民話運動とジェンダー-民話をする人々の戦後文化史 [単行本]
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民話運動とジェンダー-民話をする人々の戦後文化史 [単行本]



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出版社:青弓社
販売開始日: 2026/09/28
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民話運動とジェンダー-民話をする人々の戦後文化史 の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    序 章 民話をする人々の戦後文化史
     1 民話運動とは
     2 先行研究の整理
     3 先行研究の課題と本書の意義

    第1部 第一次民話運動から第二次民話運動への展開

    第1章 一九五〇年代後半の民話運動――雑誌「民話」をめぐって
     1 民話の会の発足と雑誌「民話」の発刊まで
     2 雑誌「民話」が示した「民話」

    第2章 もう一つの水脈――山代巴『民話を生む人々』
     1 民話の会と山代巴
     2 山代巴にとっての戦後の始まり
     3 山あいの谷でぶつかった問題
     4 民話との出合い
     5 呼び水としての「民話」

    第3章 一九七〇年代から八〇年代の東京の民話運動――雑誌「民話の手帖」の再話論と「村ばなし」を中心に
     1 第一次民話運動の課題
     2 日本民話の会前史と「民話の手帖」の概略
     3 採訪から再話へ、聴く耳と語る力の「回復」
     4 「民話の手帖」にみられる「民話」の射程

    第4章 民話絵本がもたらす波紋――一九七〇年代の山形と東京の民話運動をめぐって
     1 「こどものとも」と昔話/民話運動と昔話
     2 「民話公害説」の登場
     3 なぜ、土田さんの語りは変化したか
     4 「民話公害説」の山形での受け止められ方

    第2部 民話運動での「母」の表象と、彼女たちの「民話」

    第5章 「子育て幽霊」をケアするのは誰か――語りの手引書が描く運動主体としての「母」
     1 東京都小平市の母親たちの活動
     2 語りの手引書というメディア
     3 お話・語りの手引書での「母」の位置づけ
     4 民話の語りに求められる個人の主体性
     5 「子育て幽霊」をケアするのは誰か

    第6章 戦争記憶を民話として継承するということ――松谷みよ子の「現代民話」
     1 「現代民話考」にいたるまで
     2 「現代民話考」と「あったること」――松谷みよ子の仕事①民話の収集
     3 「現代の民話・戦争ってなあに」――松谷みよ子の仕事②再話
     4 『まちんと』をグリーフケアの場と見なすことへの疑義
     5 「直樹とゆう子の物語」――松谷みよ子の仕事③「民話」実践をふまえた創作

    第7章 「民話」を呼び水にした連帯に向けて――ケア・交差性の観点から東北地域の実践を読む
     1 小野和子の来歴と採訪で感じた違和感
     2 依存労働とあっぺとっぺな語り
     3 時差、「遅れてやって来た聞き手」による介入
     4 「農村の花嫁問題」と民話絵本の接触
     5 フィリピンの民話絵本作りと母たちの連帯

    おわりに

    主要参考文献一覧

    初出一覧

    あとがき
  • 内容紹介

    いろりを囲みながら、おばあさんが語って聞かせる不思議な話――民話というと、そんなイメージを思い起こすかもしれない。戦後日本で、民話をめぐる運動は、誰がどのように担ってきたのか。

    本書では、1950年代から90年代の民話をめぐる運動や実践のうねりを描き出す。左翼思想との関係性が強かった民話運動が、母親や教員、会社員が担い手になることで子ども文化や児童文学に接近し、戦後日本の文化運動として展開していったことを明らかにする。

    昔話や人々の語りを集めるだけでなく、社会や政治の問題を「現代の民話」として取り上げ、戦争や地域の記憶と向き合い、専業主婦や女性、移民などの個々が抱える政治性を民話の射程に含めていく――。

    民話を今日的な文化運動として位置づけ、ジェンダーやケアなどの視角から読み解き、「民話をする人々」と戦後社会の交差を照らし出す。
  • 著者について

    髙畑早希 (タカバタケ サキ)
    1993年、香川県生まれ。山形県立米沢女子短期大学講師。専攻は近現代文学・文化。共著に『戦後日本の傷跡』(臨川書店)、『〈転生〉する川端康成Ⅰ――引用・オマージュの諸相』(文学通信)、論文に「「民話」を呼び水とした連帯にむけて――ケア・交差性の観点から東北地域の実践を読む」(「物語研究」第24号)など。

民話運動とジェンダー-民話をする人々の戦後文化史 の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:髙畑早希(著)
発行年月日:2026/09
ISBN-10:4787292870
ISBN-13:9784787292872
判型:B6
発売社名:青弓社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:308ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:332g
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