フォークランド戦争(ちくま新書<1923>) [新書]
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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2026/06/10
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フォークランド戦争(ちくま新書<1923>) [新書] の 商品概要

  • 目次

    はじめに――あらゆる要素が詰まった戦争

    Ⅰ 環境形成
    第1章 戦争への道
    1 領有権問題の起源
    2 国際社会と外交交渉
    3 英国の状況――衰退の只中で
    4 アルゼンチンの国内事情――軍事独裁と経済危機
    5 アルゼンチンの戦争準備――一九四〇年代からアズール作戦まで
    6 島民の立場
    7 南ジョージア島事件
    8 開戦前夜
    9 本章のまとめ――戦争はどのように「不可避」になったのか

    第2章 開戦と初動
    1 アルゼンチン軍編成と作戦準備
    2 一九八二年四月二日の上陸作戦
    3 アルゼンチンの勝利宣言と国内反応
    4 英国政府の危機対応
    5 機動部隊派遣
    6 コーポレート作戦の指揮・統制(C2)
    7 国際社会の反応
    8 両国の初期戦略と見通し
    9 機動部隊の航海――前進基地アセンション島と長期航海
    10 本章のまとめ――開戦はどのように「現実」になったのか

    Ⅱ 攻撃
    第3章 制海権を巡る戦い
    1 南ジョージア島奪還
    2 潜水艦の投入と抑止力
    3 ジェネラル・ベルグラノ撃沈
    4 守護神シーハリアー――滑走路がなくても飛べる戦闘機
    5 アルゼンチン空軍の攻撃と英国の被害
    6 ロジスティクスをめぐる攻防
    7 防空・制海のバランス
    8 制海権確立の意義
    9 本章のまとめ――制海権とは「戦争を動かす行動の自由」の確保である

    第4章 制空権を巡る戦い
    1 アルゼンチン空軍の戦力と戦術
    2 シーハリアーの防空任務
    3 初期の航空戦と「メイデイの空戦」
    4 ブラック・バック作戦――バルカン爆撃機の遠征
    5 エグゾセとシェフィールドの悲劇――「低空・高速・自律誘導」という新しい恐怖
    6 アルゼンチン空軍の波状攻撃と不発の皮肉
    7 英国艦隊の防御網の限界――装備・整備・電子戦・人間
    8 シーハリアーの多任務化とロジスティクスの課題――空の戦いは「補給」と直結する
    9 制空権の不完全性と勝敗を分けた消耗の帰結
    10 本章のまとめ――制空なき戦いの帰結

    第5章 上陸作戦――サン・カルロス湾
    1 上陸地点決定の背景
    2 上陸部隊の編成と任務分担
    3 サン・カルロス湾の戦い(ブラッディ・サタデー)
    4 地上戦力の展開とロジスティクス
    5 アルゼンチン軍の防御態勢
    6 夜間行軍と接触戦闘
    7 特殊部隊が整えた上陸前夜
    8 アルゼンチン空軍の消耗と転換点
    9 政治的・戦略的意味
    10 本章のまとめ――不完全な制空の下で橋頭堡を築く

    第6章 スタンリーへの道――陸戦の展開と試練
    1 ダーウィン=グース・グリーンの戦い(一九八二年五月二八日)
    2 前進の困難――外交、行軍とロジスティクス(一九八二年五月末~六月上旬)
    3 マウント・ケントをめぐる戦闘
    4 マウント・ロングドンの戦い――第一夜の激闘
    5 ツー・シスターズとマウント・ハリエット――同時夜襲の展開
    6 包囲の形成――六月一二日から一三日へ
    7 ワイヤレス・リッジ――最後の背骨
    8 スタンリーへの進撃――包囲の完成
    9 本章のまとめ――連続戦としての陸戦とその帰結

    Ⅲ 回復
    第7章 スタンリー陥落と停戦
    1 降伏の決断
    2 降伏交渉
    3 兵士達の反応、島民達の反応
    4 首都スタンリーの解放
    5 停戦と戦争の終結――両軍の状況
    6 本章のまとめ――「終結」を成立させた条件

    第8章 戦争の帰結と教訓
    1 政治的帰結
    2 国際的な影響
    3 島民社会の変化
    4 軍事的成果と損失
    5 軍事的教訓
    6 指導者と意思決定――英国軍指揮官たちの判断
    7 現代への教訓

    おわりに――フォークランド戦争の意味

    英国海兵隊旅団長 特別インタビュー 
    フォークランド戦争の真相/ジュリアン・トンプソン(聞き手 北川敬三)

    あとがき
    主要参考文献
    フォークランド戦争関連年表
  • 出版社からのコメント

    台湾有事の参考とすべき総合的近代戦といわれる英国・アルゼンチン間の戦争。陸・海・空が相互に連関した戦闘の実態を徹底検証する。
  • 内容紹介

    国家はどう決断し、軍はいかに戦ったか

    現代の戦争と
    安全保障を考えるための
    迫真の戦記

    台湾有事が予測されるなか、フォークランド戦争が注目を集めつつある。この戦争は第二次世界大戦後、唯一の陸海空全ての次元で戦われた総合的な近代戦であり、仮に台湾で開戦されれば似たような作戦が展開されると想定されているからである。

    そこで、フォークランド戦争を政略、戦略、作戦、戦術、術科/技術の五つのレベルで分析し、それらを作戦術で結びつけて考察。なぜ戦争が起き、勝敗が分かれたのかを立体的に描き出し、そこから我々が何を学ぶべきかを導き出す迫真の戦記。

    図書館選書
    台湾有事の際の参考とすべき総合的近代戦といわれる英国・アルゼンチン間の戦争。第二次大戦後初の陸・海・空が相互に連関した本格的戦闘の実態を徹底検証する。
  • 著者について

    北川 敬三 (キタガワ ケイゾウ)
    北川 敬三(きたがわ・けいぞう):1968年山口県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部教授。米国海軍兵学校卒業後、海上自衛隊入隊。護衛艦まつゆき艦長、在英国防衛駐在官、第二護衛隊司令、海上幕僚監部海上防衛戦略室長、海自幹部学校防衛戦略教育研究部長などを歴任。元一等海佐。防衛大学校総合安全保障研究科修士課程修了。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得退学。博士(政策・メディア)。著書『軍事組織の知的イノベーション』(勁草書房、2020年)、『「技術」が変える戦争と平和』(共著、芙蓉書房出版、2018年)、『Strategy and the Sea:Essays in Honour of John B. Hattendorf』(共著、Boydell Press、2016年)、『海洋国家としてのアメリカ』(共著、千倉書房、2013年)など。

フォークランド戦争(ちくま新書<1923>) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:北川敬三(著)
発行年月日:2026/06
ISBN-10:4480077537
ISBN-13:9784480077530
判型:新書
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:新書
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:320ページ
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