サーファーと環境のエコロジー―一宮町におけるボロボロの連帯 [単行本]
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サーファーと環境のエコロジー―一宮町におけるボロボロの連帯 [単行本]
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出版社:新評論
販売開始日: 2026/08/27
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サーファーと環境のエコロジー―一宮町におけるボロボロの連帯 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    サーファーは環境に優しいのか。日本におけるサーフィン文化と地域の関係性を知るための必読書!!
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序章 波と環境のあいだで
    第1章 サーフィン文化と「よそ者」
    第2章 ものが行為する、「自然」を手放す
    第3章 波に踊らされる
    第4章 海辺をたどる―一宮海岸の一三〇年
    第5章 黙って続ける―ゴミ拾いの政治学
    第6章 声を上げる―一宮町のヘッドランド建設反対運動
    第7章 傍らで耕す―半農半サーファーの実践
    終章 砂浜に戻る
  • 内容紹介

    「サーファーの聖地」で見出された「完璧ではないが続く関係」。
    最新の生態学理論も援用しつつ「かかわり方」の複雑系を探る。

     千葉県長生郡一宮町、「サーファーの聖地」と呼ばれるこの町で、毎朝サーファーたちが海に入っていく。波を待ち、波に乗り、また波を待つ。彼らの一日は、陸に上がったところでは終わらない。出勤前に波をチェックし、週末は海岸を歩き、畑に出て土にふれる。サーフィンとは、どうやら波の上だけの話ではないらしい--著者がこの町でフィールドワークをはじめたときの直感である。
     2020年、1か月2万円で古い倉庫を借り、サーファーたちと数か月を過ごした。見えてきたのは、「環境保護」の美しい物語ではなかった。月一回の「ビーチクリーン活動」は町の制度の縁に静かな居場所を得たが、参加するのはサーファーばかりだった。四万筆の署名を集めた「ヘッドランド建設反対運動」は、「昨日今日見てきただけの人間の言うことだ」というひと言で退けられた。
    一方、地元の元農家から借りた荒れ地に通うサーファーたちの「いい加減さ」が、放置されていた土地を少しずつだが農地に戻していった。
     同じサーファーたちが、同じ町で、同じ海を前にして、場面ごとに違う関係を生きていた。違っていたのはサーファーの側の論理ではない。何と、どこで、どのように出会ったのかである。
     本書は、波と暮らすなかで培われたかかわり方が、ゴミ拾いや署名運動や有機農業に持ち出されたときに何が起きるのかを、ブルーノ・ラトゥールの「アクターネットワーク理論」とティモシー・モートンの「ダークエコロジー論」を手がかりに記述したものである。合意でも対立の解消でもない、にじむような決着。それでも、すべてが続いている--そのような関係の形を本書では「ボロボロの連帯」と呼ぶことにした。
     サーファーは言う。「別に、大したことはやってないよ。ただ、海に入って、ゴミ拾って、畑やって、それだけ」と。本書は、その「それだけ」のなかに何があるのかを探る試みである。海辺の話に閉じない。職場でも家庭でも地域でも、完璧ではないけれど続いている関係について考えるための一冊である。(みやざわ・ゆうし)

    図書館選書
    環境美化の物語を排し、サーファーたちの泥臭い日常から「合意なき時代の新たな繋がり」を提示する一冊。スポーツ社会学や地域社会論の棚はもちろん、人間関係に悩む一般読者へ向けた現代の生存戦略としても推薦できます。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宮澤 優士(ミヤザワ ユウシ)
    1996年、石川県生まれ。筑波大学大学院 人間総合科学学術院 体育科学学位プログラム修了。現在、筑波大学体育系特任助教(奨励)。博士(体育科学)。専門は、スポーツ社会学、ライフスタイルスポーツ論
  • 著者について

    宮澤優士 (ミヤザワユウシ)
    筑波大学体育系特任助教(奨励)。筑波大学 人間総合科学研究群 体育科学学位プログラムにて博士(体育科学)を取得。専門はスポーツ社会学。一宮町でのフィールドワークをもとに、サーファーの実践と地域社会の関係を研究してきた。

サーファーと環境のエコロジー―一宮町におけるボロボロの連帯 の商品スペック

商品仕様
出版社名:新評論
著者名:宮澤 優士(著)
発行年月日:2026/08/31
ISBN-10:4794813163
ISBN-13:9784794813169
判型:B6
発売社名:新評論
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:304ページ
縦:19cm
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