河口にて [単行本]
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出版社:みすず書房
販売開始日: 2026/10/14
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河口にて [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    河口=晩年の思考では、終わりが始まりとしてやってくる。毎日が酩酊への最後の一手。過去の差し出す可能性のあいだを手探りで進む。人生の知が光る25編。
  • 目次

    閾
    生きる、あるいは失われた時間について
    アナーキー的な可能態――インスピレーションの理論のために
    麦わらの村で
    民話の哲学
    数とは何か
    永遠のスペキエースのもとで
    さまよえる現象――真理と誤謬について
    類似性の知覚について
    願いをかなえることについて
    カンティレーナについて
    真の政治家――真剣なのか遊びなのか
    ベニート・セレーノ――『ホモ・サケル』へのひとつの注記
    技術と芸術について
    言語活動と思考
    フォルス(fors)――「~のように」の哲学のために
    コンタギウム(contagium)――接触の哲学
    プンクトゥム(punctum)
    失念集のなかで――記憶と忘却
    名前の思い出
    表現と意味作用
    毛髪と蜘蛛――崇高な喜劇的なものの理論のために
    ウァクーナ、空虚の女王
    酩酊への最後の一手
    ~するあいだに
    アリバイ
    閾

    訳者あとがき
    文献一覧
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    河口とは老年。思考は拡散し消えていくが、淀みが流れ全体を宿す。記憶、哲学、言語、芸術、時間などをテーマに人生の知が光る25編
  • 内容紹介

    思考は河のように、河口に到着すると、小川や淀みとなって拡散して消えていくが、その各々が流れの全体を縮約している。記憶、哲学、言語、芸術、時間などの主題が変奏、展開する、最近5年間に書かれたエッセイ25篇。
    可能態の経験は不可能性の経験であり、この経験をする者にとってのみ、思考は可能になる(「アナーキー的な可能態」)。
    さまよえる現象のさなかにあって認識しうるものこそが真なのだ(「さまよえる現象」)。
    もし窮地に陥ったなら、抜け出させてくれるのは「何が」ではなく「どのように」であるだろう。副詞であって、名詞ではないだろう(「~するあいだに」)。
    事実的現実にわたしたちを縛りつけておこうとする者たちには、〈ここには存在しない〉ことどもの明澄で決然としたヴィジョンを対置する必要がある(「アリバイ」)。
    夕映えの河口のような思考の広がりの中で、人生の知が光を放つ。酩酊への最後の一手、著者の「晩年のスタイル」。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    アガンベン,ジョルジョ(アガンベン,ジョルジョ/Agamben,Giorgio)
    1942年ローマ生まれの哲学者。イタリアのマチェラータ大学、ヴェローナ大学、ヴェネツィア建築大学ほか、フランスのコレージュ・アンテルナシオナル・ド・フィロゾフィーやスイスのユーロピアン・グラデュエイト・スクールなどでも教えた

    上村 忠男(ウエムラ タダオ)
    1941年兵庫県尼崎市生まれ。東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。学問論・思想史専攻
  • 著者について

    ジョルジョ・アガンベン (ジョルジョ アガンベン)
    (Giorgio Agamben)
    1942年ローマ生まれの哲学者。イタリアのマチェラータ大学、ヴェローナ大学、ヴェネツィア建築大学ほか、フランスのコレージュ・アンテルナシオナル・ド・フィロゾフィーやスイスのユーロピアン・グラデュエイト・スクールなどでも教えた。主要著書は『ホモ・サケル』(1995)を嚆矢に『身体の使用』(2014)をもって完結する《ホモ・サケル》シリーズ全9巻。ほかに『中味のない人間』(1970)『スタンツェ』(1977)『幼児期と歴史』(1980)『言葉と死』(1982)『到来する共同体』(1990)『目的のない手段』(1995)『残りの時』(2000)、『思考の潜勢力』(2005)『事物のしるし』(2008)『哲学とはなにか』(2016)『カルマン』(2017)『書斎の自画像』(2017)など多数。
    *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

    上村忠男 (ウエムラ タダオ)
    (うえむら・ただお)
    1941年兵庫県尼崎市に生まれる。東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。学問論・思想史専攻。著書『ヴィーコの懐疑』(みすず書房、1988)『歴史家と母たち』(未來社、1994)『歴史的理性の批判のために』(岩波書店、2002)『グラムシ 獄舎の思想』(青土社、2005)『ヘテロトピア通信』(みすず書房、2012)『ヴィーコ論集成』(同、2017)『歴史をどう書くか』(同、2023)ほか。訳書 グラムシ『知識人と権力』(みすず書房、1999)アガンベン『残りの時』(岩波書店、2005)『いと高き貧しさ』(共訳、みすず書房、2014)『身体の使用』(同、2016)『哲学とはなにか』(同、2017)『カルマン』(同、2022)『現実化しえないもの』(同、2025)ヴィーコ『新しい学』上・下(中公文庫、2018)カッチャーリ『死後に生きる者たち』(みすず書房、2013)ストーン『野蛮のハーモニー』(編訳、同、2019)プラーツ『生の館』(監訳、同、2020)ほか多数。
    *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

河口にて [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ジョルジョ アガンベン(著)/上村 忠男(訳)
発行年月日:2026/10/09
ISBN-10:4622098709
ISBN-13:9784622098706
判型:B6
発売社名:みすず書房
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:368ページ
縦:20cm
重量:490g
その他: 原書名: ALLA FOCE〈Agamben,Giorgio〉
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