私の幸福論―宇野千代人生座談(文春文庫) [文庫]
    • 私の幸福論―宇野千代人生座談(文春文庫) [文庫]

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出版社:文藝春秋
販売開始日: 2026/08/05
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私の幸福論―宇野千代人生座談(文春文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    雪の日にはだしで学校へ通わされた少女は、やがて恋をし、仕事をし、別れ、病み、借金も背負った。それでも95歳になってなお、おしゃれを忘れず、明日の愉しみを胸に生きる。別離の悲しみにひたらず、化粧をして表へ出る―。どんな境遇にも幸福の種を見つけた作家が、肉声で語り遺した、今も響く言葉たち。
  • 目次

    [はじめに] 

    第一カ条 人は誰でも幸福になれる 
     幸・不幸は本人の気の持ち方次第である
     私の幸福観は父親によってつくられた
     幸せはどこにもある。どんなところからでも探し出せる
     幸福は幸福を呼ぶ。幸福は伝染する 

    第二カ条 人間の能力は無限である 
     能力は無限である
     能力は即ち情熱である
     能力は天与ではない。つくるものである
     積み重ねた能力が才能の花を咲かせる

    第三カ条 仕事を愉しんで成功させるために
     仕事とは続けることである。毎日毎日続けることである
     仕事は打ち込むほど面白くなる
     私は二つの仕事を矛盾なく両立できた
     難しい仕事は進んでやるとたやすく解決する

    第四カ条 おしゃれ上手は生き上手
     美人になるかならないかはあなた次第です
     おしゃれは金をかけるのではなく手をかけ、心をかけることです
     欠点はうまく利用して。私流おしゃれちゃんちゃんこ
     百歳までもおしゃれしたい

    第五カ条 女性は全生涯が結婚適齢期である
     九十五歳、今も私は恋をしています
     結婚生活を永続きさせるために
     女は全生涯が結婚適齢期です
     たとえ失敗しても、「生きのよい」人生を!

    第六カ条 人生は行動することである
     生きることは自分を表現すること、行動すること
     私の人生は駆け出し人生
     くよくよしない、無理をしない。私はいつも自然体
     夢中で生きることが困難を切り抜ける方法である

    第七カ条 信じる心が人と人を結ぶ 
     善意だけが人と人の心を和でつなぐ  
     時間を守ることは、人とのつき合いの上での最低のルールである
     プライドをちょっと隠すと、言葉はやさしく顔はおだやかになる
     尊敬と愛の人間関係ほど強いものはない

    第八カ条 自分流の暮らし方を創る愉しみ
     自分流の人生を創る暮らし
     私の暮らしはシンプルライフ
     私はとてもものを大切にしています 
     食生活は三十年来同じです。禁止も規制もありません

    第九カ条 故郷すなわち私である
     私はとても親孝行な娘でしたが
     私は故郷には帰れない
     私の故郷は日本一。私は日本一の幸せ者
     故郷すなわち私である

    第十カ条 人間の寿命は百二十五歳まである
     人間は百二十五歳まで生きられる
     心静かに、呼吸は長く体を動かして
     笑顔はよい気をたくさん集める
     私はまだまだ死にませんよ

    解説 黒柳徹子
  • 出版社からのコメント

    95歳の宇野千代が、恋、仕事、おしゃれ、老いを本人の声で語る人生座談。波乱の一生から生まれた、明るい幸福論。解説・黒柳徹子。
  • 内容紹介

    【朝ドラ「ブラッサム」で注目】
    4度離婚した。2度破産した。3度大きな病気をした。それでも95歳の宇野千代は、自分を「不幸な女」「悲運な人間」だと思ったことはない、と語ります。

    では、なぜそんなふうに生きられたのか。

    その原点は、子供時代にありました。雪の日にも裸足で学校へ行かせるほど厳しい父に育てられ、町の人から可哀相がられても、自分を不幸な子供だとは思わなかった。宇野千代は後年、「この父のおかげで幸福を発見するのが上手になりました」と振り返ります。

    大人になってからも、人生は平穏とはほど遠いものでした。しかし男と別れたときは、きれいに化粧をして、いちばんよい着物で外へ出る。出版社の倒産で莫大な借金を背負えば、夜も昼もなく働いて返す。25年一緒に暮らした北原武夫との別れでは、思いきり泣いたあと、仕事に打ち込む。

    そして95歳になっても、人生はまだ現在進行形でした。100歳になった自分のおしゃれまで思い描き、「今でも恋愛感情があります」と話す。

    宇野千代にとって幸福とは、傷つかないことではありませんでした。悲しいことがあっても、いつまでもそこにとどまらない。仕事をし、装い、恋をし、次へ進む。そうやって、自分の人生を何度でも面白くしてきたのです。

    幸福、仕事、おしゃれ、恋愛、結婚、行動、人づきあい、暮らし、故郷、長寿。95歳の本人が、自分の経験を引きながら語る人生座談。

    「人生、こんなはずじゃなかった」と思ったことのある人ほど、この人の話は面白い。何が起きても、自分の人生まで不幸にする必要はない。その生き方を、95歳の宇野千代本人の言葉から聞く一冊です。

    解説・黒柳徹子
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宇野 千代(ウノ チヨ)
    1897年山口県岩国生まれ。1921年、「時事新報」の懸賞小説に『脂粉の顔』が一等当選しデビュー。36年に日本初のファッション雑誌「スタイル」を創刊し、編集者・きものデザイナーとしても活躍する。57年『おはん』で野間文芸賞、71年『幸福』で女流文学賞、72年に日本芸術院賞を受賞し、同年日本芸術院会員。82年に菊池寛賞を受賞、翌83年刊行の自伝的小説『生きて行く私』はミリオンセラーとなった。90年文化功労者。96年、98歳で死去

私の幸福論―宇野千代人生座談(文春文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:文藝春秋
著者名:宇野 千代(著)
発行年月日:2026/08/10
ISBN-10:4167925494
ISBN-13:9784167925499
判型:文庫
発売社名:文藝春秋
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:208ページ
縦:16cm
重量:113g
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