年貢-せめぎ合う江戸時代の領主と百姓(中公新書) [新書]
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出版社:中央公論新社
販売開始日: 2026/07/22
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年貢-せめぎ合う江戸時代の領主と百姓(中公新書) [新書] の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    第一章 古代から豊臣政権期までの年貢
    第1節 年貢の始まりから戦国時代まで
    年貢の始まり/中世の百姓はなぜ年貢を納めたのか/戦国大名の検地と年貢/村による年貢請負
    第2節 豊臣政権期の検地と年貢徴収
    太閤検地/検地の実際/豊臣政権の年貢徴収法

    第二章 江戸時代の年貢
    第1節 年貢の意味と検地・石高制
    年貢は税か地代か/江戸時代の検地/検地の用具と方法/石高と石高制/石高が年貢高から生産高へ
    第2節 年貢の取り方
    年貢の負担/厘取法と反取法/畝引検見と有毛検見/定免法への転換/年貢のあり方の時期的変化
    第3節 年貢以外のさまざまな負担
    多様な負担/漁村の貢租

    第三章 領主からみた年貢
    第1節 幕府領の場合
    幕府領の年貢/幕府領の石高・年貢収入・年貢率の推移/一八世紀半ば以降の状況/一九世紀(江戸時代後期)の状況
    第2節 大名領の場合
    長州藩(萩藩)/熊本藩など/民政軽視の傾向
    第3節 旗本領の場合
    旗本領の年貢/年貢の地払い/年貢に代わる上納金の賦課/武左衛門の得た特権/先納による年貢の変質/村々による勝手賄

    第四章 百姓からみた年貢
    第1節 江戸時代の村と百姓
    江戸時代の村とは?/村の住民/村の仕組み/村行政と教育・医療・セイフティネット/江戸時代特有の金融慣行
    第2節 年貢を数字でみる
    農業生産力の発展/一反当たり収穫量の増加/百姓にとっての年貢の重さ

    第五章 年貢の賦課から上納まで
    第1節 村における年貢の割付と徴収
    村請制の意義/村に年貢割付状がやってくる/納付証明書に当たる年貢皆済目録/百姓各戸への年貢の割り付け方/村の蔵/重層する年貢請負
    第2節 江戸への年貢米輸送
    幕府領の年貢米輸送と村々の連合/主張する惣代庄屋たち/東北から江戸への年貢米輸送/買納の基準米価をいくらにするか/全国の納惣代の連携/廻米をめぐる百姓と武士

    第六章 年貢をめぐる対立
    第1節 百姓一揆と年貢
    百姓一揆が起こる/前橋藩領の百姓一揆
    第2節 村請制と村方騒動
    百姓が定免法を求める/個々の百姓の年貢額は村が確定する/名主と百姓の納得ずくの年貢勘定/村方騒動が起こる/一つの村から全国を見渡す

    第七章 年貢の矛盾が深まる
    第1節 領主の理念と村の対応
    年貢と村入用――信濃国高島藩領からみる/高島藩の年貢徴収法/徳帳仕法の特徴/村請制と公私分離/村入用と歩割仕法/歩割仕法の特徴/藩の意図と村の抵抗/表と内所、公と私
    第2節 米相場がもたらすトラブル
    松前藩領の酒田買替米/酒田買替米をめぐるトラブル/村役人と小前の対立/酒田買替米が教えること
    第3節 村方騒動から百姓一揆へ
    観音寺村の村方騒動/続く村内トラブル/百姓一揆と検地帳の破棄

    終章 年貢から地租へ
    地租改正と年貢の終焉/年貢とは何だったのか


    参考文献
  • 出版社からのコメント

    負担はどのくらいか、誰がいつ納めるのか、どうやって払うか。領主と百姓の駆け引きとは?年貢の成立から終焉までを巨細に解説する。
  • 内容紹介

    江戸時代、税の中核は年貢だった。
    大名領が石高で表されるように、年貢は社会全体のありようまで規定していた。
    だが、その実体はあまり知られていない。
    検地によって面積と地味を定め、毎年の検見で作柄を調査し、負担額が決まる。
    いつ払うか、貨幣で払うか現物で払うか、どこに納めるか等にも細かな規程があった。
    一方で領主・百姓双方の思惑によって丁々発止の交渉が繰り返された。

    年貢の成立から終焉までを巨細に解説する。
  • 著者について

    渡辺尚志 (ワタナベタカシ)
    1957年東京都生.東京大学文学部国史学科卒.1988年,同大学院博士課程単位取得退学.国文学研究資料館助手,一橋大学社会学部助教授,同大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻歴史社会研究分野(社会史日本)教授等を経て,現在,松戸市立博物館館長.一橋大学名誉教授.1995年「近世の豪農と村落共同体」で東京大学より博士(文学)の学位を取得.専攻・日本近世史,村落史.
    主著『近世の豪農と村落共同体』(東京大学出版会,1994),『江戸時代の村人たち』(山川出版社,1997),『近世の村落と地域社会』(塙書房,2007),『豪農・村落共同体と地域社会』(柏書房,2007),『百姓の力』(柏書房,2008/角川ソフィア文庫,2015),『百姓たちの江戸時代』(ちくまプリマー新書,2009),『村からみた近世』(校倉書房,2010),『日本近世村落論』(岩波書店,2020),『近世の村と百姓』(勉誠出版、2021),『川と海からみた近世』(塙書房、2022),『日本近世・近代村落史研究』(勉誠社、2026),『松戸の江戸時代を知る』①~⑦(たけしま出版、2023~2026)

年貢-せめぎ合う江戸時代の領主と百姓(中公新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:中央公論新社
著者名:渡辺尚志(著)
発行年月日:2026/07
ISBN-10:4121029208
ISBN-13:9784121029201
判型:新書
発売社名:中央公論新社
対象:教養
発行形態:新書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:264ページ
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