油脂で語る近現代―クジラとオランウータンをつなぐ糸(平凡社新書) [新書]
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油脂で語る近現代―クジラとオランウータンをつなぐ糸(平凡社新書) [新書]



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出版社:平凡社
販売開始日: 2026/05/19
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油脂で語る近現代―クジラとオランウータンをつなぐ糸(平凡社新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人間は自然をどのように利用してきたのか?身近なマーガリンや石鹸の原材料の変遷を太平洋捕鯨、南極海進出、熱帯雨林の開発などからたどり、政治・経済・環境の複雑な絡み合いのなかから、知られざる近代の姿を鮮やかに描きだす―。遠く離れた海や森とのつながりを照らした、食卓からたどる人間と環境の世界史。
  • 目次

    序章 クジラとオランウータン7
    オランウータン危機/プランテーション型経済と「近代」/捕鯨から世界をみる/本書の構成/見取り図を描く/付記

    第Ⅰ部 太平洋を拓く──高貴な灯りをもとめて

    第一章 漂民の海
    おれはジョン・マン/万次郎の人生/日本漁場の発見/ハワイ諸島の「発見」/西漸する米捕鯨船団/洋上の情報網/ジョン・ハウランド号の航路/大西風と漂流/伊豆諸島への漂流/鉄人・長平の執念/捕鯨船が救出した漂民/大津浜事件と無二念打払令/「鎖国」下の父島と鳥島で

    第二章 星条旗の翻った海
    『通航一覧』にみる漂着事例/ロビイストによる煽動/『米国捕鯨業の歴史』にみる漂流事例/日本漁場から北洋漁場へ/シー・パワーの源泉/西漸運動と小笠原/日本漁場の意義

    第三章 ユニオン・ジャックの蠢く海
    エミリア号の偉業/英南海捕鯨業の創発/南海捕鯨業奨励法/特許の壁/ヌートカ湾事件/ニューサウスウェールズ入植地/アザラシ猟業と捕鯨業/ペルトとファー/南進するオットセイ猟業/東方フロンティアの回収/もうひとつの日本漁場

    第Ⅱ部 南極海を拓く──世界商品化した鯨油をもとめて

    第四章 ロシアの東進と南進
    遠洋漁業奨励法/北太平洋におけるオットセイ猟/ベーリング海峡の発見/第二次ベーリング探検隊/ロシアの南進/シベリア海域における近代捕鯨業/露芬捕鯨会社の興亡/ディディモフへの恐懼/ケイゼルリングの脅威/太平洋世界のマニラメン/「ロシヤくぢら」の衝撃/一〇会社の挫折と奮起/ロシアを見つめる眼

    第五章 「生命線」としての南氷洋と満洲
    マーガリン原料をもとめて/工船式捕鯨の創発/ロンドン捕鯨取締協定/沿岸から南氷洋へ/三本の矢をたばねる巨人/鮎川義介の油脂戦略/日産コンツェルンと水産業/日産と満業

    第Ⅲ部 熱帯雨林を拓く──代替油脂をもとめて

    第六章 油脂間競争の興亡と帰結
    叢書「世界経済の変遷」/脂肪酸と水素添加油/二四〇万バレルの壁/油脂間競争の萌芽/「熱帯油糧作物革命」の利/「戦後期産業革命」の罠/日露戦争後の世界秩序

    終章 食と環境をつなぐリテラシー
    因果関係の蛛網/マーガリンを食べる/交わりあう規制/トランス脂肪酸問題の端緒/トランス脂肪酸問題の顚末/交わりえない記事/食と環境をつなぐリテラシー/受益者であり、加害者でもあること/ヤシ研、ふたたび

    主要参考文献
    あとがき
    謝辞
  • 出版社からのコメント

    鯨油からパーム油へ。捕鯨史や油脂市場の変遷を軸に近代のグローバリゼーションと持続可能性を問い直した、食卓から考える近現代史。
  • 内容紹介

    油脂から見えてくる知られざる近代の姿――。人間は自然をどのように利用してきたのか? 捕鯨からプランテーションまでをたどった食卓からはじめる人間と環境の世界史。

    【目次】
    序章 クジラとオランウータン7
    オランウータン危機/プランテーション型経済と「近代」/捕鯨から世界をみる/本書の構成/見取り図を描く/付記

    第1部 太平洋を拓く──高貴な灯りをもとめて

    第一章 漂民の海
    おれはジョン・マン/万次郎の人生/日本漁場の発見/ハワイ諸島の「発見」/西漸する米捕鯨船団/洋上の情報網/ジョン・ハウランド号の航路/大西風と漂流/伊豆諸島への漂流/鉄人・長平の執念/捕鯨船が救出した漂民/大津浜事件と無二念打払令/「鎖国」下の父島と鳥島で

    第二章 星条旗の翻った海
    『通航一覧』にみる漂着事例/ロビイストによる煽動/『米国捕鯨業の歴史』にみる漂流事例/日本漁場から北洋漁場へ/シー・パワーの源泉/西漸運動と小笠原/日本漁場の意義

    第三章 ユニオン・ジャックの蠢く海
    エミリア号の偉業/英南海捕鯨業の創発/南海捕鯨業奨励法/特許の壁/ヌートカ湾事件/ニューサウスウェールズ入植地/アザラシ猟業と捕鯨業/ペルトとファー/南進するオットセイ猟業/東方フロンティアの回収/もうひとつの日本漁場

    第2部 南極海を拓く──世界商品化した鯨油をもとめて

    第四章 ロシアの東進と南進
    遠洋漁業奨励法/北太平洋におけるオットセイ猟/ベーリング海峡の発見/第二次ベーリング探検隊/ロシアの南進/シベリア海域における近代捕鯨業/露芬捕鯨会社の興亡/ディディモフへの恐懼/ケイゼルリングの脅威/太平洋世界のマニラメン/「ロシヤくぢら」の衝撃/一〇会社の挫折と奮起/ロシアを見つめる眼

    第五章 「生命線」としての南氷洋と満洲
    マーガリン原料をもとめて/工船式捕鯨の創発/ロンドン捕鯨取締協定/沿岸から南氷洋へ/三本の矢をたばねる巨人/鮎川義介の油脂戦略/日産コンツェルンと水産業/日産と満業

    第3部 熱帯雨林を拓く──代替油脂をもとめて

    第六章 油脂間競争の興亡と帰結
    叢書「世界経済の変遷」/脂肪酸と水素添加油/二四〇万バレルの壁/油脂間競争の萌芽/「熱帯油糧作物革命」の利/「戦後期産業革命」の罠/日露戦争後の世界秩序

    終章 食と環境をつなぐリテラシー
    因果関係の蛛網/マーガリンを食べる/交わりあう規制/トランス脂肪酸問題の端緒/トランス脂肪酸問題の顚末/交わりえない記事/食と環境をつなぐリテラシー/受益者であり、加害者でもあること/ヤシ研、ふたたび

    主要参考文献
    あとがき
    謝辞
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    赤嶺 淳(アカミネ ジュン)
    1967年、大分県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科教授。食と環境の関係をグローバルな視点から研究
  • 著者について

    赤嶺 淳 (アカミネ ジュン)
    1967年、大分県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科教授。食と環境の関係をグローバルな視点から研究。著書に『ナマコを歩く──現場から考える生物多様性と文化多様性』(新泉社)、『鯨を生きる──鯨人の個人史・鯨食の同時代史』(吉川弘文館)、『生態資源──モノ・場・ヒトを生かす世界』(山田勇・平田昌弘との共編著、昭和堂)、『クジラのまち 太地を語る──移民、ゴンドウ、南氷洋』(編著、英明企画編集)、訳書にアナ・チン『マツタケ──不確定な時代を生きる術』(みすず書房)などがある。

油脂で語る近現代―クジラとオランウータンをつなぐ糸(平凡社新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:赤嶺 淳(著)
発行年月日:2026/05/15
ISBN-10:4582861059
ISBN-13:9784582861051
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:その他工業
言語:日本語
ページ数:280ページ
縦:18cm
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