド社会成熟尺度　
  AAMD/AAMR/AAIDD版適応行動尺度　
  ヴァインランド適応行動尺度
  適応行動アセスメントシステム　
  自立行動尺度改訂版（SIB-R）
  適応行動評価尺度第3版（ABES-3）　
  適応行動領域のある発達検査　
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ４章　知的能力障害と遺伝子疾患の適応行動プロフィール
  障害等級 対 診断　
  知的能力障害の認知水準に応じた適応行動プロフィール　
  知的能力障害の併存　
  知的能力障害の発生率と有病率　
  知的能力障害の病因　
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ５章　自閉症スペクトラム障害の適応行動プロフィール　
  適応行動と認知水準との関連　
  適応行動と年齢との関連　
  適応行動と自閉症の症状との関連　
  適応行動と感覚行動との関連　
  適応行動と性差との関連　
  乳幼児から学齢前の自閉症スペクトラム障害児の適応行動プロフィール　
  自閉症スペクトラム障害の適応行動への人種・民族・社会経済的状態の影響　
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ６章　他の神経発達障害の適応行動プロフィール　
  学習障害　
  注意欠如・多動性障害（ADHD）　
  強迫性障害（OCD）　
  運動障害　
  聴覚障害　
  視覚障害　
  言語コミュニケーション障害　
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ７章　神経発達障害の成人の適応行動プロフィール　
  知的能力障害の成人の適応行動プロフィール　
  遺伝子疾患の成人の適応行動プロフィール　
  自閉症スペクトラム障害の成人の適応行動プロフィール　
  言語面の障害の成人　
  受刑者の知的能力障害のアセスメント　
  適応行動と居住や就労との関係　
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ８章　支援における適応行動の役割　
  支援計画を立てる上で考えるべき要素　
  支援で目標とする適応行動の同定　
  適応行動支援のエビデンスベイストプラクティス　
  市販品　
  まとめ　
  セルフチェック　
  
  ９章　事例　
  事例１：知的能力障害の子ども　
  事例２：自閉症スペクトラム障害の子ども　
  事例３：ADHDの子ども　
  まとめ　

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  ソールニア,セリーン・A.(ソールニア,セリーンA.／Saulnier,Celine A.)
  エモリー大学医学部小児科学科自閉症関連障害部門准教授。デボラ・ファイン博士の指導のもと、コネチカット大学で臨床心理学の博士号を取得。イェール大学児童研究センターのポスドク研究員を経て、同大学教員に就任。自閉症プログラムの臨床責任者と研修責任者を務めた。自閉症の適応行動プロフィールや、乳幼児の自閉症の早期発見・診断に関する研究に携わる
  
  クライマン,シェリル(クライマン,シェリル／Klaiman,Cheryl)
  エモリー大学医学部小児科学科自閉症関連障害部門准教授。ジェイコブ・ブラック博士の指導のもと、マギル大学で学校心理学と応用児童心理学の博士号を取得。イェール大学児童研究センターでエイミー・クリン博士、サラ・スパロー博士、ロバート・シュルツ博士に師事し、プレドク・ポスドク研究員を経て、同大学教員に就任。イェール大学では、ロバート・シュルツ博士と共同で自閉症の新たな支援プログラムを研究するとともに、ウィリアムズ症候群、プラダー・ウィリー症候群、自閉症の臨床プロフィールの解明に尽力した。その後、カリフォルニアに移り、Ｃｈｉｌｄｒｅｎ’ｓ　Ｈｅａｌｔｈ　Ｃｏｕｎｃｉｌの自閉症関連障害部長、スタンフォード大学の研究教員を務め、脆弱ｘ症候群の適応行動プロフィールに関する縦断研究を行った。現在は、自閉症の特性および様々な発達障害にみられる発達の遅れの早期発見について研究を進めている
  
  黒田 美保(クロダ ミホ)
  帝京大学文学部心理学科教授、および北海道大学大学院、浜松医科大学、福島大学、昭和大学、名古屋学芸大学客員教授。公認心理師・臨床発達心理士・臨床心理士。東京大学大学院医学系研究科心の発達医学分野博士課程修了。医学博士・学術博士。日本公認心理師協会常任理事、日本臨床発達心理士会幹事長、日本発達障害ネットワーク理事。東京都大田区職員、よこはま発達クリニック勤務を経て、２００５年～２００６年ロータリー財団奨学金によりノースカロライナ大学医学部ＴＥＡＣＣＨ部門に留学。帰国後、国立精神・神経医療研究センター研究員、淑徳大学准教授、福島大学特任教授、名古屋学芸大学教授などを経て、現職。著訳書多数
  
  辻井 正次(ツジイ マサツグ)
  中京大学現代社会学部教授、および浜松医科大学子どものこころの発達研究センター、福島学院大学客員教授、ふくしま子どもの心のケアセンター顧問、ＮＰＯ法人アスペ・エルデの会ＣＥＯ・統括ディレクター。日本ＤＣＤ学会代表理事、日本小児精神神経学会理事、日本発達障害ネットワーク理事、日本発達障害学会評議員。１９９２年に発達障害児者のための生涯発達支援システム「アスペ・エルデの会」を設立。発達障害児者の発達支援システムや発達支援技法の開発、専門家養成などに取り組んでいる。著訳書多数

発達障害支援に生かす適応行動アセスメント [単行本] の商品スペック