暗黒時代の道徳の進歩 二一世紀のための普遍的価値(講談社選書メチエ) [全集叢書]
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暗黒時代の道徳の進歩 二一世紀のための普遍的価値(講談社選書メチエ) [全集叢書]

マルクス・ガブリエル(著・文・その他)、姫田 多佳子(翻訳)、渡辺 玲(翻訳)


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出版社:講談社
販売開始日: 2026/12/10
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暗黒時代の道徳の進歩 二一世紀のための普遍的価値(講談社選書メチエ) の 商品概要

  • 目次

    序 論

    第1章 価値とはいかなるもので、なぜ普遍的なのか
    善、悪、中立/道徳的事実/言論の自由の限界/道徳は数の力にまさる/文化相対主義/ボゴシアンとタリバン/ユダヤ・キリスト教的価値は存在しない/北朝鮮とナチ・マシン/価値多元主義と価値虚無主義/ニーチェのぞっとする混乱(の数々)

    第2章 なぜ道徳的事実はあるのに、倫理のジレンマがないのか
    普遍主義はヨーロッパ中心主義ではない/子どもたちへの年齢差別とその他日常生活上の道徳的欠陥/道徳的緊張/誤りを犯しやすいこと、架空のメシア、そしてポストモダンの恣意性というナンセンス/道徳的感情/医師、患者、インドの警察官/社会の接着剤としての定言的命令/「H?」 矛盾したことを言うな!/道徳的に自明であることと倫理描写の問題/なぜメルケル首相は総統ではないのか/最後の審判、あるいは、私たちはどのように道徳的事実を認識するか/目的の王国の神の存否/子どもへの体罰が善であったことは一度もない

    第3章 社会のアイデンティティ――なぜ人種差別、外国人差別、女性差別は悪いのか
    ハビトゥスとステレオタイプ/人間性剥奪のヴェールを剥ぐ/コロナ/テューリンゲンのもう一つの顔/真理の価値(に鏡だらけの部屋は要らない)/ステレオタイプ、ブレグジット、ドイツのナショナリズム/共同体信仰の有効性/ポピュリズムの社会/左派アイデンティティ・ポリティクスの矛盾/誰もが他者である/無差別のポリティクス

    第4章 二一世紀の道徳の進歩
    奴隷制とザラツィン/さまざまな人間像(と称されるもの)は何も正当化しない、ましてや奴隷制も/コロナ時代の道徳の進歩と退行/経済主義の限界/生物的普遍主義とウイルスパンデミック/形而上的パンデミックのために/道徳≠利他主義/人 間/万人にとっての倫理学

    エピローグ

    原注
    語彙集
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    『なぜ世界は存在しないのか』に始まった「三部作」完結後の新展開。コロナ禍や差別に象徴される「暗黒時代」に必要な道徳とは何か?
  • 内容紹介

    自由民主主義の危機、医療制度の弱点、グローバルなシステム競争、歯止めのかからないデジタル化……21世紀は、想像もできなかった事態が予測不能なスピードで進行する時代です。その時代の中で、歴史とは放っておいても道徳的・法的に進歩するものではない、という現実を見せつけられた、と著者は言います。そのことを否定しようもなく示しているのが、普及するソーシャルメディアがもたらしているものである、と。
    だからこそ、この「暗黒時代」に、もう一度「道徳」について考えなければならないと主張する著者は、本書でその道筋を示します。語り口は、『なぜ世界は存在しないのか』に始まった一般書「三部作」と同様、実に平易で、具体例を豊富に含む分かりやすいものです。
    著者が定義する「道徳的事実」とは、私たちが人間としてなすべきこと、あるいは慎むべきことです。道徳的事実は、すべての人に関わる一般的な要求を述べ、私たちの行動を評価する基準を定めます。「本書は、近年の社会・政治的議論のあからさまな低俗化に困惑し、みずからの理性を道徳的判断に用いようという試みを進んで受け入れる、できるだけ多くの人に読んでいただきたいと思います」と著者は冒頭に記しています。その上で、どんな時代でも道徳を進歩させることはできる、ということを示す本書は、私たちが生きる「暗黒時代」における希望の書と言えるでしょう。
    「三部作」以降の展開を告げる重要な宣言。

    [本書の内容]
    第1章 価値とはいかなるもので、なぜ普遍的なのか
    善、悪、中立/道徳的事実/言論の自由の限界/道徳は数の力にまさる/文化相対主義/ボゴシアンとタリバン/ユダヤ・キリスト教的価値は存在しない/北朝鮮とナチ・マシン/価値多元主義と価値虚無主義……

    第2章 なぜ道徳的事実はあるのに、倫理のジレンマがないのか
    普遍主義はヨーロッパ中心主義ではない/子どもたちへの年齢差別とその他日常生活上の道徳的欠陥/道徳的緊張/誤りを犯しやすいこと、架空のメシア、そしてポストモダンの恣意性というナンセンス/道徳的感情……

    第3章 社会のアイデンティティ――なぜ人種差別、外国人差別、女性差別は悪いのか
    ハビトゥスとステレオタイプ/人間性剥奪のヴェールを剥ぐ/コロナ/テューリンゲンのもう一つの顔/真理の価値(に鏡だらけの部屋は要らない)/ステレオタイプ、ブレグジット、ドイツのナショナリズム……

    第4章 二一世紀の道徳の進歩
    奴隷制とザラツィン/さまざまな人間像(と称されるもの)は何も正当化しない、ましてや奴隷制も/コロナ時代の道徳の進歩と退行/経済主義の限界/生物的普遍主義とウイルスパンデミック……
  • 著者について

    マルクス・ガブリエル (マルクス・ガブリエル)
    1980年生まれ。哲学者。現在、ボン大学教授。後期シェリング研究をはじめ、古代哲学における懐疑主義からヴィトゲンシュタイン、ハイデガーに至る西洋哲学全般について多くの著作を執筆。「新しい実在論」を提唱して世界的に注目されている。主な著書として、『なぜ世界は存在しないのか』(原著2013年、講談社選書メチエ)、『「私」は脳ではない』(原著2017年、講談社選書メチエ)、『考えるという感覚/思考の意味』(原著2018年、講談社選書メチエ)で構成される一般書「三部作」がある。

    姫田 多佳子 (ヒメダ タカコ)
    津田塾大学国際関係学科卒業。5年間のドイツ滞在時にドイツ語を習得。以来30年間、学術論文等の翻訳に従事。訳書に、バスティアン・オーバーマイヤー+フレデリック・オーバーマイヤー『パナマ文書』(KADOKAWA)、マルクス・ガブリエル『「私」は脳ではない』(講談社選書メチエ)、『考えるという感覚/思考の意味』(共訳、講談社選書メチエ)、ダニエレ・グラフ+カティア・ザイデ『ドイツ流 絶対に怒らない子育て』(飛鳥新社)。

    渡辺 玲 (ワタナベ アキラ)
    成城大学文芸学部卒業後、ベルリン自由大学哲学人文学部に学び、マギスター取得。ドイツ公的機関や科学研究所での勤務を経て、現在、フリーランスとして字幕等の翻訳に携わる。訳書に、イヴォンヌ・ホフシュテッター『目に見えない戦争』(講談社選書メチエ)。

暗黒時代の道徳の進歩 二一世紀のための普遍的価値(講談社選書メチエ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:マルクス・ガブリエル(著・文・その他)/姫田 多佳子(翻訳)/渡辺 玲(翻訳)
発行年月日:2026/12/10
ISBN-13:9784065461556
判型:46判
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:456ページ
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