ASDを共に生きる―共事者として子どもの"生きる様"をエピソードで描く [単行本]
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ASDを共に生きる―共事者として子どもの"生きる様"をエピソードで描く [単行本]
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ASDを共に生きる―共事者として子どもの"生きる様"をエピソードで描く [単行本]

頼 小紅(著)鯨岡 峻(解説)


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出版社:北大路書房
販売開始日: 2025/09/11
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ASDを共に生きる―共事者として子どもの"生きる様"をエピソードで描く の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    エピソード記述による〈共事者研究〉が、ASD研究に新たな展望を切り拓く!これまでASD研究は、「ASDとは何か」という問いを巡るもの、またこの問いに沿ってその症状の低減・改善を目指すものが圧倒的に多かった。本書では、この流れを批判的に捉え、エピソード記述という手法を用いて「ASDを共に生きるとはどういうことか」という新たな問いに挑む。一人のASD児の約3年にわたる日々の営みを、〈共事者〉として関係論的視点から克明に描き出す。
  • 目次

    まえがき
    序 章 本書に取り組むまで
    第1 節 息子の障碍との出会いから関係発達論の学びへ
    第2 節 本書の研究の方向性が見えてくるまで
    第3 節 本書の狙い

    第Ⅰ部 理論編
    第1章 自閉症論の変遷史とASD当事者の語り
    第1節 自閉症概念の登場と「人との情緒的接触を欠く」ということの意味
    第2節 乳幼児精神医学の研究の流れ
    第3節 自閉症の中核症状と診断基準についての議論
    第4節 ASD当事者の独特な感覚世界
    第5節 ASD当事者が直面する社会との関係性
    第6節 本書の新たな研究枠組み

    第2章 本書の基礎となる関係発達論
    第1節 関係性を分断しない新しい発達の見方
    第2節 子どもを「育てる」大人の働きを考える
    第3節 子どもの気持ちを間主観的に掴むこと
    第4節 二者間の関係性を相互主体的な関係性と見る
    第5節 一個の主体のもつ二面・二重の心と〈自己態勢〉
    第6節 障碍の問題を関係論的に考えること

    第3章 本書の基礎となる関係発達論の方法論
    第1節 「関与観察とエピソード記述」という方法論の特徴
    第2節 関与観察という観察法
    第3節 関与観察から得た結果の記録とそれに基づくエピソード記述
    第4節 本書にASD児の連絡帳を取り上げる理由


    第Ⅱ部 事例編
    第4章 一人のASD児が親や身近な他者のさまざまな思いの中で見せる「生きる様」
    ――約3年間の連絡帳を通して
    第1節 本章において連絡帳を資料として取り上げる目的
    第2節 「排泄」に関する母の悩みと悠くんの姿
    第3節 「制止」場面の悠くんの様子と母の思い
    第4節 悠くんの友達関係の広がりと母の喜び
    第5節 母の先生や他児への感謝の気持ち
    第6節 本章の総合考察

    第5章 一人のASD児が身近な他者と関わり合う中でどのように心を動かしているか
    ――「関与観察とエピソード記述」を通して
    第1節 本章の目的と手続き
    第2節 悠くんと筆者のあいだでどんなときに気持ちが繋がったか
    第3節 悠くんと先生とのあいだで「情動的相互調整」はどのようになされたか
    第4節 悠くんと友達との関わり合いはどのように展開したか
    第5節 みんなと一緒の活動の中に見る悠くんの内面の「私たち」の意味
    第6節 悠くんはトーマスにどのように関わって遊んでいたか
    第7節 本章の総合考察

    終 章 ASD児も身近な他者と関わり合う中で生きている――最終考察
    第1節 理論編の4つの視点が持つ意味
    第2節 理論編と事例編を繋ぐ鍵となる〈自己態勢〉という概念
    第3節 ASD児を「障碍特性」の観点から見るか,〈自己態勢〉の観点から見るか
    第4節 〈自己態勢〉という概念には,第1章第6節で見た4つの視点が合流する
    第5節 ASD児一人ひとりの〈自己態勢〉の違いを認めることが新しいASD児観に繋がる
    第6節 ASD児・者への支援を考える上で重要なこと
    第7節 本書の課題と今後の展望

    謝 辞
    引用・参考文献

    解 説 「ASDを共に生きる」ということ (鯨岡 峻)
  • 出版社からのコメント

    ASD研究に新たな展望を切り拓く! 3年にわたるエピソード記述をもとに, ASD児の〈生きる様〉を共事者として描き出す。
  • 内容紹介

    従来のASD研究は,「ASDとは何か」を巡るものや「ASDの症状の低減・改善」を目指すものが多かった。本書では,この流れを批判的に捉え,「ASDを共に生きるとはどういうことか」という新たな問いに挑む。約3年にわたるエピソード記述をもとに,一人のASD児の〈生きる様〉を共事者として描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    頼 小紅(ライ ショウコウ)
    1979年生まれ。(中国)贛南師範大学を卒業(2000年)。その後、中京大学大学院心理学研究科博士前期課程修了(2014年)、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程認定退学(2023年)、京都大学博士(人間・環境学)取得(2024年)。中国の新城中学校にて教員を務めた後、2016年より保育・介護・ビジネス名古屋専門学校専任教員を経て、現在に至る。現在:(中国)江西科技師範大学教育学部講師。専門:発達心理学、障碍児心理学、障碍児保育学

ASDを共に生きる―共事者として子どもの"生きる様"をエピソードで描く の商品スペック

商品仕様
出版社名:北大路書房
著者名:頼 小紅(著)/鯨岡 峻(解説)
発行年月日:2025/10/20
ISBN-10:4762832936
ISBN-13:9784762832932
判型:A5
発売社名:北大路書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:336ページ
縦:21cm
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