「台湾菜」の文化史(三元社) [電子書籍]
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「台湾菜」の文化史(三元社) [電子書籍]

陳玉箴(著者)天神裕子(著者)岩間一弘(著者)
価格:¥5,500(税込)
ゴールドポイント:1,650 ゴールドポイント(30%還元)(¥1,650相当)
フォーマット:
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出版社:三元社
公開日: 2024年06月20日
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「台湾菜」の文化史(三元社) [電子書籍] の 商品概要

  • 「台湾料理」とはなにか? 本書は国宴、高級レストラン、夜市、庶民の食卓にのぼるさまざまな料理を紹介しつつ、「台湾菜(台湾の料理)」という概念が100年の間にいかに定義され、表現され、実践されてきたかを検証するものである。日本の台湾統治と第2次大戦後の権威主義的政権もまた、多くの新たな飲食の要素を台湾に持ちこみ、民主化後の、現在の「台湾」を形づくってきた。つまり「台湾料理」とは何かを問うことは、まさにこの100年余にわたって台湾社会がいかに大きな変化を経てきたかを理解することなのである。

    [目次]

    日本語版への序 iv
    序 私の台湾菜の旅 1

    第1章 序論 「台湾菜」の文化史 5
    第1節 「台湾菜」とは何か? 6
    第2節 飲食という新たな研究領域 9
    第3節 国民、国民性、国民料理 16
    第4節 マクロからミクロへ 物と具現化の研究アプローチ 22
    注 29

    第2章 植民地の高級料理―日本統治期の「台湾料理」の誕生 35
    はじめに 台湾料理―命名された他者 36
    第1節 台湾料理の登場 37
    第2節 日本統治期のレストランにおける食の消費 50
    第3節 台菜の文化パフォーマンス―「支那料理」から「台湾料理」へ 61
    おわりに 植民地料理のパフォーマンスと変形 78
    注 80

    第3章 古来の台湾の味―庶民の食卓 87
    はじめに 台菜の文化パフォーマンスと生活の実践 88
    第1節 台湾人の家庭料理 89
    第2節 一般大衆の宴席―節句や慶事の食物とバンゾウ 118
    第3節 日常の点心と街角の軽食 138
    おわりに―民間の「台湾菜」 152
    注 154


    第4章 移植と混交―戦後書き換えられた飲食地図 163
    はじめに 国家、移民と食物 164
    第1節 戦後の激変―経済の困窮と節約運動 168
    第2節 反共復国思想のもとでの消費管理―酒家と公共食堂 184
    第3節 移植された中国の味―レストラン、市場と眷村の飲食 198
    第4節 新しい地図と新しい階層―「中国菜」の混交と現地化 216
    おわりに 戦後中華料理の周縁的一系統となった「台菜」 234
    注 238

    第5章 エスニシティ、階級と飲食「伝統」の創造 253
    はじめに 現代の「台湾菜」が意味するものの変化 254
    第1節 「四大族群」論と「客家料理」、「先住民料理」の興り 260
    第2節 国宴における族群の象徴 284
    おわりに 台湾化路線に育まれた「台湾小吃」 304
    注 308

    第6章 台湾菜と「故郷の味」―家および文化的記憶の変遷 315
    はじめに―飲食エクリチュールにおける個の記憶と集団の記憶 316
    第1節 「故郷の味」のコミュニケーション的記憶から文化的記憶へ 318
    第2節 唐魯孫と?耀東―家庭の味に対する追求 334
    第3節 家の身体実践―林海音の飲食エクリチュールにおける調理と食 361
    おわりに 「故郷の味」の再定義―文化的記憶が定着する場所 387
    注 392

    第7章 結論 ガラスの容器のなかの台湾菜 403
    1 「国民料理」の三つの特徴―関係性、パフォーマンス性、商品性 405
    2 食物消費における「国民料理」の誕生 408
    3 「国民」という境界線の流動と個体の感受性(sensibility) 409
    4 ガラスの容器のなかの台湾菜 412
    注 416

    解説 岩間一弘 417
    訳者あとがき 434
    引用文献 436
    事項索引 465
    人名索引 468
  • 目次

    日本語版への序 iv
    序 私の台湾菜の旅 1

    第1章 序論 「台湾菜」の文化史 5
    第1節 「台湾菜」とは何か? 6
    第2節 飲食という新たな研究領域 9
    第3節 国民、国民性、国民料理 16
    第4節 マクロからミクロへ 物と具現化の研究アプローチ 22
    注 29

    第2章 植民地の高級料理―日本統治期の「台湾料理」の誕生 35
    はじめに 台湾料理―命名された他者 36
    第1節 台湾料理の登場 37
    第2節 日本統治期のレストランにおける食の消費 50
    第3節 台菜の文化パフォーマンス―「支那料理」から「台湾料理」へ 61
    おわりに 植民地料理のパフォーマンスと変形 78
    注 80

    第3章 古来の台湾の味―庶民の食卓 87
    はじめに 台菜の文化パフォーマンスと生活の実践 88
    第1節 台湾人の家庭料理 89
    第2節 一般大衆の宴席―節句や慶事の食物とバンゾウ 118
    第3節 日常の点心と街角の軽食 138
    おわりに―民間の「台湾菜」 152
    注 154


    第4章 移植と混交―戦後書き換えられた飲食地図 163
    はじめに 国家、移民と食物 164
    第1節 戦後の激変―経済の困窮と節約運動 168
    第2節 反共復国思想のもとでの消費管理―酒家と公共食堂 184
    第3節 移植された中国の味―レストラン、市場と眷村の飲食 198
    第4節 新しい地図と新しい階層―「中国菜」の混交と現地化 216
    おわりに 戦後中華料理の周縁的一系統となった「台菜」 234
    注 238

    第5章 エスニシティ、階級と飲食「伝統」の創造 253
    はじめに 現代の「台湾菜」が意味するものの変化 254
    第1節 「四大族群」論と「客家料理」、「先住民料理」の興り 260
    第2節 国宴における族群の象徴 284
    おわりに 台湾化路線に育まれた「台湾小吃」 304
    注 308

    第6章 台湾菜と「故郷の味」―家および文化的記憶の変遷 315
    はじめに―飲食エクリチュールにおける個の記憶と集団の記憶 316
    第1節 「故郷の味」のコミュニケーション的記憶から文化的記憶へ 318
    第2節 唐魯孫と?耀東―家庭の味に対する追求 334
    第3節 家の身体実践―林海音の飲食エクリチュールにおける調理と食 361
    おわりに 「故郷の味」の再定義―文化的記憶が定着する場所 387
    注 392

    第7章 結論 ガラスの容器のなかの台湾菜 403
    1 「国民料理」の三つの特徴―関係性、パフォーマンス性、商品性 405
    2 食物消費における「国民料理」の誕生 408
    3 「国民」という境界線の流動と個体の感受性(sensibility) 409
    4 ガラスの容器のなかの台湾菜 412
    注 416

    解説 岩間一弘 417
    訳者あとがき 434
    引用文献 436
    事項索引 465
    人名索引 468

「台湾菜」の文化史(三元社) [電子書籍] の商品スペック

Cコード 1022
出版社名 三元社
本文検索 不可
紙の本のISBN-13 9784883035915
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ファイルサイズ 149.2MB
著者名 陳玉箴
天神裕子
岩間一弘
著述名 著者

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