中国の戦争観-アヘン戦争から軍事大国化まで(ちくま新書<1924>) [新書]
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中国の戦争観-アヘン戦争から軍事大国化まで(ちくま新書<1924>) [新書]



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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2026/07/09
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中国の戦争観-アヘン戦争から軍事大国化まで(ちくま新書<1924>) の 商品概要

  • 目次

    はじめに──「中華民族は平和を熱愛する」? 

    第一章 伝統中国との連続と断絶──清末
    1 伝統中国の軍隊と社会 
    古代から唐までの軍隊/宋から清までの軍隊/「よい鉄は釘にせず、よい男は兵にならず」/伝統的な漢人社会の特徴
    2 十九世紀の危機 
    白蓮教徒の乱/アヘン戦争/太平天国と各地の反乱/第二次アヘン戦争
    3 清の近代化の試み 
    督撫重権と「洋務」/「大一統」から「列国並立」へ/日清戦争/戊戌変法/義和団戦争/光緒新政
    4 「尚武」の流行 
    「中国の武士道」/「競争は進化の母」/軍国民主義/辮髪への批判/纏足とジェンダー/紀律を重んじる「尚武」/暴力を行使する「尚武」/二つの「尚武」のジレンマ/「やむを得なければ暴力で」/近代中国の平和論の特徴

    第二章 「軍閥」の時代──中華民国北京政府期 
    1 革命戦争と新国家の模索 
    辛亥革命とメディア/革命戦争の理念と現実/軍隊の膨張と治安の悪化/ふたたび秩序を重視する「尚武」へ/徴兵制導入の困難/「軍閥混戦」の時代
    2 北京政府期の戦争論と平和論 
    『東方雑誌』の折衷論/『新青年』の全面西洋化論/『東方雑誌』と『新青年』の論争/「公理が強権に戦勝した」/武力否定の時代/五四運動と暴力/大戦後の世界主義と平和主義/「強権」への再注目/国家主義的教育/知識人と兵士の距離/曲折する戦争観と平和観第三章 政党国家体制と「党軍」―中華民国南京国民政府期

    第三章 政党国家体制と「党軍」──中華民国南京国民政府期
    1 国民革命の展開 
    中国国民党と中国共産党/徴兵制をめぐる議論/民兵制をめぐる議論/党軍と准軍事組織/国民革命の中の軍事と社会/北伐の完了2  南京国民政府の軍事政策/
    2 南京国民政府の軍事政策
    軍権統一問題と満洲事変/孫文の平和論の問題点/国際社会への期待と失望/「政権は銃口から生まれる」/国共内戦と長征/兵役・軍事訓練とジェンダー/新生活運動と日本モデル/中華民国の海軍と空軍
    3 日中戦争とその影響 
    華北分離工作と国共内戦の停止/「平和」を掲げた開戦/日中戦争の展開/重慶国民政府の徴兵政策/徴兵忌避の要因/第二次世界大戦と中国/徴兵制の理念と現実/日中戦争中の中国共産党/戦後に向けた動き/日中戦争がもたらしたもの第四章 東西冷戦と中ソ対立の下で―毛沢東時代の中国 

    第四章 東西冷戦と中ソ対立の下──毛沢東時代の中国
    1 東西冷戦と中国の軍事 
    国共内戦の再開/「軍隊の国家化」の困難/国共内戦の帰趨/共産党はなぜ勝利したのか/東西冷戦と朝鮮戦争/社会の武装解除/人民共和国初期の兵役政策/義務兵役制の開始/統治権力の浸透/兵役負担の不均等/「平和」を掲げた外交
    2 中ソ対立と先鋭化する中国 
    中ソ対立のはじまり/大躍進と軍事政策の急進化/対外関係の悪化/文化大革命と人民解放軍/孤立する中国/米中接近への転換/海洋権益への視線/毛沢東時代の兵士とジェンダー/毛沢東時代の戦争観と平和観

    第五章 現代世界のなかの中国──改革開放から大国化へ 
    1 改革開放と中国の変容 
    文革の終結から改革開放へ/中越戦争と軍隊改革の開始/「反帝国主義」外交の転換/「文化熱」の中の中華民族論/近現代史認識問題と天安門事件/西側との対立構図/軍人の地位低下/経済的要因/一人っ子政策の影響
    2 中国の大国化とナショナリズムの問題 
    対外関係の調整/ナショナリズムの高まり/人民解放軍の専門職化/対外協調から強硬路線へ/中国のリベラリストとナショナリスト/ナショナリズムと兵役の距離/変容する人民解放軍/人民解放軍と中国社会/改革開放がもたらしたもの

    おわりに 
    「中国は平和を愛する」の起源/揺れ動く中国の戦争観

    あとがき
    関連年表
    参考文献
  • 出版社からのコメント

    アメリカに次ぐ軍事大国となった中国。その戦争観は紆余曲折を辿った。アヘン戦争から現在まで、その変遷を読み解く。
  • 内容紹介

    「平和を熱愛する民族」がたどった知られざる闘いの歴史とは──
    隣の大国は本当に強いのか?

    中国は軍事力を増強し続け、今やアメリカに次ぐ超軍事大国となった。しかし、その戦争観は「平和を愛する民族」と「政権は銃口から生まれる」の間で、時代ごとに二転三転する。近隣諸国や米国・ロシアとの関係など、様々な問題を抱える東アジアの大国は、軍事という手段をどのように捉えてきたのか? 軍閥、党軍、徴兵制、ジェンダー、武士道、ナショナリズム、欧米や日本の侵略への抵抗から、激しい内戦を経て、軍事大国となった現在まで、戦争観の変遷を読み解く。

    「一見して理解しがたいものとも見える中国の戦争や平和に対する考え方が、どのような歴史的な経緯の中で作り上げられてきたのか。そこに特徴があるとすればどのようなものなのか。本書の検討が、中国という巨大でわかりにくいものの論理を理解するために、いくばくかの手がかりを提供することができれば幸いである。」(本文より)

    図書館選書
    今やアメリカに次ぐ軍事大国となった中国。しかし、その戦争観は紆余曲折を辿ってきた。アヘン戦争から現在まで、その変遷を読み解く。
  • 著者について

    小野寺 史郎 (オノデラ シロウ)
    小野寺 史郎(おのでら・しろう):京都大学大学院人間・環境学研究科教授。1977年岩手県生まれ。東北大学文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。京都大学人文科学研究所附属現代中国研究センター助教、埼玉大学教養学部准教授などを経て、現職。専門は中国近現代史。著書に『国旗・国歌・国慶――ナショナリズムとシンボルの中国近代史』(東京大学出版会、2011年)、『中国ナショナリズム――民族と愛国の近現代史』(中公新書、2017年)、『戦後日本の中国観――アジアと近代をめぐる葛藤』(中公選書、2021年)、『近代中国の国家主義と軍国民主義』(晃洋書房、2023年)などがある。

中国の戦争観-アヘン戦争から軍事大国化まで(ちくま新書<1924>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:小野寺史郎(著)
発行年月日:2026/07
ISBN-10:4480077545
ISBN-13:9784480077547
判型:新書
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:新書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:304ページ
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