パロディにもほどがある!―"替え歌"文化の日本近代 [単行本]
    • パロディにもほどがある!―"替え歌"文化の日本近代 [単行本]

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出版社:春秋社
販売開始日: 2026/09/17
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パロディにもほどがある!―"替え歌"文化の日本近代 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    百“歌”繚乱、変幻自在、融通無碍!?柔軟に歌い継がれてきた無数の「替え歌」こそが、日本の音楽文化を土台として支え、ひとびとや社会のあいだに響きわたっていた。
  • 目次

    序章 替え歌へのまなざし

    第1部 替え歌のひらく「もうひとつの近代」
    第1章 替え歌は人と人とをつなぐ
     1 替え歌がノーマルであった世界
     2 「替え歌応援歌」の営まれる「現場」――応援歌になった《ワシントン》
     3 政治運動の組織化と替え歌――労働歌・革命歌になった《ワシントン》
    第2章 戦うキリスト教徒 讃美歌・聖歌と替え歌
     1 南北戦争歌の替え歌化――讃美歌のもうひとつの顔
     2 讃美歌から俗謡へ――《ジョージア行進曲》の旅路
     3 社会鍋と軍歌――救世軍の日本版「替え歌」レパートリー

    第2部 訳詞とききなし――「異文化接触」と「替え歌」
    第3章 訳詞という「替え歌」 日本人にとっての《第九》のもうひとつの顔
     1 「奉祝歌」という名の《第九》――九州帝国大学フィルハーモニー会による「初演」?
     2 奉祝歌の圏域――「本歌取り」「歌枕」の残影
     3 「原語派」と「訳詞派」の攻防――邦語歌唱運動の背景文化
     4 訳詞のもたらす想像力――《ローレライ》と「日本ライン」の虚実
    第4章 「ききなし」と「ことばあそび」のひらく世界
     1 「空耳アワー」的世界の誘惑――《爺さん酒飲んで》
     2 ナンセンスな歌詞の魔力――「ヂンヂロゲの歌」
     3 エノケンのナンセンス・ソングを育んだ土壌

    第3部 文化観の試金石としてのパロディ
    第5章 「パロディ・ブーム」再考
     1 「パロディ・ブーム」の到来
     2 「替え歌文化」再発見――鶴見俊輔からフォークソングへ
     3 「タモリ」の誕生――「危険なパロディスト」を取り巻く文化風土
     4 変わりゆくパロディ――椎名誠の怒りとJPC展の変容
    第6章 「パロディ裁判」が照らし出した文化観の歪み
     1 パロディと著作権――白川=アマノの「パロディ裁判」
     2 「パロディ裁判」をめぐる言説の布置――写真界と美術界の温度差の正体
     3 パロディの苦境――著作権の再構築に向けて

    終章 文化はみんなでつくるもの

    あとがき
    文献・資料
    索引(人名/事項/歌・曲)
    巻末表
  • 出版社からのコメント

    音楽文化は柔軟に歌い継がれてきた無数の「替え歌」に支えられてきた。その自由闊達で融通無碍な世界から文化のありようを捉え直す。
  • 内容紹介

    唱歌《ワシントン》から派生した《天は晴れたり》など数多の「替え歌」応援歌の事例にはじまり、《リパブリック讃歌》など南北戦争歌の転用、バラエティに富む《第九》の訳詞、《爺さん酒飲んで》や《ヂンヂロゲ》そしてタモリの芸にまでおよぶききなし・空耳の文化、そしてその自由闊達な営みを阻もうとするパロディ裁判まで--「曲」や「作品」のかたちにとらわれず、柔軟に歌い継がれてきた無数の「替え歌」こそが、日本近代音楽文化の土台としてひとびとや社会のあいだに響きわたっていた。その自由闊達で融通無碍な世界をとおして文化のありようそのものを捉え直す!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    渡辺 裕(ワタナベ ヒロシ)
    1953年生まれ。東京大学名誉教授。専門分野は聴覚文化論・音楽社会史。1983年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。玉川大学助教授、大阪大学助教授、東京大学大学院人文社会系研究科教授(美学芸術学、文化資源学)、東京音楽大学教授を歴任。著書に『聴衆の誕生』(サントリー学芸賞、春秋社)、『歌う国民』(中央公論新社、芸術選奨文部科学大臣賞受賞)など多数
  • 著者について

    渡辺 裕 (ワタナベ ヒロシ)
    1953年生まれ。東京大学名誉教授。専門分野は聴覚文化論・音楽社会史。1983年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。玉川大学助教授、大阪大学助教授、東京大学大学院人文社会系研究科教授(美学芸術学、文化資源学)、東京音楽大学教授を歴任。著書に『聴衆の誕生』(サントリー学芸賞)、『日本文化 モダン・ラプソディ』、『西洋音楽演奏史論序説』、『サウンドとメディアの文化資源学』、『感性文化論』、『まちあるき文化考』(以上、春秋社)、『歌う国民』(中央公論新社、芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、『校歌斉唱!』(新潮選書)など多数。

パロディにもほどがある!―"替え歌"文化の日本近代 の商品スペック

商品仕様
出版社名:春秋社
著者名:渡辺 裕(著)
発行年月日:2026/09/25
ISBN-10:4393932471
ISBN-13:9784393932476
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:376ページ
縦:20cm
横:14cm
厚さ:3cm
重量:423g
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