自由への哲学的探究 [単行本]
    • 自由への哲学的探究 [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2026/08/12
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自由への哲学的探究 [単行本] の 商品概要

  • 目次

     序

    第一章 自由という問題――因果的決定論から逃れる
     問いかけ
     決定論と自由
     分かれ道
     両立論
     選択可能性
     決定論は論駁できるか
     決定論を拒否する
     因果関係と因果法則
     探求の指針としての決定論
     できごとはすべて一度きり
     シンボル化された世界
     確率的法則
     非決定論

    第二章 行為という問題――メカニズムの観点から離れる
     行為の問い
     意志作用説
     意志という心理状態
     意志は欲求よりも約束に似ている
     欲求に基づくメカニズムの観点
     ウォントンと人格
     不本意の麻薬依存症患者
     ウォントンは行為するか
     二階に上っても事情は変わらない
     ウォントンは自由か
     メカニズムの観点と無限後退
     現代行為論の源流
     意図的かどうかは記述に依存する
     実践の秩序
     観察によらない知識
     びっくりして思わず飛びすさる
     基本理由
     実践的推論
     基本理由は原因でもある
     メカニズムの空白と全面的判断
     デイヴィドソンの捉える意図的行為は自由と言えるか
     メカニズムの観点から意味の観点へ

    第三章 行為の意味――人称性の交差
     行為の多義性
     行為の意味における一人称権威
     意味の自己認知と観察によらない知識
     一人称権威の正体
     一人称権威は無制限ではない
     自分自身の行為の多義性と二人称の観点
     一人称権威と心
     可能な障害と調整の物語
     同時に複数のことができる
     意図性には濃淡がある
     動作だけでは意図的行為とは言えない
     「行為」は社会的概念である
     人間以外のものも一人称の観点をもつのか
     クラゲは意図的行為をするのか、猫はどうか

    第四章 自由の意味――時制の交差
     リチャード・テイラーの論理的決定論
     論理的決定論は単純な論理的誤謬か
     時制を排除するならば論理的決定論は正しい
     未来時制の言明は真でも偽でもない
     未来時制の言明の意味
     未来世界は存在するのではなく、生成する
     生成の決定論?
     無害で正しい排中律と有害で誤った排中律
     決定論は論駁されたのか
     選択可能性の意味
     運論証
     理由によって説明できないことこそが「自由」の意味なのか?
     意図的行為の理由
     偶然と必然のディレンマ
     過去を振り返ることと過去に立ち返ること
     意図的行為は必ず自由な行為なのか
     自由にとってコントロール可能性は必要ないのか
     自己という問題

      注
      謝 辞
      人名・事項索引
  • 出版社からのコメント

    行為の自由を人称性の交差と時制の交差において捉えたまったく新しい自由の哲学。さらなる広がりと深みを見せる野矢哲学の最前線
  • 内容紹介

    「君は決定論を拒否したいのか?」「だがそれでは行為を偶然の戯れにしてしまうのではないか」――必然のなりゆきならば自由はない、しかし偶然でも自由ではないだろう。このディレンマをどう解くのか。行為とは何かを問い直すなかで「自由」は姿を現わし、はじめての哲学的風景が浮かび上がる。まったく新しい自由論の誕生。
  • 著者について

    野矢 茂樹 (ノヤ シゲキ)
    野矢茂樹(のや・しげき)
    1954年(昭和29年)東京都に生まれる.85年東京大学大学院博士課程修了.東京大学大学院総合文化研究科教授,立正大学文学部哲学科教授などを歴任.東京大学名誉教授.専攻は哲学.
    著書に『無限論の教室』(講談社現代新書),『入門! 論理学』(中公新書),『言語哲学がはじまる』(岩波新書),『論理トレーニング101題』(産業図書),『心という難問――空間・身体・意味』(講談社),『増補版 大人のための国語ゼミ』(筑摩書房),『そっとページをめくる――読むことと考えること』『ウィトゲンシュタイン『哲学探究』という戦い』(岩波書店),『増補改訂版 哲学・航海日誌』(春秋社),『はじめて考えるときのように――「わかる」ための哲学的道案内』(PHP文庫),『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』(ちくま学芸文庫),『心と他者』(中公文庫),『語りえぬものを語る』(講談社学術文庫)などがある.訳書にウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』(岩波文庫)などがある.

自由への哲学的探究 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:野矢 茂樹(著)
発行年月日:2026/08
ISBN-10:4000617702
ISBN-13:9784000617703
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:270ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:388g
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