アイスランド・グリーンランド・北極を知るための67章【第2版】(エリア・スタディーズ<140>) [全集叢書]
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アイスランド・グリーンランド・北極を知るための67章【第2版】(エリア・スタディーズ<140>) [全集叢書]

小澤実(編著)中丸禎子(編著)高橋美野梨(編著)


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出版社:明石書店
販売開始日: 2026/09/16
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アイスランド・グリーンランド・北極を知るための67章【第2版】(エリア・スタディーズ<140>) の 商品概要

  • 目次

     序文

    Ⅰ 地理・歴史

    第1章 腸が煮えくり返るほど頭にくる――同時に自分の分身と思えるほどかけがえのない矛盾だらけの存在
    第2章 北大西洋地域のかわいい動物たち――アマチュア写真紀行
    第3章 極北の人類史――酷寒の世界を生きぬいた人びと
    第4章 呼称について――北方先住民族の名乗りと名付け
    第5章 北極探検史――イギリスの探検を中心に
    第6章 激変する北極海――温暖化による海氷融解が北極海の物質循環に与える影響
    第7章 グリーンランドの地理と生活――変わりゆく三つの都市・集落と二つの世界文化遺産
    第8章 植民地グリーンランドの近世・近代――旧宗主国デンマークとの関係から
    第9章 ハンス・イーエゼ(エゲデ)――「グリーンランドの使徒」、再発見者、あるいは植民地化の尖兵か
    第10章 過去と現在のあいだで交渉する――グリーンランド、デンマーク、そして(脱)植民地化の不穏な歴史
    第11章 アイスランドの自然景観――火と氷の国はいかにして誕生したか
    第12章 北大西洋世界に生まれた新社会――中世以前のアイスランド
    第13章 アイスランドの「発見」と収奪、そして自立――近世から近代のアイスランド
    第14章 文化国家への道――20世紀以降のアイスランド
     【コラム1】歴史を動かすアイスランドの火山
    第15章 足るを知る、愛すべき不便な小都市――アイスランドの首都レイキャヴィークの魅力
     【コラム2】「もっとも小さな首都」? トウシャウン(フェロー諸島)

    Ⅱ 政治・経済

    第16章 どうなる!? 北極評議会――国際政治に翻弄された30年とこれから
    第17章 北極に国際的なルールはあるの?――北極国際法秩序の特徴と構造
    第18章 北極の安全保障――ウクライナ侵攻の影響と地政学的競争の進展
    第19章 北極域内および経由の接続性向上――光海底ケーブルでつなぐ新時代
    第20章 現代グリーンランドの国内政治――自治と自立への歩み
    第21章 現代グリーンランドの国際関係――自治性と国家性が交差する地点
    第22章 グリーンランドの経済・財政――補助金関係をめぐる「自治」と「独立」の課題
    第23章 戦略的要衝としてのグリーンランド――トランプはなぜグリーンランドを欲しがるのか
    第24章 アイスランド政治の現在地――流動化する政党政治と闘い続ける女性たち
    第25章 揺れる小国あるいはしたたかな小国――国際秩序におけるアイスランドの外交戦略
    第26章 アイスランドの観光――成長がもたらす光と影
    第27章 ヴィグディス・フィンボガドッティル――世界ではじめて大統領に選ばれた女性
     【コラム3】王国残留か、分離独立か――曖昧の民の迷い

    Ⅲ 生活・社会

    第28章 北極圏の生活――消えゆく伝統的な暮らし
    第29章 グリーンランドの宗教・行事・伝統――グリーンランド・イヌイトの世界観
     【コラム4】呪いの人形(トゥピラク)を、お土産に
    第30章 老女の旅と〈海の母〉――グリーンランド・イヌイット神話の再話とジェンダー
    第31章 グリーンランドの生活――長い冬の暮らしと、伝統的な食生活の変化
    第32章 グリーンランドの毛皮――使用される動物の種類と用途
    第33章 北極域小規模集落が抱える廃棄物問題――限られた輸送手段と自然還元が困難な気候条件下での対応策とは
     【コラム5】フレデリック10世国王の時代
    第34章 火と氷の国アイスランドに眠る力――日本との意外な共通点
    第35章 北欧の「異端児」の試行錯誤――アイスランドの社会福祉制度
    第36章 アイスランドの移民・難民事情――ここ10年の変遷
    第37章 太陽が 青く見えても ええやんか――インクルージョンの視点から見るアイスランドの教育
    第38章 アイスランドの海の女――境界線上で生き延びる
    第39章 アイスランドにおける性的マイノリティ――平等とは何かを問い続ける社会
    第40章 アイスランドの日常生活――15年で変わったこと
     【コラム6】フェロー諸島の「漁師の日」見聞(飲食)録

    Ⅳ 文化・言語・文学

    第41章 クヌート・ラスムッセン――偉大な探検家・民族学者
    第42章 ザムエル・クラインシュミット――エスキモー語研究のパイオニアの生涯
    第43章 すべては音楽のために――自分たちの言語で歌える喜び
    第44章 『花の谷』と花の谷――ニヴィアク・コーネリウッセンの小説とタシーラックの墓地
    第45章 資源は何をもたらしたのか――ドキュメンタリー映画から跡付ける現代グリーンランド社会
    第46章 グリーンランド語(東エスキモー語)――もっとも活力あるエスキモー語
    第47章 アイスランドの美術――はじまりから現代まで
    第48章 外から撮られ、自ら撮り、育まれる――アイスランド映画の揺籃
    第49章 ポピュラー音楽における歌と言語――音楽大国アイスランドとユーロビジョン・ソングコンテスト
    第50章 古ノルド語世界の男性性と女性性――資料としての2つのエッダ
    第51章 リームルの行方――中世から近現代までを繫ぐ詩について
    第52章 アイスランドの古典叢書と辞書・文法書――その編纂・執筆に携わった人々の紹介とともに
    第53章 アイスランドの絵本のはじまり、探求、時代の精神――学習絵本と画家の仕事を中心に
    第54章 アイスランド語の発音について――Eyjafjallajökullを発音してみよう
     【コラム7】アイスランド語語形変化の憂鬱
    第55章 サガ研究とデジタル人文学――誰でも使えるサガの最強レファレンスサービスを作り上げるために
     【コラム8】フェロー語の特徴・来歴・物語歌

    Ⅴ 日本と極北

    第56章 士別市立博物館の和泉雅子コレクション――日本最北の北極圏文化の展示
    第57章 地球温暖化の影響を受けるグリーンランド――グリーンランドの自然の変化を調べる最近の日本の研究
    第58章 グリーンランドカヤック――ロール、生還のための知恵
    第59章 ロイヤルグリーンランド社と対日輸出――貿易の変遷
     【コラム9】視点と思考のランドスケープ
    第60章 アイスランドにおける日本――貿易・文化・外交略史
    第61章 2001年から紡ぐ、未来への旅――駐日アイスランド大使館の創設と役割
    第62章 アイスランド×多摩市――オリンピックがつないだ交流を未来へ
    第63章 小さな氷の国での日本語と日本文化――日本語教師歴18年の私が見たアイスランドでの日本愛
    第64章 われ今浄土ワルハラに帰る――日本のサブカルチャーにおける北欧神話
    第65章 三頭の羊、霜と風、コーヒーの匂い――アイスランドを描きたい漫画家の徒然
    第66章 アイスランド系日本人あるいは日本系アイスランド人――北緯64度、高校生としての生活の記憶
     【コラム10】フェロー諸島と日本の交流
    第67章 私達とヴァイキングの違いについて――『ヴィンランド・サガ』を描き終えて今思うこと

     あとがき
     ブックガイド
  • 内容紹介

    2026年年明けの米トランプ大統領「グリーンランド所有」発言などにより、注目を集める(ことを余儀なくされている)北大西洋・極北地域。2016年の初版に収録された項目を全面的に見直すことで、単なる改訂版を超え、時代の問題意識を映し出す。
  • 著者について

    高橋 美野梨 (タカハシ ミノリ)
    北海学園大学法学部准教授。博士(国際政治経済学、筑波大学)。国際関係学・グリーンランド地域研究。
    主要業績:高橋美野梨編『グリーンランド〈増補新版〉』(藤原書店、2026年)、「『グリーンランドの資源』というバズワードを超えて」(『中央公論』140(5)、2026年)、「グリーンランド・ウクライナ」(『外交』96、2026年)、「『グリーンランドに手を出すな!』の射程」(『世界』1004、2026年)、「『ばかげている』から『受け入れがたい』へ」(『アステイオン』103、2025年)、「戦後デンマーク国家における軍事化はいかに不可視化されたか」(中丸禎子・田中琢三共編『北欧ロマンとナショナリズム』勉誠社、2025年)、“Articulation, disarticulation, and the creation of hybridity”, Polar Science, 45, 2025; co-authored with U. P. Gad, “Okinawa and Thule US military bases”, DIIS Policy Brief, 2025;…

    中丸 禎子 (ナカマル テイコ)
    東京理科大学教養教育研究院准教授。博士(文学、東京大学)。北欧文学・ドイツ文学。
    主要業績:「セドナ×人魚姫:先住民表象の解体と人魚文学研究」(高橋美野梨編『グリーンランド〈増補新版〉』藤原書店、2026年)、ウェブ連載「北欧文学研究者が読む『進撃の巨人』」(全13回、NewsPicks、2025-2026年)、「千年前は毛むくじゃら!?二十世紀フィンランドで生まれた新しいトロルのこと」(『怪と幽』21、2025年)、中丸禎子・田中琢三編『北欧ロマンとナショナリズム:内村鑑三・開拓・民族主義』(勉誠社、2025年)、訳・解説書『巨人フィンの物語:北欧・日本 巨人伝承の時空』(絵本:ローネ・モーゲンセン文、トード・ニーグレーン絵、解説は単著。三弥井書店、2024年)、中丸禎子・加藤敦子・田中琢三・兼岡理恵編『高畑勲をよむ:文学とアニメーションの過去・現在・未来』(三弥井書店、2020年)

    小澤 実 (オザワ ミノル)
    立教大学文学部教授。修士(文学、東京大学)。西洋中世史・北欧史・史学史。
    主要業績:Ian Forrest, Minoru Ozawa, and Amanda Power (eds.), Medieval Zomias: A Global History of State Evasion (punctum books, forthcoming). “The Translation Movement of Medieval Icelandic Literature in Post-war Japan: From Shizuka Yamamuro to the Present.” (Minjie Sue ed. Medievalism in Japanese Manga: From Vikings to Samurai, D.S. Brewer, 2026)、谷口幸男訳(伊藤尽・小澤実編)『【完全版】エッダ:古代北欧歌謡集』(新潮社、2026年)、小澤実・佐藤雄基編『グローバルヒストリーのなかの近代歴史学:歴史を捉え、書き、編む』(東京大学出版会、2025年)、西洋中世学会編…

アイスランド・グリーンランド・北極を知るための67章【第2版】(エリア・スタディーズ<140>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:小澤実(編著)/中丸禎子(編著)/高橋美野梨(編著)
発行年月日:2026/09
ISBN-10:4750361593
ISBN-13:9784750361598
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:412ページ
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