システム開発と具体と抽象~問題発見と問題解決を往復する「思考のメタ化」を身につける~ [単行本]
    • システム開発と具体と抽象~問題発見と問題解決を往復する「思考のメタ化」を身につける~ [単行本]

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システム開発と具体と抽象~問題発見と問題解決を往復する「思考のメタ化」を身につける~ [単行本]

細谷 功(著・文・その他)


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出版社:技術評論社
販売開始日: 2026/07/28
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システム開発と具体と抽象~問題発見と問題解決を往復する「思考のメタ化」を身につける~ の 商品概要

  • 目次

    はじめに
    第1章 SI業界が抱える課題
    ■「言われたことはできるが提案ができない」
    ■なぜ「提案型人材」が少ないのか?
    ■■・受託開発とSES契約
    ■受動的問題解決から能動的問題発見へ
    ■OSのメタ化が必要

    第2章 「具体と抽象」とは?
    ■2.1 具体と抽象の基本
    ■■具体が善で抽象が悪?
    ■■具体と抽象とは?
    ■■「レーザーポインタ」と「懐中電灯」
    ■■「なんでもいい」が「これじゃない」に変わる、具体と抽象の不条理
    ■2.2 ITと「具体と抽象」
    ■■ITそのものが具体と抽象の産物
    ■■ITにおける抽象化のもう一つの意味
    ■■ITの進化は「抽象度を上げて複雑性を隠す」歴史である
    ■■「具体と抽象」とオブジェクト指向
    ■2.3 「手段と目的」への応用
    ■■「手段と目的」の関係も「具体と抽象」の関係
    ■■「5W1H」の構造:Whyは次元が違う問いである
    ■■「2つのWhy」とは?
    ■■思考のOS:具体と抽象の往復運動
    ■■目的とは「使い手視点」で考えること
    ■■目的とは経営視点で考えること
    ■■「単なるデジタル化」とDXとの相違

    第3章 SIプロジェクトと「具体と抽象」
    ■3.1 川上と川下、問題発見と問題解決、具体と抽象
    ■■本書における「川上(上流)」と「川下(下流)」の定義
    ■■仕事(問題解決)とは抽象から具体への変換作業
    ■■川上と川下の特性の違い
    ■■本書における問題発見と問題解決の定義
    ■■顕在的問題と潜在的問題
    ■■川上の問題発見と川下の問題解決
    ■■問題発見から問題解決は「マトリョーシカ構造」
    ■■(空見出し)
    ■■問題発見(川上)と問題解決(川下)の仕事の特性の違い
    ■3.2 2つの思考回路の矛盾による問題点
    ■■「守り」と「攻め」の違い
    ■■「キャッチャーミットとプロテクターをつけて打席に立つ」
    ■■「底上げ」という言葉が示すもの
    ■■完璧主義と顧客からの信頼が「最大の負債」
    ■■コップに水が「半分しか入っていない」か「半分も入っている」か

    第4章 SIプロジェクトにおける落とし穴(具体と抽象の観点から)
    ■新規テーマの提案はなぜ受け入れられないのか?
    ■「投資対効果」の罠
    ■「事例調査」の罠
    ■それは本当に目的なのか?
    ■「2つのピザ」の話
    ■「統一感」の正体
    ■「一人で考えるためにはすべて知らなければならない」という幻想
    ■ICTの世界が建築の世界から学べること
    ■アーキテクトは一人だけではない
    ■なぜ「この業界(業務)は特殊だ」と思うのか?
    ■PoC疲れの正体
    ■コストセンター型PoCのジレンマ
    ■「アジャイル開発」の阻害要因
    ■「具体と抽象」によるコミュニケーションギャップ
    ■■コンサルタントとエンジニア
    ■■エンジニアと経営者
    ■なぜこれらの落とし穴は何度でも繰り返されるのか

    第5章 組織の成長と「具体と抽象」
    ■「会社の進化」と「具体と抽象」
    ■■縦横両方向の細分化
    ■■ルールや規則も増える一方
    ■外注化の流れを普遍的にとらえる
    ■組織の変化に伴う必要なスキルの変化
    ■専門家のジレンマ
    ■不可逆的変化と川の流れの関係
    ■思考のOSをメタ化するとは?
    ■「混ぜるな危険」

    おわりに
    ■AI時代への提言:自らの仕事を「消滅」させる勇気
  • 内容紹介

    システム開発の現場で、このようなご経験はないでしょうか。経営者は「AIで何かできないか」と言い、コンサルタントは美しい構想を描き、エンジニアは「で、具体的に何を作ればいいんですか」と聞き返す。全員が真剣に仕事をしているのに、話が噛み合わない。要件定義で合意したはずなのに、成果物を見せた瞬間に「そうじゃない」と言われる。立場が違う人たちの間で、なぜこれほど合意形成が難しいのか。その断絶の正体は、「具体と抽象」という思考の階層の違いにあります。

    本書は、ベストセラー『具体と抽象』をはじめ数々の思考力に関する著作で知られる細谷功氏が、SI業界・システム開発の現場に焦点を当て、この「具体と抽象」のフレームワークを軸に、業界が構造的に抱える課題の本質とその乗り越え方を体系的に解説した1冊です。本書の主な特徴は、以下の3点にあります。

    特徴の1つ目が、「立場の違いが生むコミュニケーションギャップの構造を解き明かす」点です。経営者とエンジニア、コンサルタントと開発者、営業と技術――SI現場で日常的に起きる「話が通じない」問題を、「具体と抽象」の視点から構造的に分析します。なぜ抽象的な指示にエンジニアは苛立ち、なぜ具体的な報告に経営者は物足りなさを感じるのか。その双方向のメカニズムを理解することが、立場を超えた合意形成の第一歩となります。

    特徴の2つ目が、「"思考のOSのメタ化"という新しい変革モデルを提示する」点です。川下で培った強みを捨てるのでも、単にバージョンアップするのでもない。場面に応じて川上と川下の思考回路を使い分ける「メタ化」という第三の道を提唱し、個人にも組織にも適用可能な実践的な視座を提供します。

    特徴の3つ目が、「個人・プロジェクト・組織の3層構造で課題を立体的に捉える」点です。個人の思考回路の転換から、プロジェクト現場で頻発する落とし穴の構造分析、さらには組織の成長・保守化のメカニズムまでを一貫して読み解きます。「魚」「釣り方」「川の構造」という独自のアナロジーを通じて、目先のノウハウではなく、問題を生み出す構造そのものの理解へと読者を導きます。

    即効性のあるノウハウ本ではなく、半世紀にわたり解決されなかった業界構造の「なぜ」に切り込む本書は、AI時代において自らの価値の源泉を問い直すすべてのSI関係者にとって、思考の転換点となる1冊です。

    ★こんな方におすすめ★
    提案型への変革を求められているSIer・システム開発企業のエンジニア、PM、マネジメント層の方々
    顧客への提案力・構想力を高めたいITコンサルタント、プリセールスの方々
    DX推進・AI活用を掲げながらPoC止まりに悩む情報システム部門・経営企画の方々
    守りの文化から脱却し、組織の思考OSを変えたいと考えるIT企業の経営者・人事責任者の方々
  • 著者について

    細谷 功 (ホソヤ イサオ)
    1964年、神奈川県生まれ。東京大学工学部を卒業後、東芝にて約8年間、原子力プラントの設計技術者として勤務。その後、アーンスト&ヤング、キャップジェミニなどの米仏日系コンサルティング会社を経て、株式会社クニエにてマネージングディレクター、コンサルティングフェローを務める。現在は独立し、著述家・ビジネスコンサルタントとして活動。問題解決・思考力をテーマに、国内外の企業・各種団体・大学などに対して講演やセミナーを精力的に実施している。著書は『地頭力を鍛える』(東洋経済新報社)、『アナロジー思考』(東洋経済新報社)、『具体と抽象』(dZERO)、『「無理」の構造』(dZERO)、『メタ思考トレーニング』(PHPビジネス新書)、『具体⇔抽象トレーニング』(PHPビジネス新書)、『フローとストック』(KADOKAWA)、『有と無』(dZERO)など多数。

システム開発と具体と抽象~問題発見と問題解決を往復する「思考のメタ化」を身につける~ の商品スペック

商品仕様
出版社名:技術評論社
著者名:細谷 功(著・文・その他)
発行年月日:2026/07/28
ISBN-13:9784297157906
判型:46判
対象:専門
発行形態:単行本
内容:電子通信
言語:日本語
ページ数:272ページ
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