身体の美学入門―感性から捉えなおす人間の本質(中公新書) [新書]
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出版社:中央公論新社
販売開始日: 2026/06/19
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身体の美学入門―感性から捉えなおす人間の本質(中公新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「目の綺麗な人だな」「ずんぐりむっくりだ」。私たちは日々、人の顔かたちや服装、ふるまいや体型を前に、自他の違いを感じる。なぜ人は他者の身体を美しい/醜いと思うのか?美醜を感じる正体とは?感性のはたらきを知ることは、人間の本質を見ることである。本書は、身体をめぐる感性の歴史を一望して掘り下げる。気まぐれでやっかい、曖昧な私たちを愛するために。未完成な人間の未来を照らす、新しい美学入門。
  • 目次

    【目 次】
    はじめに
    違いについての学問  バラバラになる社会  身体を介して他者に出会う  本書の構成

    第1章 美学、「私の中の他者」との出会い
    下位の認識能力  眼を閉じ、耳をふさぐデカルト  ライプニッツによる認識の分類  識別できるが説明できない  日常は「渾然」「曖昧」だらけ  過去の経験と「傾き」  私の中の他者  より良く/善く感じるための学問  ソマティック・マーカー仮説将来のシナリオの評価  生物学的次元と社会的次元のからまりあい

    第2章 感性、このやっかいであなどれないもの
    無関心性(没関心性)  関心まみれの出会い  身体の評価=人物の評価?  サイズ、形、動き、色、匂い、服装  口笛でヴィヴァルディ   自分の身体にくつろげない  感性の保守性  鏡としての感性  法律の限界  権利ではなく魅力で  ふくらはぎに見惚れる  感性の逸脱  差別化と他者化  自然化される趣味

    第3章 醜による他者化
    科学と哲学  ルネサンスの豊満な女神  「人種」の創造  ホッテントット・ヴィーナス  見世物小屋=他者化の装置  プロテスタント的禁欲主義  「健康リスク」と「私らしさ」のあいだ歴史のレンズを通して見ている  醜とは何か

    第4章 美による差別化
    遅れてやってきた運動  彼らとは違う「私たち」  トニ・モリスン『青い眼がほしい』  醜さのマント  ディックとジェーン「二重のまなざし」に殺されないために  アフリコブラの輝き 象徴としてのアフロヘア  画面を埋め尽くす文字  黒人の美学日本語の「美学」のニュアンス

    第5章 逸脱する感性
    規範的感性と逸脱的感性  再認=既知への取り込み  知覚=未知の発見  個別性との出会い  知覚は自由に展開していく  対象に降伏(surrender)  慣習にあらがう能動性  見方が市民権を得るまで 山の「醜さ」  つるつるでゆがみのない球  天文学の衝撃無秩序で複雑で無限の世界  崇高さの発見  グランド・ツアー  日誌や手紙のライブ感  正義のプロセス/エロス的プロセス

    第6章 エロスから愛への進化
    きよしさんの指隠し撮影  「感染」の倫理性  スタイルとは何か  自然にはスタイルはない  表出ではなくパターン  選択なぜこのやり方なのか?  基準のゆらぎをうけとめる  愛への進化  アイデンティティ・ポリティクスを降りる

    おわりに
    参考文献
  • 出版社からのコメント

    なぜ人の顔や体を美しいと思うのか? 顔つき、しゃべり方、匂い、肌の色、肥満・痩せ。人の身体をめぐる感性を扱う、新しい美学入門
  • 内容紹介

    「目の綺麗な人だな」
    「ずんぐりむっくりだ」
    私たちは日々、人の顔かたちや服装、ふるまいや体型を前に、自他の違いを感じる。
    なぜ人は他者の身体を美しい/醜いと思うのか?
    美醜を感じる正体とは?
    感性のはたらきを知ることは、人間の本質を見ることである。
    本書は身体をめぐる感性の歴史を一望して掘り下げる。
    気まぐれでやっかい、曖昧な私たちを愛するために。
    未完成な人間の未来を照らす、新しい美学入門。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    伊藤 亜紗(イトウ アサ)
    1979年生まれ。美学者。東京科学大学未来社会創成研究院DLab+ディレクター、リベラルアーツ研究教育院教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学(文学博士)。第13回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、第42回サントリー学芸賞、第19回日本学術振興会賞、第19回日本学士院学術奨励賞受賞
  • 著者について

    伊藤亜紗 (イトウアサ)
    1979年生まれ。美学者。東京科学大学未来社会創成研究院DLab+ディレクター、リベラルアーツ研究教育院教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学(文学博士)。第13回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、第42回サントリー学芸賞、第19回日本学術振興会賞、第19回日本学士院学術奨励賞受賞。
    著書『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社)、『手の倫理』(講談社選書メチエ)、『ヴァレリー 芸術と身体の哲学』(講談社学術文庫)、『体の居場所をつくる』(朝日出版社)など。

身体の美学入門―感性から捉えなおす人間の本質(中公新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:中央公論新社
著者名:伊藤 亜紗(著)
発行年月日:2026/06/25
ISBN-10:412102916X
ISBN-13:9784121029164
判型:新書
発売社名:中央公論新社
対象:教養
発行形態:新書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:18cm
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