いじめ対応の限界 [単行本]
    • いじめ対応の限界 [単行本]

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いじめ対応の限界 [単行本]

内田良(編著)古殿真大(著)藤川寛之(編著)


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出版社:東洋館出版社
販売開始日: 2024/04/08
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いじめ対応の限界 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに 
    第1章 見えない、語られない事実 
    思い込みからの脱却/都道府県間でバラバラ いじめの認知件数/子供の受難―いじめと虐待/子供はいじめ被害を話さない/事実確認の困難/いじめ被害者にも責任がある?

    第2章 主観に頼ったいじめ認知とその落とし穴 
    「いじめ」定義の変遷/教員の理解と認知件数の増加/教員の共感と切り捨てられたリアリティ/個人の中のわかりにくさ

    第3章  オンラインへの誤解と期待
    :いじめ被害者の救済と加害者の発見に向けて 
    「ネットいじめ」の「わからなさ」/オンラインいじめについて残された課題/オンラインいじめの実態/認知件数から読み解くオンラインいじめ/オンラインに対する大人のまなざし/大人はオンラインをどのように認識しているのか/子供にとっても危険なオンライン/オンラインは被害者の居場所にもなっている/オンラインへの誤解が生み出す帰結/オンラインに期待を寄せること/オンラインといじめ加害者の今後

    第4章 生徒の人間関係といじめを防止する教師の役割 
    傍観者はワルなのか/被害者のための相談体制/被害者の周縁から教師につながる/わからない教師にできること/教師が築くピア・サポートプログラム/教師は家庭・地域社会・学校の架け橋/教師がつくるいじめ防止の相談体制

    第5章 いじめをめぐる現場の判断の難しさ 
    いじめ認知件数の実態/事実認定の難しさ/保護者に合わせて対応を変えなければいけない/子供がケガをしてしまったときの対応も大変/同じクラスで揉め事が起こったとき

    第6章 だれにも頼れない悲劇 
    どんな小さなことでも取り上げる/物をなくす、忘れる/子供の話を鵜呑みにできない/保護者にどう伝えるかでその後が変わる/指導に労力を要する子供中心にクラスが編成される/ハサミを持って暴れる子供にどう対応するのか

    おわりに 
  • 内容紹介

    いじめの「わからない」を突き止める!

    本書の概要

    「いじめの被害者と加害者は入れ替わる」「教師が現場を押さえるのは容易ではない」「子どもは被害を正直には話さない」。いじめの被害者、加害者、教師、保護者……三者調査からわかったきた本当の問題とは――。気鋭の教育社会学者が明らかにした「いじめ対応」の実態。


    本書からわかること

    最大の問題は、いじめの「わからない」ことが知られていない

    いまも昔も、学校現場はいじめ対応に苦しんでいます。いじめの被害と加害には、三重の見えにくさがあるからです。一つ目は、いじめの被害者と加害者が入れ替わること。数日前まで被害者の立場にあった子供が、気がつけば加害者の側にまわっています。二つ目は、明確に加害と被害が分けられるとしても、隠れて行われるいじめを教師側がそれを発見し、そこで加害と被害を区分することは簡単なことではないこと。そして三つ目は、子供はいじめ被害の事実を表立って語れないことです。
    だから、いじめはきわめて見えにくいというところから、私たちは話を始めなければなりません。何が起きているかさえ、よくわからない。いじめは、現場に下りるほど、「わからない」ことだらけなのです。
    そして「わからない」ことの追究を教師に任せるには限界があり、だからこそ、専門家の介入が必要です。「わからない」ことは、ただひたすらに教師の業務負担を増やすだけです。そして最大の問題とは、「『わからない』ことが知られていないこと」なのです。


    教育現場は、いじめの「わからない」ことに苦悩している

    現場は、「わからない」ことに苦悩している。それにもかかわらず、「学校はいじめを隠蔽し、教育委員会もそれに加担する」との先入観が独り歩きし、現場をいっそう戸惑わせています。
    本書は、上記の問題意識のもと、4名の著者により執筆されています。著者4名は2021年8月に「学校のいじめに関する三者調査」を共同研究として実施。その調査結果を活用しつつ、各々の問題意識から「わからない」ことの困難に言及しています。
    「わからない」ことから始めよう。それが、本書の提案です。「わからない」からこそ、その闇に切り込んでいかねばなりません。「わからない」からこそ、科学的な調査と研究が必要です。
    目の前が真っ暗であるときほど、一つの光は救いにもなりうる。「わからない」ことからの出発が、いじめで苦しむ子供と保護者、そして教師の助けになるはず――。
    本書の提案が、一人でも多くの方の手助けになることを祈っています。


    こんな先生におすすめ

    いじめ問題に関心のある先生

  • 著者について

    内田 良 (ウチダリョウ)
    名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。スポーツ事故、組体操事故、「体罰」、教員の部活動負担や長時間労働などの「学校リスク」について広く情報を発信している。2015ヤフーオーサーアワード受賞。著書に『校則改革』『ブラック校則』『ブラック部活動』(いずれも東洋館出版社)、『部活動の社会学―学校の文化・教師の働き方』(岩波書店)、『教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」』(光文社新書)など多数。本書では、「はじめに」・第1 章・第5 章・第6 章・「おわりに」を執筆。

    古殿 真大 (フルドノシンタ)
    名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士後期課程・日本学術振興会特別研究員(DC 2)。論文に「普通学級における精神衛生的処置と「性格異常」」『保健医療社会学論集』(近刊)、「教育事例集に見られる緘黙児認識の変化」『SNEジャーナル』第28巻第1 号などがある。本書では、第2 章を執筆。

    藤川 寛之 (フジカワカンノ)
    名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士後期課程。論文に「ICT教育をめぐる研究動向と展望」『教育論叢』第64号、「なぜ教員と保護者の連携は難しいのか」『名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)』第70巻1 号(共著)などがある。本書では、第3 章を執筆。

    澤田 涼 (サワダリョウ)
    名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士後期課程・名城大学総合企画部(愛知県立愛知総合工科高等学校専攻科)。論文に「大学におけるピア・サポーターの成長を導く「居場所」概念の考察」『ピア・サポート研究』第19号、「大学生のピア・サポート経験の効果検証」『名城大学教育年報』第17号などがある。本書では、第4 章を執筆。

いじめ対応の限界 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東洋館出版社
著者名:内田良(編著)/古殿真大(著)/藤川寛之(編著)
発行年月日:2024/04
ISBN-10:4491050570
ISBN-13:9784491050577
判型:B6
発売社名:東洋館出版社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:160ページ
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