大名古屋の鉄道文化140年(交通新聞社新書<190>) [新書]

大名古屋の鉄道文化140年(交通新聞社新書<190>) の 商品概要

• 出版社からのコメント

  2026年3月に誕生140周年を迎える名古屋圏独特の鉄道文化を、ＪＲ（国鉄）と私鉄の区別なく解説します。

• 内容紹介

  関東、関西とともに日本三大都市圏のひとつ、名古屋地区は2026年３月で鉄道誕生140年を迎えます。本書はその１４０年間の鉄道のあゆみをモチーフとしますが、とくにＪＲ（国鉄）と私鉄の区別なく、さらに名古屋と経済・文化的に太いつながりがある近接県も含めて、ひとつの大きな中京地域＝大名古屋圏（ロンドンとその周辺域をまとめた呼称「グレーターロンドン」に倣って「大名古屋」と呼称）の鉄道のエピソードを集め、名古屋圏独特の鉄道文化を解説します。
  新橋～横浜間の関東、神戸～大阪間の関西という幹線とは違い、中山道鉄道の長浜～関ケ原間、さらに通称“半田線（現在の武豊線）”がそのルーツという超個性の事実に象徴されるように、意外と知らない大名古屋圏の鉄道の１４０年をまとめ、関東にも関西にも無い、大名古屋圏の鉄道文化が持つ誇りと底力を伝える一冊です。

• 著者について

  徳田耕一 (トクダコウイチ)
  交通ライター。1952（昭和27）年、名古屋市生まれ。名城大学卒業。名古屋駅の近くで生まれ育ち、今も居住する生粋の名古屋人。周囲の環境から鉄道に興味を抱き、半世紀以上にわたり、日本の鉄道の動向を記録してきた。旅行業界に奉職した経歴もあり、実学を活かし観光系の大学や短大で観光学の教鞭をとり、鈴鹿大学（旧：鈴鹿国際大学）など複数校で客員教授も務めた。また、旅行業が縁で菓子業界とのパイプもでき、製菓会社で観光土産やＰＢ・ＯＥＭ商品の企画・販路開拓に従事し、その商談で全国を東奔西走した。　
  総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者、乙種第４類危険物取扱者、鉄道旅行博士（称号・旅行地理検定協会）、はこだて観光大使（函館市）。主な著書に『名古屋駅物語』・「名古屋発 ゆかりの名列車」・『変わる！名鉄電車のゆくえ』（交通新聞社）、『サハリン 鉄路1000キロを行く』・『名古屋市電が走った街 今昔』（ＪＴＢ）、『117系栄光の物語』・『パノラマカー栄光の半世紀』（ＪＴＢパブリッシング）ほか多数。

大名古屋の鉄道文化140年(交通新聞社新書<190>) の商品スペック