「良い音」の秘密 録音エンジニアの証言で紐解く、音楽を伝える技術 [単行本]
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「良い音」の秘密 録音エンジニアの証言で紐解く、音楽を伝える技術 [単行本]



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出版社:技術評論社
販売開始日: 2026/09/09
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「良い音」の秘密 録音エンジニアの証言で紐解く、音楽を伝える技術 の 商品概要

  • 目次

    ■第一章 「良い音」の原点
    そもそも「良い音」とは何か
    録音メディアの幕開けと技術革新
    SP盤とアコースティック録音の時代
    レコーディング・エンジニアの登場
    ビクター社の躍進とニッパー
    日本のレコード産業の動向
    直接音を刻むことの魅力と限界
    磁気テープが可能にした「編集」

    ■第二章 「音は時代を映す鏡」――内沼映二
    日本の録音文化の象徴・内沼映二
    録音家としての原風景
    筒美京平との出会い
    「音楽そのものが変わった」24ch化
    世界に先んじた日本のデジタル録音技術
    ミキシング・コンソールとスタジオが変えた音楽の景色
    DAWの登場「一気に便利になった。一方で……」
    音響的なスペックではなく、音楽を人がどう感じるか
    移り変わる音楽の世界を貫く録音の倫理

    ■第三章 スタジオ録音の思考――高田英男
    録音は「鳴っている音をそのまま録る」仕事ではない
    「内沼さんが使うと、同じコンソールでも音が全然違う」
    ホールでは得られない音がスタジオにはある
    音楽の重心を決めるミキシング
    スタジオとは「必要な音を選べる場所」
    エンジニアの仕事と必要な能力
    現実を超えた音を創作する
    人の耳の判断によって音楽は生まれる
    コラム:エンジニアの耳

    ■第四章 ホール録音の哲学――深田晃
    個性豊かなホールの特徴を掴む
    深田晃の来歴と哲学
    ホール録音におけるマイキング
    吊り方式の良さと厳しさ
    深田ツリーという「考え方」
    全体を捉える視点、重心を探る視点
    「自然な音」を整え続ける
    コラム:オーケストラ録音で、最後に判断するのは誰か

    ■第五章 アナログとデジタル――北村勝敏
    アナログはデジタルより「良い」のか
    現代の録音はアナログとデジタルが混じり合っている
    アナログは音に「痕跡」を残す
    「アナログの良さ」の正体
    アナログレコードの魅力と復活
    アナログレコード制作の最後を担うカッティング・エンジニア
    カッティングとは何か
    古い盤にだけ刻まれるもの
    最後の現実主義者

    ■第六章 録音しないで作る音楽――鈴木浩二・房野哲士・森﨑雅人
    エンジニアへの誤解
    人工的な音の意図
    マスタリングとは何か
    他人の耳を介して戻ってくる音
    保存と改造の間にあるリマスタリング
    「どう聴かれるか」と「どう届けたいか」を考える
    反復のなかで輪郭を蓄積させる
    演奏の外側にある聴き手への回路
    コラム:音を言葉で注文すること

    ■第七章 空間を録音する――入交英雄
    録音は空間の気配を残せるか
    大阪万博での体験と衝撃
    ステレオの洗練と限界
    音楽の感動をどう伝えるか
    空間をキャプチャする具体的な実践
    広がる立体音響の入口
    重要なのは“揺らぎ”と“気配”
    音楽が空間を背負う難しさ

    ■第八章 音楽と映像――安田博城
    音楽は映像が前提の時代に
    画面や視線に対する新たな責任
    体験を設計する機材と判断力
    「見えるもの」と「聞こえるもの」のズレ
    多様化する映像配信と複雑化する条件
    会場から映像作品への翻訳

    ■第九章 AIが作る音楽とその未来
    音を作るのは誰か、判断するのは誰か
    AIには「意味」がない
    「もっともらしい」ゆえの難しさ
    制作工程に入り込むAI技術の例
    選択の集積が強度のある「良い音」を生む
    権利と透明性
    メタデータとAI時代のエンジニアの役割
    AIが重くする人間の責任
    選び取ること、捨てること、責任を持つこと
  • 内容紹介

    高級オーディオを揃えるだけでは「良い音」は聞こえない――。

    「音のバランスが悪いのでは?」
    「ジャズバーのような臨場感がない」
    「録音の音って"ありのまま"なんじゃないの?」
    「アナログレコードのほうが気持ちよく聞こえる気がする」
    「打ち込みは生演奏の劣化版でしょ?」
    etc.

    音楽を愛し、音質にこだわる中でいただくであろう「どうしてこんな風に聞こえるのか?」という疑問の数々。その答えは「録音」の現場にあるかもしれません。

    中心となるパートは何か? マイクをどこに置くか? 機材は何を使うのか? 映像と音源はどうリンクさせるのか? AIにいかに向き合うべきか......。
    数々のコンサート運営や音源制作にたずさわる音楽プロデューサーが、一流エンジニアへのインタビューを通して、音が生まれる瞬間の哲学に迫ります。

    音楽の聴こえ方が変わる、「録音」の世界を掘り下げる一冊。

    【本書に登場するエンジニア】
    ・ 内沼映二
    ・ 高田英男
    ・ 深田晃
    ・ 北村勝敏
    ・ 鈴木浩二
    ・ 房野哲士
    ・ 森﨑雅人
    ・ 入交英雄
    ・ 安田博城
  • 著者について

    渋谷 ゆう子 (シブヤユウコ)
    香川県出身。大妻女子大学卒。音楽プロデューサー。株式会社ノモス代表取締役。音源制作やコンサート企画運営、音響機器メーカーの新製品開発のアドバイスなどを行う。特にクラシック音楽を中心とした高音質な音源制作に定評がある。雑誌『音楽の友』での連載、analog、オーディオアクセサリー誌、プレジデント、ウートピ、Beyondなどウェブコラムにも寄稿多数。著書に『ウィーン・フィルの哲学~至高の楽団はなぜ経営母体を持たないのか』(NHK出版、2023)、『名曲の裏側:クラシック音楽家のヤバすぎる人生』(ポプラ社、2023)、『生活はクラシック音楽でできている』(笠間書院、2024)、『揺らぐ日本のクラシック:歴史から問う音楽ビジネスの未来』(NHK出版、2025)。

「良い音」の秘密 録音エンジニアの証言で紐解く、音楽を伝える技術 の商品スペック

商品仕様
出版社名:技術評論社
著者名:渋谷ゆう子(著)
発行年月日:2026/09
ISBN-10:4297158000
ISBN-13:9784297158002
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:288ページ
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