イスラーム思想史大全 [単行本]
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出版社:東京大学
販売開始日: 2026/09/02
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イスラーム思想史大全 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はしがき/固有名詞の表記

    第Ⅰ部 イスラーム思想の誕生――七世紀初頭―九世紀中頃
    はじめに
    第一章 イスラームのはじまり
    第一節 預言者ムハンマド/第二節 啓典コーラン/おわりに
    第二章 伝承的諸学と伝承の徒
    第一節 伝聞と書承/第二節 コーラン注釈とコーラン諸学/第三節 ハディースの編纂/第四節 法学/第五節 アラビア語学/第六節 歴史学/第七節 故実学としての伝承学/おわりに――伝承の真偽決定の問題
    第三章 書記層の勃興
    第一節 アラビア語散文の起源/第二節 アッバース朝カリフの宮廷翻訳者たち/おわりに
    第四章 分派の発生――ハワーリジュ派とシーア派
    第一節 分派史の史料/第二節 分派と異端/第三節 ハワーリジュ派/第四節 シーア派/おわりに――ハワーリジュ派とシーア派
    第五章 神学の発生――神学的教義による分派
    第一節 カダル派とジャフム派/第二節 自由意志説に関する二つの書簡/第三節 ムータジラ派/第四節 ムルジア派/おわりに――伝承の徒と神学

    第Ⅱ部 イスラーム思想の開花期――九世紀後半 ―一一世紀中頃
    はじめに
    第一章 スンナ派とザイド派の神学
    第一節 ムータジラ派におけるバグダード派/第二節 ムータジラ派におけるバスラ派/第三節 ザイド派によるムータジラ派の受容/第四節 クッラーブ派/第五節 アシュアリー派/第六節 マートゥリーディー派/おわりに
    第二章 シーア派の躍進
    第一節 イスマーイール派/第二節 ドルーズ派/第三節 十二イマーム派/第四節 ヌサイル派/おわりに
    第三章 翻訳運動とイスラーム哲学
    第一節 翻訳運動/第二節 ファルサファの誕生と初期の哲学者たち/第三節 イスラーム哲学の大成者、イブン・シーナー/第四節 哲学に対する抵抗/おわりに――理性と宗教
    第四章 スーフィズムの誕生と発展
    第一節 ズフドとワラウ/第二節 初期の神秘主義的傾向の著作/第三節 バグダードのスーフィズムの外側にいた人々/第四節 スーフィズムに先行したホラーサーン地方の禁欲主義/第五節 スーフィズム手引書/第六節 スーフィー聖者伝/第七節 孤高の神秘家、ムハンマド・イブン・アブド・ジャッバール・ニッファリー/おわりに――西方と東方のイスラーム世界におけるスーフィズム

    第Ⅲ部 イスラーム思想の成熟期――一一世紀中頃―一五世紀中頃
    はじめに
    第一章 スーフィズムの拡大
    第一節 ガザーリー兄弟からその弟子たちまで/第二節 イブン・アラビーとその前後の時代/第三節 スーフィー教団に属するスーフィーたち/おわりに――この時代のスーフィズムの特徴
    第二章 哲学の発展
    第一節 アンダルスの哲学/第二節 イブン・シーナー以降の東方イスラーム世界の哲学/おわりに――イブン・シーナー哲学の復興
    第三章 神学の変容
    第一節 アシュアリー派/第二節 マートゥリーディー以降のマートゥリーディー派神学/第三節 一三世紀以降の十二イマーム派神学/第四節 カリフ、ムスタンシル以降のイスマーイール派神学/おわりに――スンナ派と十二イマーム派
    第四章 ハンバル派の「神学」の興隆
    第一節 アフマド・イブン・ハンバルからタキー・ディーン・イブン・タイミーヤまで/第二節 タキー・ディーン・イブン・タイミーヤと彼のサークル(ジャマーア)/おわりに――イスラーム的な知の総体である伝承への統合
    第五章 単独者たち
    第一節 歴史から法則を導き出した学者、イブン・ハルドゥーン/第二節 『著作全集』を自ら編集した歴史家、ラシード・ディーン/第三節 理性と伝承の統合を目指した医師・思想家、イブン・ナフィース

    第Ⅳ部 イスラーム世界の分裂――一五世紀中頃―二〇世紀初頭まで
    はじめに
    第一章 イラン――サファヴィー朝からカージャール朝滅亡まで
    第一節 イスファハーン学派の哲学・神学/第二節 シャイヒー派の哲学・神学/第三節 弾圧下のスーフィズム/おわりに――伝統的教育システムが生き続けるイラン
    第二章 インド――ムガル朝
    第一節 インドにおける分派運動/第二節 論理学・自然学をめぐる哲学と神学/第三節 スーフィズムの活発化/おわりに――ムガル帝国のイスラーム思想史研究
    第三章 アラブ世界――マムルーク朝後期とオスマン朝
    第一節 伝承的諸学の時代における理性的諸学/第二節 地域ごとに展開したスーフィズム/おわりに――アラブ世界の分裂と交流
    第四章 オスマン帝国――征服者メフメト二世からオスマン帝国崩壊まで
    第一節 大帝国の政治思想/第二節 理性的諸学の蓄積/第三節 スーフィズムの隆盛/おわりに――オスマン朝スーフィズムの幕引き
  • 内容紹介

    7世紀から20世紀まで世界史の大きな軸を担うイスラーム思想の成立と展開を、古代から近代の文化への影響をふまえつつ通史的に描き、約2400人の思想家を通じて神学・哲学・神秘主義などの知的営為を解説する。広域的・長期的視野からその全体像と現代的意義を示す大著。
    【東京大学出版会創立75周年記念出版】
  • 著者について

    竹下 政孝 (タケシタ マサタカ)
    東京大学名誉教授
    1948年生まれ。1981年シカゴ大学大学院中近東学科博士課程修了、1986年同大学院中近東学科より哲学博士(Ph.D)。1990年東京大学文学部助教授、同大大学院人文社会系研究科教授(イスラム学専門分野)を経て現職。専門はイスラーム哲学・神秘主義思想。著書は『中世思想原典集成11 イスラーム哲学』(監修、上智大学中世思想研究所翻訳、平凡社、2000年)、『イスラーム哲学とキリスト教中世』(第3冊、共編、岩波書店、2012年)、『イスラームを知る四つの扉』(ぷねうま舎、2013年)など。

イスラーム思想史大全 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:竹下政孝(著)
発行年月日:2026/09
ISBN-10:4130101625
ISBN-13:9784130101622
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:1024ページ
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