初めてのハイキング・低山登山特集


「ハイキング」は山や森、自然の中を歩いて楽しむアクティビディです。
「登山」「トレッキング」「ハイキング」と山歩きにはいくつか表現方法が存在しますが、明確な定義はないものの、歩きやすいなだらかな散策路や低山をゆっくり歩くことを「ハイキング」と呼ぶことが多いです。
体力に自信がない方でも無理なく気軽に始められて自然と触れ合えるのがハイキングの魅力です。
このページでご紹介する基本的な装備を押さえて、アウトドアデビューをされてみてはいかがでしょうか。
ハイキングに行くために用意して頂きたい基本装備をご紹介いたします。
ハイキングは未舗装の山の中を歩いたり登ったりするので、「動きやすい服装」と「安全性を高める装備」が重要となってきます。
季節やコースによっても必要装備は変わってきますが、まずはハイキングシューズやリュック(ザック)、レインウェアなど、どの時期でも共通しているものから押さえていくことをおすすめいたします。

ハイキングを始めたいけれど、何から揃えればいいのか分からない方に向けた基本装備リストです。
一部の装備は別項でも解説していますので一緒にご覧ください。
イメージ画像 | 装備名 | ポイント |
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シューズ (登山靴) |
滑りにくい靴底を持ち、防水性に優れたハイキングシューズが安心です。 事前に履きならしをしてから出かけましょう。 |
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リュック (ザック) |
容量は20Lを一つの目安として、季節(寒さ)や機能面、山の中でやりたい事など必要装備を加味したうえで選ぶとよいでしょう。 |
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ジャケット (上着) |
山の中では急な温度変化や雨風から体を守るために、レインウェアやウインドブレーカーを持っていきましょう。 |
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ウェア類 (着るもの) |
汗をかいても乾きが早い、ポリエステルなどの化学繊維やメリノウール素材のウェアを着用するようにしましょう。 肌着(アンダーウェア)も重要です。 |
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キャップ ハット |
頭部の保護や、紫外線対策に帽子を被るとよいです。キャップは視界の確保がしやすい、ハットは首周りの日焼け対策もできるなど特徴があります。 |
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グローブ | 手・指の保護や防寒対策で必要です。山道では時に周囲の木や岩を掴んだりすることもありますし、素手だと怪我のリスクが高まります。 |
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ソックス |
クッション性に優れた、ウールを使ったアウトドアソックスだと足元も快適です。 履いていく靴のサイズ感に応じてソックスの厚みは微調整するとフィット感が高まります。 |
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ボトル (水筒) |
最後まで元気に歩けるように、行動中にも水分補給は欠かさず行いましょう。 活動時間や水場の有無にもよりますが、少なくとも1L~2Lは持っていきたいところです。 |
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救急用品 | ファーストエイドキットとも呼ばれるこれら救急用品は、怪我の初期対応に効果を発揮します。 取り出す際に直ぐ分かるように、専用ケースに入れていくとなおよいです。 |
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ヘッドライト | たとえ日中の日帰りハイキングでも、何らかの理由で日没を迎えてしまった時に行動できるよう、明かりを灯せる道具はリュックに入れておいた方が安心です。 |
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トレッキングポール (ストック) |
必携装備ではないものの、体力や脚力に自信がない方、山道の登り下りに技術的に不安がある方はトレッキングポールがあると歩行が安定するので楽になります。 |

履きなれたスニーカーでも歩けるコースもありますが、山の中をより快適に安全に歩けるハイキングシューズを履いていくのがおすすめです!
ハイキングシューズは凹凸のある登山道や坂道にも対応しやすいつくりになっていて、普段履くようなスニーカーよりもグリップ力・衝撃吸収性に優れています。滑りにくくて坂道もしっかり地面を捉えて登れますので怪我の予防や疲労軽減に繋がります。
また、ゴアテックスを始めとする防水仕様になっているモデルでは、地面が濡れていたり雨の日でも足が濡れてしまう心配もなくて快適です。
▶メンズハイキングシューズ一覧はこちら
▶レディースハイキングシューズ一覧はこちら
ハイキングシューズなどの登山靴は、大まかに「ローカット」「ミッドカット」「ハイカット」の3タイプに分けられます。
くるぶしまで覆われているミッド・ハイカットモデルはホールド感に優れ、坂道を歩く際にぐらつきにくくて安定感があります。また雨や泥なども侵入しずらいつくりと言えます。
なだらかなコースだけでなく、低山登山や将来的に本格的な山登りに挑戦したい方はこちらを選ぶと良いでしょう。
▶メンズハイキングシューズ(ミッド・ハイカット)一覧はこちら
▶レディースハイキングシューズ(ミッド・ハイカット)一覧はこちら
一方でローカットモデルは、普段履くようなスニーカーの延長線上の感覚で歩ける手軽さがあります。電車での移動や街中の舗装路などでも活動しやすく、例えばハイキング後にそのまま街中を観光をするといった場合にも適しています。
普段履きとしても使いやすいモデルも多いので、ハイキング以外でも使える汎用性の高さも魅力的ですね。
▶メンズハイキングシューズ(ローカット)一覧はこちら
▶レディースハイキングシューズ(ローカット)一覧はこちら

Mens
軽量且つ防水、高い通気性とフィット感を誇るマテリアルを採用し、トレッキングからライトハイクまでのアウトドアフィールド、そしてファッションまで幅広い用途に対応。
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Ladies
クッション性を重視した設計となっていて柔らかさと反発のバランスがよく、下からの突き上げは持ちろん、長時間の歩行もとても快適です。
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Mens
Ladies
快適性が持続する足首周りを備え、トレイルでの安全性と機敏なフットワークを確保します。
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Unisex
インジェクションTPUシャンクプレートを搭載し歩行安定性を保ち、ノンマーキング Vibram XS TREK ラバーアウトソールを採用することでトラクションと耐久性の優れたバランスを実現しています。
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Ladies
安定性、推進力、グリップ力で追求するVECTIVテクノロジーを搭載した、女性向け防水アウトドアシューズ。
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Mens
Ladies
クラシックなデザインのレザーアッパーは驚くほど軽く柔らかいフィット感を実現しています。見た目と機能性を兼ね備え、登山が楽しくなる1足です。
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Mens
Ladies
初めの一足として、いろんな地形に対応したいという声に答えて出来たコストパフォーマンスに優れたミッドカットハイキングシューズ。
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メンズハイキングシューズ人気商品
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不安定な足場も時には現れる山野の中では両手を使えるようにするため、必要な荷物はリュック(ザック)に入れて背負って持ち歩くのが基本です。
リュック選びのポイントは主に2点あります。
①リュックの容量をどれくらいにするか
②機能面をどこまで考えるか(街向けor山向け)
をそれぞれ考えながら決めるとよいでしょう。
リュックの容量は基本的な日帰りハイキングでは20L前後が一つの目安となります。
そこに、例えば春や秋で肌寒いので防寒着を持っていくとか、山ごはんをするために調理器具や食材を持ち込むとか、季節や山の中で楽しみたいこと次第でもう少し大きい容量(例えば25~30L)を選ぶなどの選択が生まれてきます。
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持っていくリュックを機能面で見ると
「普段使いでも使えるようなシンプル機能のデイパック」と
「ウエストベルトやポールアタッチメントなど山登りを意識した機能が付いている山向けのリュック(ザック)」の2種類に大別できます。
山向けザックは背負っていて体により密着してフィットするので、歩行時にザックが揺れにくく歩きやすいのもポイントです。
まずはお手持ちのリュックで歩いてみて、色々なところにハイキングに行くようになったら、山向けザックも検討してみてはいかがでしょうか?

日帰りハイキングから寝袋を持たない山小屋泊の山行、アクティブなスタイルの旅行やデイリーユースまで幅広く活用できるパネルローディング型のトレッキングパックです。
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ハイキングで上着(ジャケット・アウター)は必要なのでしょうか?
もちろん季節にもよりますが、山の中に入るのであれば、雨風から体を守ることが出来る上着類は、何かしらリュックの中に入れておくことを推奨します。
雨風から体を守る以外にも、例えば登っている時に汗をかき、そのあと風が強い山頂で休憩を取っていると意外と体は冷えてきます。そのような時にちょっとした防寒着としての役割も果たしてくれるのです。
近年、天候の急変なども増えてきていますし、直ぐに街中に戻れない状況で不測の事態に対応するためにも意外と重要なポイントと言えます。
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▶レディースウインドブレーカー・ソフトシェル一覧はこちら
Mens
Ladies
非常に高い透湿性を備えた独自開発の3層防水透湿素材は、今シーズンはさらに耐水圧が向上し、あらゆる天候で衣服内を常にドライに保ちます。
メンズのラインアップはこちらレディースのラインアップはこちら
Mens
Ladies
久性のある3レイヤーの防水透湿素材を使用していますが、非常に柔らかな着心地に。登山用レインウェアとして過不足ない、使い勝手のいい1枚です。
メンズのラインアップはこちらレディースのラインアップはこちら
Mens
Ladies
長期間行動をするロングトレイルでの使用を想定し、快適に着用し続けることができる防水シェルジャケット。
メンズのラインアップはこちらレディースのラインアップはこちら
Mens
Ladies
高い防風性や透湿性、耐水性を備えたWINDSTOPPERプロダクト by GORE-TEX LABSを採用したシェルジャケット。
メンズのラインアップはこちらレディースのラインアップはこちら
Mens
Ladies
レインウエアの概念を覆す異次元ストレッチを備えることで、スリップなどの不意な動作にもしっかり追従するしなやかさを持った、防水透湿マルチアウターシェルジャケットです。
メンズのラインアップはこちらレディースのラインアップはこちら
Mens
Ladies
防水性に加えて高い通気性が特長で、悪天候時も衣服内を快適に保ちます。登山などのアウトドアアクティビティで、行動中も快適に着続けられる1着です。
メンズのラインアップはこちらレディースのラインアップはこちら
Unisex
3層構造の生地は、雨天などの過酷な状況下でも高い防水透湿性を誇るヘリーテックプロフェッショナルで、はっ水機能の耐久性も備えているのが特長。
この商品のラインアップはこちらゴアテックスをはじめとする防水素材の「レインウェア」は、雨風から体をしっかり守ってくれるので持っていると安心感があります。
防水ではないですが風を通しにくい「ウインドブレーカー」や「ソフトシェルジャケット」はレインウェアよりも軽くて着心地やストレッチ性が高いが良い商品が多いので、晴れてる日でも積極的に着ていける使い勝手の良さもあります。
表面に撥水加工を施されているものも多いので、多少の雨であれば問題なく着ることも出来ます。
どちらも生地を薄くした軽量タイプや、ストレッチ性を追求したタイプなど機能面も充実したものが増えてきていますので、行かれる季節やコースの長さ、山行スタイルなども考えながらお気に入りの一着を選んでみて下さい。

メンズ防水ジャケットの人気商品
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「レディースウインドブレーカー・ソフトシェルの人気商品」をもっと見る着替える事が難しい山野の中においては、最初から最後まで同じウェアを着続けることが多いです。
そこで、吸汗速乾性に優れた素材で作られたウェア(ポリエステルやメリノウールなど)を着用すると動いて汗をかいても体が冷えにくく快適さをキープできます。
また、寒い時期や標高が高いコースを歩かれる場合は寒暖差が大きくなるので、ウェアの重ね着を意識して、状況に応じて脱ぎ着をしていくと自身の体調の変化に合わせやすくなります。
肌着(アンダーウェア)やソックスなど肌に直接触れるものも速乾性に優れた素材や汗冷えを防ぐ素材のものが販売されていますので、上手に活用してみて下さい。
▶アウトドアウェアをヨドバシ・ドット・コムで見る。

メンズ長袖カットソーの人気商品
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高尾山(たかおさん)599m/東京都
高尾山の魅力といえば、森の豊かさでしょう。高尾山には約1300種の植物があり、タカオスミレやタカオヒゴダイなどの固有種も60種以上。昆虫は約5000種、野鳥は150種と世界的に見ても驚くほどの多様な生物が暮らす豊かな山です。
コースは歩きやすい薬王院の表参道の1号路から、沢沿いを歩く6号路や尾根沿いの山道を歩く稲荷山コースまで様々なコースから選ぶことができます。 コースにより難易度は異なってきますので、ご自身の体力や装備とよく相談して無理のない山行計画を立てるようにして下さい。

御岳山(みたけさん)929m/東京都
御岳山は山頂近くまでケーブルカーで登れることもあり、初心者でも気軽に行ける人気のハイキングエリアとして知られていますが、古くは山岳信仰の霊山「金峰山御嶽蔵王権現」として広く信仰を集めていました。特に、鎌倉時代から江戸時代にかけては、武士たちの厚い信仰を得て、刀剣や大鎧などが奉納され、国宝・重要文化財も数多く保存されています。山上には、江戸時代より続いている御師(御祈祷師)の家が建ち並び、他の山とは違う独特の景観が見どころです。
御師は、関東一円に広がる信者(講中)の祈祷や、宿坊として信者さんをおもてなしてきましたが、現在では一般の方も利用できるので、信仰の山として崇敬された峰々や修行の山道を私たちは広く楽しませていただいています。

尾瀬ヶ原(おぜがはら)1400m/群馬県,福島県,新潟県
栃木県も含めた4県にまたがる広大な尾瀬国立公園。最も多くのハイカーが歩かれる人気のコースが群馬県側の鳩待峠を起点とした尾瀬ヶ原を周遊するコースです。2,000m級の山々に囲まれた広大な高層湿原ではさまざまな高山植物や季節の変化を楽しむことが出来ます。5月~6月頃のミズバショウ、7月頃のワタスゲ、ニッコウキスゲ、9月以降の草紅葉や紅葉などなど。いつ行っても大自然の営みに感銘を受けます。
コース上はほぼ木道が整備されており、尾瀬ヶ原周遊だけであればほとんどが平坦部なので体力に自信がない方でも楽しむことができます。行かれる前はマナー・ルールをよく理解してから、おじゃまする気持ちでこの大自然と向き合いましょう。