カフカの『変身』をすごくゆっくり読む [単行本]
    • カフカの『変身』をすごくゆっくり読む [単行本]

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カフカの『変身』をすごくゆっくり読む [単行本]



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出版社:みすず書房
販売開始日: 2026/10/20
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カフカの『変身』をすごくゆっくり読む [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    文学紹介者としてカフカ文学に新しい光を当て続けてきた著者が、本書では『変身』を五年以上かけて新訳しながら、じっくり読んでいく。ある朝目覚めたら、虫になっていた―という設定のせいで、非現実的な不条理小説と思われがちだが、“身体で読む”達人と一緒に読めば、まるでドキュメンタリーのように迫真の、胸に刺さる場面の連続。ままならない心と体、家族とケア、居場所と権力構造といった、今日の私たちの切実なテーマが、百年以上前のこの小説に、背筋が凍るほど深く描かれている。「もぐらの視点」「見せない力」「権力の精通者」「直立することの不安」など、カフカの世界に分け入るための手がかりも、たくさん潜んでいる。清新な訳文でまた味わいたい。『変身』は今を生きる私たちの日常の物語だ。
  • 目次

    はじめに

    1 なぜ「すごくゆっくり」なのか?
    2 現実への補助線という衝撃
    3 カフカの「見せない力」
    4 虫になったのに遅刻を気にするのはおかしい?
    5 カフカの語り口と笑い
    6 ベッドから出られない
    7 罪悪感がやってきてベッドから出る
    8 身体で読む文学
    9 ドアが開かれる
    10 どうしても受け入れがたいこと
    11 出たとたん、追い戻される

    Intermission誰が道を切り開いたのか 1
    日本で最初にカフカを評価したのは誰なのか?"

    12 自分の変化に食卓で気づく
    13 グレーゴルの食卓
    14 食べないことと飲まないこと
    15 お金の問題
    16 窓の大切さ
    17 ケアの熱狂――もっと世話するために、もっと不幸になってほしい
    18 いちばんの味方がいちばんの敵に
    19 林檎が背中にめりこむ

    Intermission 誰が道を切り開いたのか 2
    日本で最初にカフカを翻訳したのは誰なのか?

    20 家族熱
    21 家族につけられた傷が、家族を思って痛む
    22 自分の部屋が物置になる
    23 グレーゴルとベートーヴェン
    24 わからないものを待っている
    25 グレーゴル、見つかる!
    26 燃えつきるケア
    27 家族獣――グレーゴル、死す
    28 「家族がひとつになる」ことの怖ろしさ
    29 なぜこのラストが気に入らないのか?

    注記
    あとがき
    主要参考・引用文献
  • 出版社からのコメント

    カフカの最高傑作を新訳しつつ精読する。心と体、家族とケア、居場所と権力…『変身』は今を生きる私たちの胸に刺さる場面の連続だ!
  • 内容紹介

    カフカの最高傑作にして20世紀最大の問題作の一つとされる『変身』を、頭から終わりまで、著者が新訳しながらつぶさに読み解いていく。
    ある朝目覚めたら、虫になっていた――という設定のせいで非現実的な不条理小説と思われがちだが、〈身体で読む〉達人と一緒に読めば、まるでドキュメンタリーのようにリアルな、胸に刺さる場面の連続! ままならない心と体、家族とケア、居場所と権力構造……『変身』は今を生きる私たちの日常の物語だ。

    〈フランツ・カフカの『変身』は読むたびに印象が変わる。新しい発見がある。
    もう何度となく読み返してきたが、それでも、あらためてじっくり、できるだけ時間をかけて、細部までこだわって、味わいつくすようにして読んでみたいと思っていた。
    それを実行したのがこの本だ。〉(「はじめに」より)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    頭木 弘樹(カシラギ ヒロキ)
    文学紹介者。筑波大学卒。20歳のときに難病(潰瘍性大腸炎)になり、13年間の闘病生活を送る。『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)の編訳で注目を浴び、文学紹介者として活動を始める
  • 著者について

    頭木弘樹 (カシラギ ヒロキ)
    (かしらぎ・ひろき)
    文学紹介者。筑波大学卒。20歳のときに難病(潰瘍性大腸炎)になり、13年間の闘病生活を送る。『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)の編訳で注目を浴び、文学紹介者として活動を始める。著書に『絶望読書』(河出文庫)、『カフカはなぜ自殺しなかったのか?』(春秋社)、『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』(ちくま文庫)、『食べることと出すこと』(医学書院)、『自分疲れ』(創元社)、『口の立つやつが勝つってことでいいのか』(青土社)、『痛いところから見えるもの』(文藝春秋)、『六人部屋の十三年間』(晶文社)など。ほかの編訳書に『絶望名人カフカ×希望名人ゲーテ』(草思社文庫)、『カフカ断片集』(新潮文庫)、『カフカ俳句』(中央公論新社)など。アンソロジーに『決定版カフカ短編集』(新潮文庫)、『絶望図書館』『うんこ文学』(いずれもちくま文庫)、『絶望書店』(河出書房新社)、『ひきこもり図書館』(毎日新聞出版)ほか。
    ブログ ameblo.jp/kafka-kashiragi/
    *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

カフカの『変身』をすごくゆっくり読む [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:頭木 弘樹(著)
発行年月日:2026/10/16
ISBN-10:4622098806
ISBN-13:9784622098805
判型:B6
発売社名:みすず書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:512ページ
縦:20cm
重量:500g
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